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4/22【全日本】諏訪魔が奥の手で歴代覇者対決制してB首位タイ浮上 大森4連敗

『#ajpw チャンピオン・カーニバル2023』新潟市西川多目的ホール(2023年4月22日)
Bブロック公式戦 ○諏訪魔vs大森隆男×

 諏訪魔が歴代覇者対決を制して3勝目を挙げ、Bブロック首位タイに浮上。4連敗を喫した大森は自力優勝が消滅した。

 2008年覇者・諏訪魔はここまで2勝1敗。開幕2連勝と好調だったが、4・16浜松大会で石川に初黒星を喫した。折り返しの4戦目となったこの日、2014年覇者・大森との歴代優勝者対決に臨んだ。

 ゴングを待たずに奇襲を仕掛けた諏訪魔は場外で大森を暴行。大森もイスやプラ柵を手にして応戦すると、投げ捨てジャーマンを食らっても即座に立ち上がり、アックスボンバーを叩き込んで千載一遇の勝機を掴んだ。が、カバーに入った瞬間、諏訪魔は久々に見せた奥の手の万力固めでクルリ。3カウントを強奪すると、してやったりの表情を浮かべた。

 諏訪魔がわずか3分1秒で大森を料理して3勝目。勝ち点を6に伸ばし、この時点でBブロック首位タイに浮上した。「大森隆男、地獄に送ってやったな。何人目だ? これで。たいしたことねぇな」と満足げな諏訪魔の次戦は明日4・23仙台大会の芦野戦。「地獄へ堕としてやるからな。覚えとけ。おーし、いいか。待ってんじゃねぇか、向こうで」と4人目の地獄巡りを予告した。

 その後、3連勝中だったレイが芦野に初黒星を喫し、諏訪魔の首位タイは変わらず。Bブロック突破がいよいよ見えてきた。一方、大森は悪夢の4連敗。残り3試合に全勝しても勝ち点6で、誰かが勝ち点7以上をマークした時点で脱落が決まる。自力優勝が消滅した大森の次戦は明日4・23仙台大会の石川戦。何とか勝利して一縷の望みを残したいところだ。

【諏訪魔の話】「おい! 楽勝だよ、お前! 大森隆男、お前、こんなもんだ。気抜いてるから…(幕にもたれかかって足をふらつかせて)おっと危ねぇ。大森隆男のせいだ。大森隆男、地獄に送ってやったな。何人目だ? これで。たいしたことねぇな。次だ。明日、芦野。地獄へ堕としてやるからな。覚えとけ。おーし、いいか。待ってんじゃねぇか、向こうで。言わねぇよ」

【大森の話】「何だ? あれ。クルっと回すの。万力固め? どこのどのへんが万力かよく知らねぇけどよ、3つ入ったのか? でもあきらめない! 俺は。あきらめない!」

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