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8/21【全日本】宮原が亮生を熱戦撃破で連覇へ始動 本田との2回戦決定で「スーパースターの意地を見させてもらう」

『#ajpw 王道トーナメント 10th』新木場1stRING(2023年8月21日)
1回戦 ○宮原健斗vs青柳亮生×

 宮原が熱戦の末に亮生を破り1回戦を突破。史上二人目の連覇へ向けて始動した。

 昨年覇者・宮原は諏訪魔(2016年、2017年)に次ぐ二人目の連覇を狙う。過去2度の優勝後はいずれも三冠王者に返り咲いており、最高男はその法則発動を見据え、V3を達成し、9・3長岡大会で三冠に挑戦する構えだ。

 1回戦の相手は前世界ジュニア王者でもある亮生。全日ジュニア新時代のエースと白熱の攻防を繰り広げた。先手を取ったのは宮原。場外戦でヘッドバットを見舞い、花道上でDDTを敢行した。亮生がケブラーダで打開を図っても飛ばせず。ハンドスプリングレッグラリアットで反撃されても、ムーンサルトを自爆させてブラックアウトをぶち込んだ。

 このまま終われない亮生もトラースキック、フィッシャーマンスープレックスと必死の反撃に出る。スタンドブラックアウトを食らっても、次の瞬間、キリモミ式ジャンピングハイキックを発射。ムーンサルトを連発して攻め立てた。が、続くファイアーバードを自爆させた宮原は丸め込みを連発する亮生を二段式ジャーマンで返り討ち。すかさずシャットダウン・スープレックス・ホールドを爆発させて3カウントを奪った。

 宮原が亮生に苦戦を強いられながらも快勝。1回戦を突破し、連覇とV3へ向けて始動した。「順当勝ち」を強調した最高男は「さぁ、2回戦。青柳優馬なのか、本田竜輝なのか。まぁ、どちらが順当に来ようが俺は今回の王道トーナメントを優勝して、三冠ベルトを狙ってるんだ。プロレスファン、勘違いするなよ。俺は常にキラキラ輝くトロフィーやチャンピオンベルトを狙ってる」と頂点返り咲きにかける思いを爆発させた。

 2回戦は明日8・22新木場大会。メインで三冠王者・青柳優馬を破った本田竜輝との対決が決まった。その試合後、リング上で本田と対峙した宮原は「ただ全日本プロレスを盛り上げるためだけにプロレスをやってるわけじゃないんだよ。俺は常に三冠ベルトを狙ってんだよ。そのためにはな、王道トーナメントを優勝しなきゃいけない。そして日本全国のプロレスファンが俺の優勝を待ち望んでるんだ」と豪語。本田に向かって「今の勢いは認めよう。ただ、明日はスーパースターの意地を見させてもらおうか」と通告していた。

【宮原の話】「おい! おい! 言った通りだ。順当勝ちだ。さあ、ここまでは順当通り。さぁ、2回戦。青柳優馬なのか、本田竜輝なのか。まあ、どちらが順当に来ようが俺は今回の王道トーナメントを優勝して、三冠ベルトを狙ってるんだ。プロレスファン、勘違いするなよ。俺は常にキラキラ輝くトロフィーやチャンピオンベルトを狙ってる。本田竜輝か青柳優馬。さぁ、どっちだ?」

【亮生の話】「クソ。スーパースター・宮原健斗、みんなが認めるスーパースターだってことを改めて感じました。そして、必ずあの男を超えないとプロレス界の、いや、全日本プロレスですらスーパースターになれないのかもしれません。ジュニアのエースだなんて言われてますけど、この通り今は何もない。1回戦敗退。少し考えていかないとダメなようです。まぁ、青柳亮生は明るく楽しく激しくやっていきますけど」

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