9/14【全日本】光留がリンダマン眼前でジュンジェ料理 世界ジュニア戦へ「全然痛くありませんでした」
『#ajpw ジャイアントシリーズ2023』新木場1stRING(2023年9月14日)
○佐藤光留&アンディ・ウーvsエル・リンダマン&ジュンジェ×
世界ジュニア前哨戦は挑戦者・光留が王者・リンダマンの眼前でジュンジェを料理。タイトルマッチに向けて、「全然痛くありませんでした」と強調した。
GLEAT8・23後楽園大会でリンダマンがライジングHAYATOを退け、世界ジュニア2度目の防衛に成功。試合後、光留が挑戦を表明し、9・23後楽園大会でのタイトルマッチが決まった。この日、リンダマンがジュンジェ、光留がアンディとそれぞれ組んで最初で最後の前哨戦。制したのは光留だった。
序盤は緊張感溢れる関節技合戦で互角の攻防を繰り広げた2人。再び対峙すると、一転して激しい打撃戦に。光留は「全然痛くありません」と叫んでミドルキックをねじ込むが、リンダマンはつま先をしつこく踏みつけて追撃を封じると、バックドロップで豪快にぶん投げた。
しかし、試合を制したのは光留だった。ジュンジェが大技ラッシュに出ると、リンダマンもミサイルキックで援護射撃し、トペコンヒーロでアンディを分断。ここがチャンスとジュンジェはローリングラリアットの構えに。読んだ光留はデスバレーボムで突き刺すと、スタンディングのアームロックから脇固めに移行。絞めに絞めてジュンジェから鮮やかにギブアップを奪った。
ベルト奪回に弾みをつけた光留は「エル・リンダマン、全然痛くなかったですね。びっくりしたよ。あれがGLEATなんだ。俺が知ってるもっとGLEATの下の下のほうだと思ってたヤツらはもうちょっと肝が据わってたぜ。プロレスというものにもう少し何かあったぜ」とリンダマンとの戦いに手応えを感じなかった様子。今大会のオープニングでライジングHAYATOがジュニアのシングルリーグ戦『Jr. BATTLE OF GLORY』の開催をアピールしたが、「次の世界ジュニア王者は佐藤光留だから。発言権があるのはチャンピオンだけだから。獲ったら俺も言おうと思ってたんだから。ダメだよ、先に言っちゃ。連絡ちょうだいよ」と早くもベルト奪回後の動きまで見据えた。
一方、リンダマンは「佐藤光留が強いのは今日見て再確認できたし、昔からわかってたことだからね。9月23日、世界ジュニアタイトルマッチは厳しい戦いになることは自分が一番よくわかってるから。今日の佐藤光留のあのサブミッションを見て、怖いし楽しみ」と直接対決を経て、改めて光留を警戒していた。
【光留の話】「全然痛くありませんでしたね。エル・リンダマン、全然痛くなかったですね。びっくりしたよ。あれがGLEATなんだ。俺が知ってるもっとGLEATの下の下のほうだと思ってたヤツらはもうちょっと肝が据わってたぜ。プロレスというものにもう少し何かあったぜ。何がとは言わないが、でも何かあったぜ。あんまりだよ。そんななかったな。前にやったヤツはもうちょっとだったけどな。もう1人のヤツは名前もわかんねえ。松本崇寿に似てた。そんなことはいいんだよ。おい、ライジングHAYATO。ちょっとちょっと待ってくださいよ。連絡先知ってるじゃん? なんで俺に一言も言わずにジュニアリーグ開催しようとしてる? これまたチャンピオン不在でまたやることになるみたいなこと言うんでしょ。勘弁してくれよ。次の世界ジュニア王者は佐藤光留だから。発言権があるのはチャンピオンだけだから。獲ったら俺も言おうと思ってたんだから。ダメだよ、先に言っちゃ。連絡ちょうだいよ。パチンコばっかやってんでしょ? 俺もやってるんだから。頼むよ」
【リンダマンの話】「一本取られちゃったね。まあ、しょうがないしょうがない。佐藤光留が強いのは今日見て再確認できたし、昔からわかってたことだからね。9月23日、世界ジュニアタイトルマッチは厳しい戦いになることは自分が一番よくわかってるから。今日の佐藤光留のあのサブミッションを見て、怖いし楽しみ。そんな心境ですね。ジュンジェ、まだまだステップアップしていくしかないから。頑張っていきましょう」