8/21【全日本】2年ぶりV4へ諏訪魔が圧巻の阿部24秒殺

『#ajpw 王道トーナメント 10th』新木場1stRING(2023年8月21日)
1回戦 ○諏訪魔vs阿部史典×

　諏訪魔が阿部を24秒殺に葬り、王道トーナメント4度目の優勝へ向けて始動した。

　2016年、2017年、2021年と最多3度の優勝歴を誇る諏訪魔は今年、2年ぶり4度目の優勝を狙う。1回戦の相手は初出場の阿部。8・12保土ヶ谷大会で大乱闘を繰り広げ、「阿部は泣かしてやる」と予告していた。

　阿部も「どんな手を使っても、どんな姿になっても私はこの諏訪魔選手を倒します」と諏訪魔狩りに燃えて初の王道トーナメントに出陣。レフェリーのボディチェックを受けている諏訪魔に襲いかかると、伊良部パンチをさく裂。逆さ押さえ込みで丸め込み、ビンタ連打、伊良部パンチと一気に仕掛けた。が、諏訪魔はドロップキックを発射。この一撃で3カウントを奪った。

　要した時間は24秒。諏訪魔が阿部を秒殺に葬る圧巻の勝利で2回戦進出を決めた。「あの野郎、ぶん殴ってきやがって。てめぇ、この野郎。一気にお前、怒りがこみ上げてきた」とは言うものの、「とっさに出たな。ただ、いいよ。泣かしてやったんだから」と満足げに振り返った。

　明日8・22新木場大会での2回戦の相手は田村ハヤトに決定。試合後のリング上にやってきた田村とにらみ合った諏訪魔は「凄ぇ体だけはガッチリしてんじゃねぇか。これはぶつかり甲斐のあるヤツだなって思った。壊し甲斐があるな、あれは」と昂るばかり。「また明日。ストレス解消マッチだ。メチャメチャにしてやる」と予告していた。

【諏訪魔の話】「あの野郎、ぶん殴ってきやがって。てめぇ、この野郎。一気にお前、怒りがこみ上げてきた。とっさに出たな。ただ、いいよ。泣かしてやったんだから。最後なんだ? 田村ハヤトが出てきて。なんだよ、お前。凄ぇ体だけはガッチリしてんじゃねぇか。これはぶつかり甲斐のあるヤツだなって思った。壊し甲斐があるな、あれは。まぁ、いいよ。また明日。ストレス解消マッチだ。メチャメチャにしてやる。わかったか」

【阿部の話】「0か100かだったんですけど。いや、悔しいな。ホントに悔しいっすね。まぁ、まだまだ生きてるし、またここから。必ず諏訪魔をいつか倒すまで、このまま強くなり続けるだけです。ありがとうございました」