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6/11【全日本】安齊が三冠前哨戦で快勝 永田に通告「あなたがベルト持ってるのは17日まで」

『#ajpw ダイナマイトシリーズ2023〜ステーキハウス寿楽 presents〜』ビッグパレットふくしま(郡山市)(2023年6月11日)
○安齊勇馬&宮原健斗vs永田裕志&吉江豊×

 安齊が王者・永田の眼前で吉江を破り、三冠初挑戦へ向けて弾み。新時代到来を見据えて「永田さん、あなたがそのベルトを持ってるのは17日までです」と通告した。

 6・17大田区大会で三冠ベルト初挑戦を果たす安齊は史上最年少&最速戴冠を狙う。2日前のALL TOGETHER両国大会では同じコーナーに立ったが、この日はそれぞれ宮原、吉江をパートナーに2度目の前哨戦に臨んだ。

 気合十分の安齊は開始早々、永田に突っかかり、ショルダータックルで何度もなぎ倒した。中盤には永田と吉江の集中砲火に捕まったもののドロップキックで打開。永田をフロントスープレックス、ダブルアームスープレックスで投げまくった。

 ジャーマンが不発に終わり、永田の白目式腕固めに捕まったが、安齊は沈まず。終盤にはジャンピングニーで永田を蹴散らし、吉江にもジャンピングニーを見舞うとジャーマンで巨体を完璧に投げて3カウントを奪った。

 安齊が2度目の前哨戦に快勝。王者・永田の眼前で勢いを見せつけた。試合後、安齊は「永田さん、あなたがそのベルトを持ってるのは17日までです。絶対俺が取り返して時代を変えます」と力強く通告した。

 気持ちと攻めの姿勢を前面に打ち出す安齊を王者・永田は「あれは王道じゃなくて闘魂だよ。安齊、いつの間にか我々、新日本プロレス勢と戦ってるうちに闘魂、戦う心、ストロングスタイル。それを吸収し始めて、それを出すようになってきたんじゃない。いいことじゃない」と評価。「叩いて叩いて、そこから這い上がってきた者だけがトップに立てる。だからこれ獲ってみろよ」と投げかけた永田だが、翌日にはプロデュース興行6・18佐倉大会を控える。だからこそ「お前の腰に巻かれたベルトを佐倉大会で披露されても困るんだよ。俺が巻いていかないことには申し訳ない。これだけは譲れない」と勝負に徹する構えだ。


【安齊の話】「今日は俺が吉江さんからスリー。大田区では三冠チャンピオン永田裕志から必ず俺がスリー獲って時代を変えます」

【永田の話】「安齊いきなり突っかかって来たね。いいじゃない。でもよく考えてみたら、あれは王道じゃなくて闘魂だよ。安齊、いつの間にか我々、新日本プロレス勢と戦ってるうちに闘魂、戦う心、ストロングスタイル。それを吸収し始めて、それを出すようになってきたんじゃない? いいことじゃない。だったら俺は潰しがいがある。叩いて叩いて、そこから這い上がってきた者だけがトップに立てる。だからこれ獲ってみろよ。安齊、獲ってみろ、お前らの象徴を。トリプルクラウン、三冠ヘビー級王座、このベルトと安齊に我々、新日本勢は闘魂を植えつけたから。その闘魂むき出しの安齊いいじゃない。我々の流儀に従って谷底に叩き落としてやる。安齊、最高だよ。だから潰しがいがあるんだよ。たいしたもんだ、あいつは。残念ながらこのベルトは大田区で渡すわけにいかない。なぜなら6月18日、千葉県佐倉市民体育館『永田裕志Produce Blue Justice XII〜青義回帰〜』にこのベルトをお披露目しなきゃいけない。お前の腰に巻かれたベルトを佐倉大会で披露されても困るんだよ。俺が巻いていかないことには申し訳ない。これだけは譲れないんで。安齊、楽しみになってきたよ」

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