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4/16【全日本】石川が元暴走大巨人対決制して初白星 「ここから逆転優勝」宣言

『#ajpw チャンピオン・カーニバル2023』アクトシティ浜松(2023年4月16日)
Bブロック公式戦 ○石川修司vs諏訪魔×

 石川が諏訪魔との元暴走大巨人対決を制し、3戦目にして初白星。好感触をつかんで「ここから逆転優勝します」と宣言した。

 2017年覇者の石川だが、ここまで北斗、レイに連敗。苦しい出足を強いられた。3戦目となったこの日の相手は2連勝中の諏訪魔。元暴走大巨人対決が久々に実現した。

 序盤から石川は諏訪魔の暴走ファイトに防戦一方。スリーパーで動きを止められ、ロープを利してのチョーク攻撃に苦もん。絞首刑にも処された。かと思えばDDT、フロントスープレックスと正攻法を見せる諏訪魔に攻勢を許した。負けじと石川はエルボー合戦に活路を求めたが、ダブルチョップで返り討ちにされ、ジャーマンで投げられた。

 それでもランニングニーリフトを叩き込んで意地の反撃。諏訪魔が左ラリアット、バックドロップの逆襲に出て、スリーパーで絞め上げても大巨人は意地で耐え抜いた。お株を奪うバックドロップで首に爆弾を抱える諏訪魔に大ダメージを与えると、カミゴェ、ランニングニーリフトとで一気呵成。そして最後はジャイアントスラムを爆発させて逆転勝利を決めた。

 石川が激闘の末に諏訪魔を破って3戦目にして初白星を挙げた。「やっと1勝。1勝までが長かった。ちょっと若いヤツらにどんどん負けて、俺自身もやばいなと思ってる部分もあった」とマイナス思考に陥りかけたが、それを払しょくするような快勝。石川は「諏訪魔というキャリアも近くて年も近いヤツと戦って、あいつはどう思ってるか知らないけど、俺個人としては諏訪魔とこうやって公式戦とか、そういう舞台で戦って、お互いのコンディションとか、まだまだいけるぞって気持ちで俺が勝手に感じた」と同世代の諏訪魔との戦いを通じて「これから巻き返せる」手応えをつかんだ。

 次戦は4・22新潟大会の安齊戦。2連勝で勢いづく大型新人を止めたいところ。石川は「若いヤツらの力がどんどん台頭してますけど、47歳、今年20周年、ここから逆転優勝します」と宣言してみせた。

 一方、諏訪魔は元パートナーを地獄に堕とせず、3戦目で初黒星を喫した。次戦は4・22新潟大会。大森との対決を控える。


【石川の話】「いやぁ、やっと1勝。1勝までが長かった。ちょっと若いヤツらにどんどん負けて、俺自身もやばいなと思ってる部分もありましたけど、諏訪魔というキャリアも近くて年も近いヤツと戦って、あいつはどう思ってるか知らないけど、俺個人としては諏訪魔とこうやって公式戦とか、そういう舞台で戦って、お互いのコンディションとか、まだまだいけるぞって気持ちで俺が勝手に感じたんで。で、それに勝ったんで、これから巻き返せると思ってるんで。若いヤツらの力がどんどん台頭してますけど、47歳、今年20周年、ここから逆転優勝します」

※諏訪魔はノーコメント

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