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4/15【全日本】新G-REX王者T-Hawkが外敵対決制して初白星 小島はまさかの連敗

『#ajpw チャンピオン・カーニバル2023』名古屋国際会議場(2023年4月15日)
Aブロック公式戦 ○T-Hawkvs小島聡×

 G-REX王者・T-Hawkが外敵対決を制して3戦目で初白星。小島はまさかの連敗となった。

 現在、ヨシタツ、青柳に連敗中のT-Hawkだが、GLEAT4・12後楽園大会で石田凱士を激闘の末に破り、G-REX王座戴冠を果たした。王者としての初陣となったこの日、カーニバル公式戦3戦目に登場。しかも新日本・小島との外敵対決が実現した。

 この二人が対峙すれば、やはり逆水平の打ち合いは避けられない。意地をぶつけ合うように何発も交換し合った。T-Hawkが雪崩式ブレーンバスターで叩き落とせば、小島もすぐさまDDTで譲らず。コジコジカッターをさく裂させても、T-Hawkは後頭部へのケルベロスを突き刺した。

 それでも小島は2発目のケルベロスを低空ラリアットで迎撃。T-Hawkもウラジゴクでぶん投げたが、小島はラリアットをカウンターで叩き込んだ。そのままカバーに入って勝負あったかに思われたが、T-Hawkがひっくり返して押さえ込み、電光石火の3カウントが入った。

 T-Hawkが激闘となった小島との外敵対決を制し、3戦目にして初白星を挙げた。開幕2連敗で始まったカーニバルだが、G-REX王者となったことでT-Hawkには負けられない理由ができた。次戦は明日4・16浜松大会のジュン戦。「チャンピオン・カーニバル、ようやく1勝! 相手が小島聡? いやいや関係ねぇよ相手なんかよ。俺ははじめっからテッペンしか狙ってねぇんだ」と言い切ったT-Hawkは「何でかわかるか? 俺が第3代GLEAT、G-REXチャンピオンだからだ。このままテッペン獲るぞ」と快進撃を宣言してみせた。

 一方、小島はまさかの開幕2連敗。3戦目は明日4・16浜松大会でヨシタツ戦を控える。「どんだけ厳しい戦いさせてくれるんだよ、チャンピオン・カーニバル。どんだけ厳しい戦いさせてくれるんだよ、全日本プロレス。あれだけ偉そうに言った俺がリーグ戦連敗だろ。こんなみじめな姿ないよ」と悔しさをにじませながらも、「逆に言ったら、それが今の全日本プロレスが本物だって証拠だよ。俺は負けたからそんなこと言ってるんじゃなくて、負け惜しみでも何でもなくて、全日本プロレス凄ぇ面白ぇ」と称えた。そして「これで面白くなってきた。開幕2連敗する男が優勝する。こんな痛快なことないだろ」と逆境をプラスに捉えつつ逆転優勝を描いてみせた。


【T-Hawkの話】「勝った? チャンピオン・カーニバル、ようやく1勝! 相手が小島聡? いやいや関係ねぇよ相手なんかよ。俺ははじめっからテッペンしか狙ってねぇんだ。何でかわかるか? 俺が第3代GLEAT、G-REXチャンピオンだからだ。このままテッペン獲るぞ。あぁ、勝った!」

【小島の話】「どんだけ厳しい戦いさせてくれるんだよ、チャンピオン・カーニバル。どんだけ厳しい戦いさせてくれるんだよ、全日本プロレス。あれだけ偉そうに言った俺がリーグ戦連敗だろ。こんなみじめな姿ないよ。だけど、逆に言ったら、それが今の全日本プロレスが本物だって証拠だよ。俺は負けたからそんなこと言ってるんじゃなくて、負け惜しみでも何でもなくて、全日本プロレス凄ぇ面白ぇ。凄ぇ。どこにいたって俺のやることは一つだけど、ただ、いつも勝てるわけがない。常勝なんてありえないから。でも、これで面白くなってきた。開幕2連敗する男が優勝する。こんな痛快なことないだろ」

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