5/29【全日本】アジア前哨戦幕開けも 阿部がHAYATO撃破で世界ジュニア挑戦表明

『スーパーパワーシリーズ2024』後楽園ホール(2024年5月29日)
○阿部史典&田村男児&佐藤光留&土井成樹vs立花誠吾&MUSASHI&吉岡世起&ライジングHAYATO×

　アジアタッグ前哨戦が幕を開けた中、阿部が王者・HAYATOを破って世界ジュニア挑戦を表明した。

　6・6岐阜大会でのアジアタッグ戦へ向けて王者・田村&光留と挑戦者・立花(パートナーは黒潮)の前哨戦が幕開け。田村と立花がGAORA王座戦の続きとばかりに激しくやり合ったが、試合を決めたのは阿部だった。終盤、HAYATOを相手に伊良部パンチをさく裂させ、リーガルプレックスで追い討ち。すかさずお卍固めで絞め上げてHAYATOからギブアップを奪った。

　阿部が世界ジュニア王者・HAYATOに直接勝利。試合後、HAYATOが「阿部ちゃん、俺をこんな目に合わせて、何か言うことあるんじゃないの?」と投げかけると、阿部は「あなたの欲しい答えはわかります。そこは尊敬を込めて俺に言わせてください。ライジングHAYATO、お前の持っている世界ジュニアヘビー級に挑戦させてください。ただ、俺が一番」と挑戦を表明し、両者によるタイトルマッチが決定的となった。

【試合後の阿部、光留&田村、土井、MUSASHI、HAYATO】

▼阿部「私が言いたいことは、世界ジュニアを持つライジングHAYATOに私は挑戦する」

※光留が割って入ってきて

▼阿部「俺の時間、俺の時間!」

▼光留「(田村に)何があった?」

▼土井「待て、待て、待て」

▼阿部「俺の時間、俺の時間!」

※光留&田村と立花、土井と阿部がもみ合いに

▼MUSASHI「待て、待て。俺だって世界ジュニア、アジアタッグ興味あるぞ!」

※全員が無視して控室へ

▼MUSASHI「また独りぼっちかよ。俺が来るまで俺が挑戦とかやってたよな?」

▼HAYATO「(遅れて戻ってきて)俺、ちょっと話があるんだ。帰ってもらっていいかな」

▼MUSASHI「横で聞いとくわ」

▼HAYATO「いや、大丈夫」

▼MUSASHI「カッコいいな、クソ」

※MUSASHIも控室へ

▼HAYATO「次は阿部史典。この俺に勝ったのに何も言わずに帰ってく。これほど悔しいことはない。阿部はたぶん根っからの悪い人間じゃないかって思えるぐらい、今日やったことは許せないよ。俺に興味がないのはまだ許せるけど、世界ジュニアに興味なさそうなのは許せない。だから阿部史典、俺が一番だよ。Let's Punk」