6/17【全日本】復活GURENTAIが快勝 鈴木は再会約束「またいつかじゃないよ。また必ずだ」
『#ajpw ダイナマイトシリーズ2023〜New Age MANIAx〜』大田区総合体育館(2023年6月17日)
○鈴木みのる&太陽ケア&MAZADAvs斉藤ジュン&斉藤レイ&歳三×
限定復活となったGURENTAIがブードゥー・マーダーズに快勝。鈴木は「いつかじゃないよ。また必ずだ」とケアと再会を誓い合った。
GURENTAIは2008年に鈴木、ケアにNOSAWA論外、MAZADAら東京愚連隊メンバーによって結成。その後、帝王・高山善廣も加入した。鈴木&ケアが世界タッグ、鈴木&論外がアジアタッグ、高山が三冠と世界ジュニアを除くすべてのベルトを独占したが、鈴木がチャンピオン・カーニバル連覇を果たした2010年4月に活動休止となった。
今回、ケアが6・15後楽園、6・17大田区の2大会に参戦。2日前に鈴木と再会対決を果たしたが、今回は鈴木&MAZADAとGURENTAIを再結成し、ジュン&レイ&歳三のVMと激突した。
当時、ソニーミュージックから公式テーマ曲として認定された「HERO」に乗って入場したGURENTAI。パウダー攻撃などVMのヒール殺法に苦しめられたものの、マーダーバッグ葬を阻止すると、GURENTAIが元祖であるブラインドタッチを駆使して反撃を開始。ケアがハリケーンスパイク、サンケアキックと得意技を連発してレイを攻め立てた。
ブラインドタッチで登場した鈴木は、ケアが回転エビ固めで動きを止めたレイにランニングローキックをさく裂。MAZADAがレイを場外に転落させてフォローすると、鈴木が歳三、ケアがジュンをスリーパーで同時に絞め上げた。そして鈴木がゴッチ式パイルドライバーで歳三を仕留めた。
復活・GURENTAIがVMを粉砕。10年以上のブランクがあっても3人の呼吸は一糸乱れず。再結成で健在ぶりを示した。「パッパッとリング上で目と目が合うと、同じこと考えてるから、できるんだよね」と鈴木が豪語すると、ケアも「話さなくてもできる。ワカリマセン」と呼応。「またいつか組みたい?」と問われると、鈴木は「またいつかじゃないよ。また必ずだ」と言い切ってみせた。
【試合後の鈴木&ケア&MAZADA】
▼鈴木「カモン、ハワイアンガキ大将」
▼MAZADA「お疲れ様でした!」
▼鈴木「サンキュー」
▼MAZADA「ありがとうございました」
▼ケア「アリガトウ」
▼鈴木「こいつ帰ってきたよ」
▼ケア「ホントウニアリガトウゴザイマシタ。ニホン、ヒサシブリ」
▼鈴木「(英語で)4年? 5年?」
▼ケア「4年ぶり」
▼MAZADA「長いね」
▼ケア「ヒサシブリ」
▼MAZADA「やっぱり鈴木さんとはこうやるより、こうなっていたほうが絶対いいと思います。そのほうが絶対いいです」
▼ケア「サッキノハナシ、ナンネンマエ?」
▼鈴木「前にGURENTAIをやっていたのはもう15年前だ」
▼ケア「スゴイ。ホントウニスゴイ」
▼鈴木「でも、パッパッとリング上で目と目が合うと、同じこと考えてるから、できるんだよね」
▼ケア「話さなくてもできる。ワカリマセン」
▼鈴木「マジ日本語ヘタクソだからね」
▼ケア「ハイ。スゴイヘタクソ」
――またいつかタッグを組みたい?
▼鈴木「またいつかじゃないよ。また必ずだ」
▼MAZADA「このクオリティー、すぐでしょ、どう考えても。こんなトリオいないでしょう。見てわかったんじゃないですか。そういうことなんですよ」
▼鈴木「俺たちが何をしてきたか。相手に技をかける。相手をやっつける。それだけじゃない。この会場全部を掌握することだ。これをGURENTAIの力って言うんだ。また会いましょう。サンキュー」
▼MAZADA「ありがとうございました」
▼鈴木「あれ、1人足りねえな。1人足りねえな。どこ行った?」
▼MAZADA「リタイアしました」
▼鈴木「辞めたのか、あいつは」
▼MAZADA「廃業です」
▼鈴木「廃業だ。じゃあ、呼びに行こうよ、あいつ。とりあえずコーヒー買いに行かせる」
【試合後のジュン&レイ】
▼レイ「クソ。ブードゥー・マーダーズがまた負けちまったな。だが、いいか。今日はあいつらGURENTAIのチームワークに負けたんだ。それはヤツらのほうが一枚上手だった。だがな、いいか、鈴木みのる。前回も今回もやりやがって。いいか、これで終わりじゃねえからな。次はぶっ潰してやる」
▼ジュン「こんなんで終わったと思うなよ」