5/3【全日本】ドリーPWF会長が腹部大動脈瘤手術で欠場の大仁田にアジアタッグ返上を勧告
ドリー・ファンク・ジュニアPWF会長が大仁田厚にアジアタッグ王座返上を勧告した。
ヨシタツと組んでアジアタッグ王座を保持する大仁田はFMWE4・29鶴見大会で石川修司&佐藤光留を退け、2度目の防衛に成功。試合後、腹部大動脈瘤(りゅう)を患い、今月9日に手術を受けることを告白した。
大仁田は参戦が決まっている6・11郡山大会での早期復帰を宣言しているが、大動脈瘤は死に直結する可能性もある重病。この日、声明を出したドリー会長は「PWF会長として、これ以上、ミスター大仁田を危険にさらすことはできません。直ちにアジアタッグ王座を返上して、手術に挑んで病気と向き合ってもらいたい」と勧告した。
「ミスター大仁田、辛い気持ちはわかる。今は身体の事だけを考え、手術に挑んでもらいたい」と気遣ったドリー会長は「手術が無事に成功し、またリングに戻って来たら、電流爆破でも、ハードコアでも何でも認めるので、アジアタッグ王座に挑めばよいじゃないか?」と提案。「とにかく今は手術で病に打ち勝つことが先決だよ」と強調した。
PWF会長からの王座返上勧告は異例のこと。大仁田は4・29鶴見大会の試合後、「僕らチャンピオンですから申し訳ないですけど、返還するつもりは全くありません」と発言していたが、これを受けてどのような決断を下すのか。
☆ドリー・ファンク・ジュニアPWF会長のコメント
ミナサマ、こんにちは。
ドリー・ファンク・ジュニアPWF会長です。
アジアタッグチャンピオンであるミスター大仁田が腹部大動脈瘤(りゅう)という大病を患い、緊急手術を行
うという報告を受けました。
PWF会長として、これ以上、ミスター大仁田を危険にさらすことはできません。
直ちにアジアタッグ王座を返上して、手術に挑んで病気と向き合ってもらいたい。
パートナーのヨシタツには申し訳ないが、私はアジアタッグ王座の返上を、ミスター大仁田、並びにオールジャパンに勧告致します。
ミスター大仁田、辛い気持ちはわかる。今は身体の事だけを考え、手術に挑んでもらいたい。
このままチャンピオンでいることは容易ではない。
手術が無事に成功し、またリングに戻って来たら、電流爆破でも、ハードコアでも、何でも認めるので、アジアタッグ王座に挑めばよいじゃないか?
とにかく今は手術で病に打ち勝つことが先決だよ。
解ってくれたまえ。
手術の成功を心から祈っているよ、ミスター大仁田。
never quit!
never quit!!
never quit!!!
ガンバッテクダサイ!
May 2,2023
PWF会長
ドリー・ファンク・ジュニア