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12/6【全日本】稔が4WAY戦制してGAORA王座V3 敗戦・めんそーれの再挑戦要求を受諾

『レック presents #ajpw 世界最強タッグ決定リーグ戦 2023』後楽園ホール(2023年12月6日)
GAORA TVチャンピオンシップ4WAYマッチ ○田中稔vs大森隆男vsヨシ・タツvsブラックめんそーれ×

 全日勢の奪還ならず。稔が4WAY戦を制してGAORA王座3度目の防衛。敗れためんそーれが再挑戦をアピールし、両者によるタイトルマッチが浮上した。

 1・22後楽園大会でGAORA王座を戴冠した稔はホームリングのGLEATで2度の防衛に成功。この日、全日マットでV3戦を迎えた。挑戦者は大森、ヨシ・タツ、めんそーれ。奪還を誓う全日3人衆との4WAY戦となった。

 混戦模様の中、めんそーれは稔相手にエルボー合戦を展開し、頭突きも撃ち込んでベルト獲りにかける思いをむき出しに。終盤にはスネークスパイクでヨシ・タツを攻め込んだものの、次の瞬間、稔のダイビングフットスタンプを射弾。最後はHEATクラッチで丸め込まれて3カウントを聞いた。

 稔が4WAY戦を制し、GAORA王座3度目の防衛に成功した。敗れためんそーれはマットを叩いて悔しさを爆発。バックステージで稔の前に現れて「次は1対1で、シングルマッチでやらせてください。こんなこと言える立場じゃないのはわかってます。図々しいのも百も承知です。だけど、今日の試合で改めて田中稔の強さを体感しました。だから、次はもう1回やらせて欲しい」と再挑戦をアピール。稔も当初は消極的だったが、最後は「全日本の中でこのベルトを取り返したいという気持ちがあるのは、かろうじてこいつだけなんで。よし、受けてやる」と受諾。両者によるGAORA王座戦が決定的となった。

【試合後の稔、めんそーれ】

▼稔「1月に戴冠して、10ヵ月経過して、全日本プロレスのリングで初のタイトルマッチ。無事終わりました。俺が獲った時にこのベルトをシリアスな方向に戻すと言ったけど、たぶん全日本的には都合の悪いことを言っちゃったんで。おかげで防衛戦は組まれないし、もしかしたら取り返したいってヤツもいるかもしれないけど、会社からストップがかかって誰も挑戦してこないし。あげくの果てには、今日のルール見ました? 直接負けなくてもベルト引っぺがされるルールで。まあ、イージーな試合だったけど、死守です、死守。挑戦者の大森、山本の2名は取り返したい気持ちがあるのかどうかわからない。まったく感じなかった。言ったらビジネスチャレンジャーですよ、ビジネスチャレンジャー。かろうじて取り返そうという気があるのは、"ブラックメンソレータム"だけでしょ。メンソレータムだけ、欲しがってたのは。まあ、挑戦者が現れなければ」

※めんそーれがコメントスペースに現れると

▼めんそーれ「稔さん。こんなこと言えるたち……ばじゃないのは」

▼稔「噛むな、コノヤロー。大事なこと」

▼めんそーれ「ハブなんてそりゃあ噛みますよ。そんなことじゃない。こんなこと言える立場じゃないのはわかってます。図々しいのも百も承知です。だけど、今日の試合で改めて田中稔の強さを体感しました。だから、次はもう1回やらせて欲しい」

▼稔「今日、負けたてホヤホヤだろう」

▼めんそーれ「次は1対1で、シングルマッチでやらせてください」

▼稔「そういう問題じゃねえよ。ヨシ・タツから勝ったとかならいいけど、お前は負けたてホヤホヤだろ。どのツラ下げて言ってんだよ」

▼めんそーれ「このツラ下げて、恥を忍んで、チャンピオン・田中稔に…」

▼稔「お前、そのキャラクターで恥ずかしいだろ」

▼めんそーれ「恥ずかしくないよ。生まれもって、この姿なんだ、俺は」

▼稔「まあでも、さっき言ったみたいに、全日本の中でこのベルトを取り返したいという気持ちがあるのは、かろうじてこいつだけなんで。よし、受けてやる。受けてやるけど、お前が勝てそうな有利なルールとか、ラダーを使うとか、変なルールはなしだからな。1対1で、通常のルールでキッチリやろうじゃないか。それを受けるんだったら、お前の挑戦連続で次に受けてやる」

▼めんそーれ「GAORA防衛戦、田中稔vsブラックめんそーれ、シングルマッチで決定ってことでいいですね。俺はなんだっていい」

▼稔「じゃあ、変なルールなしだぞ。わかったか? 会社に裏で頼み込んで、変なルールやるなよ」

▼めんそーれ「そんなこと言わない。シングルマッチ、普通のルール。PWFルールで」

▼稔「じゃあ、ベルト片付けておけ」

※稔がベルトを残して去っていく

▼めんそーれ「ちょっと。若手じゃないんだよ。大事なベルトを持っていってくれよ。おい! おい!」

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