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6/3【全日本】永田が6・17大田区三冠V3戦へ3本のベルト復活を要望

『全日本プロレス チャリティ町田大会〜原点回帰 51周年ありがとう 王者の魂〜』サン町田旭体育館(2023年6月3日)
○永田裕志&小島聡vs斉藤レイ&斉藤ジュン×

 永田が6・17大田区大会での三冠王座V3戦へ向けて3本のベルト復活を熱望した。

 三冠生誕の地・大田区で安齊とのV3戦を控える永田。この日は小島との第三世代コンビを結成し、ジュン&レイのSAITO BROTHERSと激突した。

 奇襲攻撃で出鼻をくじかれた永田はSAITO BROTHERSの波状攻撃を浴びたが、エクスプロイダーでジュンを投げ、ナガタロックIIで絞め上げるなど三冠王者の実力をいかんなく発揮した。

 終盤にはマーダーバッグの餌食となりかけたが、ここで諏訪魔が現れた。SAITO BROTHERSはこれに気を取られ、そのスキを突いて小島がレイに豪腕ラリアット、永田がジュンに浴びせ蹴りをさく裂。バックドロップホールドでジュンを仕留めた。

 諏訪魔に加勢される形となったが、永田が快勝。安齊とのV3戦へ向けて好調ぶりを見せつけた。試合後、永田は「これだけ全日本プロレスの会場を盛り上げてきた俺に一つ全日本プロレスにお願いがあります」とし、3本のベルト復活を要望した。

 三冠統一2日前の89年4月16日、後楽園ホールで無効試合に終わった「ジャンボ鶴田vsスタン・ハンセン」の統一戦を生観戦している永田にとって、やはり三冠と言えばインター、PWF、UNの3本のベルト。「三冠ヘビー級のこのベルトも凄く味わい深くていいんだけど、やはり3本のベルトを掲げて入場したい」というのが永田の希望だ。当日はその端緒に関わっているスタン・ハンセン氏も来場するとあって、「スタン・ハンセンさんが来られるのであれば、三冠のベルトをぜひ僕の腰、両肩につけた状態でリングに上がらせてほしい」と強調した。

 3本のベルト復活が実現すれば2021年6・26大田区大会での新王者決定巴戦以来2年ぶり。永田は三冠生誕の地で全日本の至宝の歴史も背負って安齊の前に立つつもりだ。


【永田の話】「まあ、この間のT-Hawk戦で三冠王座V2を成し遂げて、次の6月17日、大田区大会で全日本プロレスの未来を担う安齊勇馬と防衛戦をやることになりました。大田区体育館の三冠戦、今回2回目なんだけど、前回は最初だったんで、特に希望とかそういうものは言わなかったんで。これだけ全日本プロレスの会場を盛り上げてきた俺に一つ全日本プロレスにお願いがあります。三冠ベルト発祥の地が大田区体育館ならば、俺は統一されたその時にリアルタイムで学生時代にテレビだったけど見ているし、三冠統一される2日前の後楽園ホールで実際にお客として観に行っているあれもありますし。三冠ヘビー級のこのベルトも凄く味わい深くていいんだけど、やはり3本のベルトを掲げて入場したいという凄い大きな俺の希望があります。これだけ全日本プロレスを盛り上げている俺に対して、俺の一つの願いとして、ジャイアント馬場家、馬場さんのご遺族の方々が、もし俺の願いを叶えてくれるのならば、当日は3本のあのベルトを掲げてリングに上がりたい。で、防衛して、またそれを持ち帰りたいという大きな願いがあります。全日本プロレスに上がって1年近く経つ中で、段々と永田裕志という存在感は地に足がついて、全日本プロレスでこれだけいろんな意味で貢献しているというのがありますので。僕からのお願いを叶えていただいてもいいんじゃないかなと思います。ぜひ6月17日、三冠ヘビー級選手権。当日は確かスタン・ハンセンさんも来るんじゃないですか。確かスタン・ハンセンさんが統一戦の対戦相手だったと思いますんで。ジャンボ鶴田さんとの統一戦、あれはテレビでしっかり見ました。その2日前の反則決着も俺はしっかり観てるし、当日にスタン・ハンセンさんが来られるのであれば、三冠のベルトをぜひ僕の腰、両肩につけた状態でリングに上がらせてほしい。これが僕からのお願いです。よろしくお願いします。ゼァ」

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