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8/19【全日本】石川が綾部との巨人対決制して2回戦へ「優勝、その文字しか見えない」

『#ajpw 王道トーナメント 10th』後楽園ホール(2023年8月19日)
1回戦 ○石川修司vs綾部蓮×

 石川が綾部との巨人対決を制し、1回戦を突破。「優勝、その文字しか見えない」と王道トーナメント初制覇を見据えた。

 石川は意外にも王道トーナメント未制覇で、最高が2017年の準優勝。初優勝を狙う大巨人がこの日、綾部との1回戦に臨んだ。

 「全日本で何としても結果を出したい」と今大会にかけていた綾部の猛攻が石川を苦しめた。エルボー合戦で真っ向から譲らない綾部を胴締めスリーパー、コブラクラッチで削りにかかったが、ランニングネックブリーカードロップで反撃した綾部はコーナーに上がった石川をドロップキックで場外に蹴落とした。

 終盤には綾部がドロップキック、ファルコンアローで攻勢に出て、エルボー合戦で火花を散らすと、綾部は不敵な笑みを浮かべた。これまで見せたこともない表情に場内がどよめく中、石川はラリアット、ファイアーサンダーの波状攻撃で鎮圧。ランニングニーリフト、カミゴェ、ランニングニーリフトとヒザの雨を降らせて3カウントを奪った。

 石川が巨人対決を制して1回戦を突破。8・22新木場大会での2回戦で田村男児と対決することになった。「高さという武器を食らってみて、本当にダメージとして残るっていうのは、スゲェ試合をしてみて実感して。彼の急成長を本当に肌で感じました」と称えた石川は「今日、綾部という本当にデカいヤツに勝ったんで、もう俺には優勝しか見えてない」と断言。3日後の2回戦へ向けて「田村男児。凄い試合だったよ、第1試合。でも、俺は負けないから。優勝、その文字しか見えない。必ず優勝します」と誓ってみせた。


【石川の話】「綾部とシングルマッチをやったのは、彼の所属する団体でシングルマッチして以来。やっぱり高さという武器を食らってみて、本当にダメージとして残るっていうのは、スゲェ試合をしてみて実感して。彼の急成長を本当に肌で感じました。勝ったから言うけど、彼の成長は凄いから、やっぱりプロレスは綾部蓮、野球だったら巨人の秋広(優人)、この2人をチェックしていかないとスポーツ業界で遅れるんで、追っていってほしいなと思いますし。今日、綾部という本当にデカいヤツに勝ったんで、もう俺には優勝しか見えてない。2回戦、田村男児。凄い試合だったよ、第1試合。でも、俺は負けないから。優勝、その文字しか見えない。必ず優勝します」

【綾部の話】「今年は何としても結果を残さなきゃいけない年で。結果とインパクトを残して、全日本プロレスはもちろん、他のプロレス界に自分の存在を響かせていって。なのに、1回戦負けか。メチャメチャ悔しい。ただ、石川さん、メチャクチャ強かった。それ以外の言葉が出てこない。普段タッグを組んでるから、こうやって戦う機会はあんまなかったけど、今日ガッチリ久々に戦って、その強さっていうのを再体感しました。自分が目指すデカくて最強のレスラーというのは、ああいう石川さんみたいな選手なのかもしれない。ただ、真似とかするんじゃなくて、タッグを組みながら、吸収できるもんを全て吸収して、唯一無二の綾部蓮というレスラー像を築き上げて。今日は負けたけど、必ずプロレス界、自分が先頭に立ってやるよ」

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