12/21【全日本】ハヤトが男児に世界ジュニア奪回エール “田村ファミリー"で同姓3WAYタッグ戦制す

『NEW AGE CHRONICLE‐Z 2』新木場1stRING(2023年12月21日)
○田村ハヤト&田村男児vs吉田綾斗&吉田和正vs岩崎永遠&岩崎孝樹×

　男児&ハヤトの“田村ファミリー"が同姓タッグ3WAY戦に勝利。ハヤトは男児に世界ジュニア奪回のエールを送った。

　この日の第4試合で珍しい一戦が実現した。男児&ハヤトの田村軍、綾斗&和正の吉田軍、孝樹&永遠の岩崎軍と同姓タッグが激突する3WAYタッグ戦だ。何ともややこしい組み合わせで、ファンは思い思いの選手を名字ではなく下の名前を叫んで応援した。

　試合は6人が入り乱れる混戦模様に。吉田軍と岩崎軍に集中砲火を浴びた男児の劣勢が長らく続いたが、バックフリップで綾斗を叩きつけて打開。ハヤトがラリアットを連発して巻き返すと、終盤には男児がダイビングショルダーで援護射撃。すかさずハヤトがラリアットを連発して孝樹を仕留めた。

　同姓3WAYタッグ戦は田村ファミリーに凱歌が挙がった。男児は12・31代々木大会でエル・リンダマンとの世界ジュニア戦、HAYATOはGLEAT12・30TDC大会でT-HawkとのG-REX王座戦と、ともに#STRONGHEARTSの持つシングル王座への挑戦を控える。試合後、ハヤトが「この結果を受けてさらに上向いて、12月31日、リンダマンからしっかりベルト取り返してくれ」と奪回エールを送ると、男児は「ぐ、GLEATなのにいいのか?」と戸惑いながらも「12月31日、リンダマンから世界ジュニア…取り返します!」と宣言。もちろんハヤトもG-REX王座を遂げるつもりで「2024年は田村ファミリーの年にするぞ!」とぶち上げていた。

【試合後の田村組】

▼男児「よぉしっ!」

▼ハヤト「よぉしっ! 田村の勝ちだー! 久しぶりの田村ファミリー。(※ガッチリ手を取り合いながら)ひとり足りないけど、田村男児&田村ハヤト、久しぶりの再会だよ! 最後ありがとう! 男児がつかまったけど、最後はフライングショルダーでしっかりアシストしてくれて、ありがとう!」

▼男児「みんな厳しかったよ。俺にだけ厳しいんだよ。なんなんだよ。所属に厳しいのか。俺しかいなかったからな所属。みんな当たりつえーんだよ…」

▼ハヤト「今日、この結果を受けてさらに上向いて、12月31日、リンダマンからしっかりベルト取り返してくれ」

▼男児「ぐ、GLEATなのにいいのか?」

▼ハヤト「いいんだよ! 俺たちはファミリーだ。関係ねえよ!」

▼男児「12月31日、リンダマンから世界ジュニア…取り返します!」

▼ハヤト「2024年は田村ファミリーの年にするぞ!」


【試合後の岩崎組】

▼永遠「せっかく名字一緒だったんですけどね、もっとしっかりコミュニケーション取って、これからも色んなところで岩崎タッグで」

▼孝樹「うん、来年も“岩崎"で全日本プロレスに上がりましょう」

▼永遠「やってやりましょう(※と握手)」


【試合後の吉田組】

▼綾斗「どう?」

▼和正「負けもしなかったですけど、勝てもしなかったですね」

▼綾斗「一番イヤな感じだな…何かが足りねえな? いろんなものが足りなかったな…」

▼和正「すいませんでした」

▼綾斗「もう一回やるか。もう一回やるしかないでしょう。また一人二人増やして」

▼和正「お願いします! 探したら同じ名字の人もいると思うので」

▼綾斗「吉田を増やす? 吉田を増やすのもアリかもわからんな。ま、またやりましょう」