12/3【全日本】ジュンが新技で綾部料理 斉藤ブラザーズが巨人タッグに雪辱で首位タイ浮上

『レック presents #ajpw 世界最強タッグ決定リーグ戦 2023』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第2競技場(2023年12月3日)
「#ajpw 世界最強タッグ決定リーグ戦 2023」公式戦 ○斉藤ジュン＆斉藤レイvs石川修司&綾部蓮×

　ジュンが新技「サイコドリーム」で綾部を料理し、斉藤ブラザーズが巨人タッグに雪辱を遂げて5勝目。首位タイで最終公式戦を迎えることになった。

　ジュン&レイはここまで勝ち点8。世界タッグ王者ながら3敗を喫してきた。8戦目となったこの日は石川&綾部と激突。11・5札幌大会以来の再戦で、前回敗れている二人にとっては雪辱戦となった。

　斉藤ブラザーズは綾部に照準を絞って優位に進めたが、ジュンが石川にラリアット合戦で押され、綾部のランニングネックブリーカードロップで二人まとめてなぎ倒されるなど攻勢を許した。それでも巨人タッグの合体雪崩式ブレーンバスターは決めさせず。コーナー上の綾部をレイがパワーボムで叩きつけると、ジュンはダイビングラリアットを発射。ダブルブレーンバスターを敢行するなど流れを引き寄せた。

　石川が加勢に飛び込んでも。レイが張り手、ジュンがラリアットで撃退。孤立した綾部をダブルチョークスラムで叩きつけると、最後はジュンがコブラクラッチ式キャメルクラッチで絞め上げてレフェリーストップ勝ちを決めた。

　斉藤ブラザーズが巨人タッグに雪辱を遂げて5勝目。勝ち点を10に伸ばし、首位タイに再浮上した。あとは12・6後楽園大会の本田&安齊戦を残すのみ。同じく首位の諏訪魔&鈴木、中嶋&北斗と進出決定戦にもつれ込む可能性もあるが、タッグダブル制覇を成し遂げるには勝利しかない。

　その原動力の一つとなりそうなのがこの日みせたジュンのフィニッシュ。その名も「サイコドリーム」で、これまでギブアップを奪う技が少なかった二人にとって大きな武器となりそうだ。「最後に決めた技はサイコドリームだ。綾部、いい夢見れたか?」と勝ち誇ったジュンは「New Periodか。Newを俺たちがはじきとって、ただのPeriodにしてやる」と宣言。レイも「最強タッグまだまだこれからだ。楽しみにしてろ!」と吠えまくった。

【試合後のジュン&レイ】

▼レイ「フォー! 勝ったぜ」

▼ジュン「最後に決めた技はサイコドリームだ。綾部、いい夢見れたか?」

▼レイ「これで俺たちの勝ち点は10点か。最強タッグまだまだこれからだ。楽しみにしてろ!」

▼ジュン「次は誰だ? New Periodか。Newを俺たちがはじきとって、ただのPeriodにしてやる」

▼レイ「DOOM! カモーン!」

【試合後の石川&綾部】

▼石川「世界タッグ、GLEATのタッグ王者、強い。強いのはわかってるよ。もう一回、またもっとタッグチームの力つけて、また彼らが、あいつらが持ってるベルトに挑戦できるように頑張ろう」

▼綾部「本当に自分が情けなくてしょうがない。結果が出せなくて。でもこのリーグ戦、結果出せなかったけど心は折れてねえから。前向いて残り1戦、何が何でも勝つ。それだけだ」