4/15【全日本】逆ローブロー…宮原が本田に報復 2連勝で立て直し成功
『#ajpw チャンピオン・カーニバル2023』名古屋国際会議場(2023年4月15日)
Aブロック公式戦 ○宮原健斗vs本田竜輝×
宮原が予告していた“5分料理"こそならなかったものの、逆ローブローで本田に報復。2連勝で立て直しに成功した。
2019年以来4年ぶりV2を狙う宮原だが、初戦で青柳にシングル初勝利を献上。2戦目ではジュンに逆転勝利を収めたものの、試合後、本田に襲撃されて大の字となる醜態をさらした。
開幕以来いいところなしの宮原はこの日、当の本田と直接対決。開幕前に「5分で終わらせる」と予告すると、本田は秒殺予告で応戦していた。
開始早々、宮原はレフェリー誤爆未遂からのスクールボーイで丸め込んだ本田に秒殺寸前に追い込まれた。得意の場外戦でも劣勢に追い込まれ、エプロンでのパイルドライバーも不発。低空ドロップキック、顔面ドロップキックの連続攻撃で反撃に出ても、スピアーで止められた。
さらに本田はレフェリーとの誤爆を誘って無法地帯を作り上げた。構わず宮原はフロントハイキック、ジャーマン、ブラックアウトと攻勢に出たが、ローブローを食らって苦もん。ラリアットを食らい、ファイナルベントの餌食となりかけた。が、不時着した宮原はローブローでお返し。すかさずブラックアウト、シャットダウン・スープレックス・ホールドとたたみかけて3カウントを奪った。
宮原が本田を破って2連勝し、勝ち点4をマーク。予告していた5分以内の勝利はならなかったものの、お株を奪うローブローで襲撃の借りをキッチリ返した。立て直しを果たした最高男の4戦目は4・22新潟大会。元パートナーでもあるヨシタツと対決する。「クソガキ、現実を思い知ったろ? これまでだ」と格の差を強調した最高男は「史上最大のブーイングキング、さぁ、新潟の皆さん、ヨシタツをブーイングしようぜ」と今から新潟のファンをあおっていた。
開幕2連勝と好調だった本田は3戦目にして初黒星を喫した。4戦目は明日4・16浜松大会。この日、青柳を破って無敗のサイラスと対決する。
【宮原の話】「クソガキ、現実を思い知ったろ? これまでだ。おい、チャンピオン・カーニバル2勝目だよな。さぁ、次は明日浜松でシュレック関根、そして新潟だよな。おい、新潟。ブーイングキング、史上最大のブーイングキング、さぁ、新潟の皆さん、ヨシタツをブーイングしようぜ」
【本田の話】「あぁクソ! 宮原健斗、あんな真似しやがって。クソー! あぁ、痛ぇ! これで1敗か。まぁ、いいや。あいつ絶対どこかでリベンジしてやるよ。明日はサイラス戦があるんだ。あのでかい、あいつをぶっ壊しにいくぞ。あぁ、いってぇ」