プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

4/23【全日本】石川3連勝でB2位タイ浮上 大森5連敗で脱落

『#ajpw チャンピオン・カーニバル2023』夢メッセみやぎ西館ホール(仙台市)(2023年4月23日)
Bブロック公式戦 ○石川修司vs大森隆男×

 石川が3勝目でBブロック2位タイに浮上。5連敗を喫した大森は脱落が決まってしまった。

 開幕2連敗となった2017年覇者・石川だが、諏訪魔、安齊に連勝して立て直した。5戦目となったこの日、2014年覇者・大森と対決。負ければ脱落が決まる大森はリング内外でチョップ合戦を展開するなど意地むき出しの戦いぶりを見せた。石川もアックスボンバーをラリアットで相打ちに持ち込んで譲らず。最後も斧爆弾を狙った大森を空中胴締め落としで迎撃して3カウントを奪った。

 石川が歴代覇者対決を制して3連勝。勝ち点を6に伸ばし、Bブロック2位タイまで巻き返した。公式戦は4・25後楽園大会の征矢戦、4・30大阪大会の芦野戦のみ。首位のレイと2点差で、決勝に勝ち進むためには連勝が絶対条件となる。「よし、これでまだ通過の可能性が広がったと思う」と手応えを得た大巨人は「今年キャリア20年のそういう隠し技も見せながら突破、優勝。5月7日の決勝、俺がリングに立ちたい」と誓った。

 一方、大森はまさかの5連敗で未だ勝ち星なし。野村直矢の代打として名乗りを上げ、6年ぶりの出場を果たしたものの脱落が決まってしまった。それでも「大森隆男にとって消化試合というものは1試合もないよ。他の選手の足引っ張るとか、そんな気はないけども、俺は最後まで…基本は1試合1試合だから。まだ得点を積み重ねるよ」と一戦入魂で白星をつかみ取る構えを見せていた。

【石川の話】「これで3勝? よし、これでまだ通過の可能性が広がったと思うんで。大森隆男、いいチョップ、気持ちよかった。でも俺は先を考えてるから。正面突破してもいいと思ったけど、ここはやっぱりこういうところもあるよっていうのも見せなきゃいけないんで。今年キャリア20年のそういう隠し技も見せながら突破、優勝。5月7日の決勝、俺がリングに立ちたいなと思います」

【大森の話】「あぁ、巨体が降ってきたな、巨体が。まだでも大森隆男、優勝の可能性あるだろ? (残念ながら脱落が決まったが?)そうか。でも星の上では脱落したかもしれない。大森隆男にとって消化試合というものは1試合もないよ。他の選手の足引っ張るとか、そんな気はないけども、俺は最後まで…基本は1試合1試合だから。まだ得点を積み重ねるよ。1点も取ってないけど、重ねる」

プロ格 情報局