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7/31【全日本】中島欠場でブラックめんそーれが緊急出場、望月と近藤が再会対決へ意識 『Jr.TAG BATTLE OF GLORY』会見

 『Jr.TAG BATTLE OF GLORY』(8月3日開幕)へ向けた直前会見が31日、神奈川・横浜市の全日本道場で行われ、リーグ戦に出場する7チーム(シュン・スカイウォーカーのみ欠席)が出席。ボイコットを宣言していた中島洋平に代わり、ブラックめんそーれなるマスクマンがブラック・タイガーVIIのパートナーとして出場を宣言。望月成晃と近藤修司は約14年ぶりの再会対決へ向けて意識し合った。

 秋恒例だったジュニアタッグリーグ戦が今年は真夏に開催される。出場チームは全7組。例年以上の実力派チームが揃った。開幕が3日後に迫ったこの日、出場チームが出席しての直前会見が行われた。

 第1回大会の2014年から2016年まで3連覇を成し遂げている青木篤志&佐藤光留は2年ぶり4度目の優勝を狙う。昨年は丸山敦&竹田誠志に4連覇を阻まれ、青木は「ずっと一貫して同じチームで出てるのはこの二人だけなので。やっぱり、そういった強さというものもしっかり出して挑んでいきたい」と気を引き締めるばかり。リーグ戦終了直後の8・26流山大会で岩本煌史との世界ジュニアV5戦が決まり、過酷な日程となるが、「ベルトを持ってる以上、組まれたら全力で防衛するのが使命だと僕は思ってるんで。別にいつ組まれようが僕には何も影響ない」と問題視していない。

 一方、佐藤は「出場メンバーが変化し続けている中、佐藤光留と青木篤志、顔ぶれだけは変化しなかった、このまま生き続けてきたという部分で勝負したい」と自信満々。全日本ジュニアの現状を「地獄」と表現しつつ、そこから脱却する光を見出すためにも開幕へ向けて打撃技に磨きをかけており、「全員の肉も骨も心もへし折って優勝したいと殺気を漂わせながら宣言した。

 岩本煌史&TAJIRIは今大会まで限定の“ひと夏のかげろう"タッグ。すでに何度かタッグを結成して試運転しており、手応えは十分。「開幕する前からもうすでに自分らが主役になってるのはみんなわかると思うんで。本番も僕らが主役をかっさらいたい」と言い切る岩本に、TAJIRIも「僕はそんなリーダーをサポートさせてもらうだけ」と全面バックアップを約束した。

 今夏限りだからこそ、岩本は「優勝しなきゃ意味ないと思ってるんで、このタッグはそれだけ貴重な意味のあるチーム」と誓うばかり。8・26流山での世界ジュニア再挑戦も決まったが、「そこは世界ジュニアというものを間に入れずブレさせずに、僕はこのジュニアタッグリーグはしっかり岩本&TAJIRI組でやって、そのあと切り替えて世界ジュニアに臨みたい」とのスタンスで夏の2大勲章獲りを見据えた。

 K-DOJOから出場する梶トマト&旭志織はともに久々の全日マット参戦となる。梶は2014年のジュニアリーグ戦に出場しているものの、1勝4敗の成績に終わっている。会見でも持ち前のハイテンションぶり全開で、「今回はさらにハイテンションになってますので、今回タッグリーグ皆さんご期待ください」と自信満々。パートナーは「僕の、梶トマトの生みの親でもある旭志織さんがいるんで。ある意味、師弟タッグ」と頼れる旭とあって不安はなく、「今、青木さん世界ジュニアのベルト持ってるんで。僕一回挑戦してるんですけど、まだまだあきらめてるつもりはないんで、やっぱり結果を残してまた挑戦をしたい」と優勝の先に再挑戦を見据えた。

 パートナーの旭は若手時代以来、実に13年ぶりの参戦。「当時13年前、若手の時に参戦していた旭志織ではなく、中堅になってる、ベテランに片足突っ込んでるような旭志織として全日本にどれだけ爪痕を残すか」をテーマに設定し、「僕の役割は何かなと考えたんですけど、隣の梶君のハイテンションをいかにコントロールするか、セーブできるかで勝敗につながってくる」と確信。「役割分担」をチームとしての強みに挙げた。

 近藤修司&鈴木鼓太郎は個々の力をみれば間違いなく優勝候補と言えるチームだ。本格的にタッグを組んだことはないものの、両者とも実力、経験、実績の全てにおいて申し分なし。「そこは結局キャリア的なところが大きいと思うんでね。たぶん何を言わずとしても各々が各々の仕事をすれば問題ないのかなと」と近藤が言い切れば、鼓太郎も「ちょっと未知数な部分が多いかなとは思いますけど、普通にこの二人が組めば優勝かなと思います」と口を揃えるばかり。優勝したその先に「世界ジュニア、アジア、世界タッグ、このへんは狙うって言ったって別におかしくない」(近藤)、「このチームだったら、どのベルト狙っても文句は言われないんじゃないか」(鼓太郎)とベルト獲りに色気をみせた。

 そして近藤は8・9新木場大会で注目の一戦を迎える。望月成晃&シュン・スカイウォーカーとの公式戦だ。DRAGON GATE時代の先輩にあたる望月とは約14年ぶりの再会対決となる。ホームリングのWRESTLE-1では同じくドラゲー時代の先輩・CIMAが率いるSTRONG HEARTSとの抗争が幕を開けたばかり。望月のことを「一人ちょっと気になる、気にならざるを得ない人間」とした近藤は、「10年以上は当たってない中で、プラス今、僕の周りでいろんなことが動いている中で、ここで当たるというのは凄く気になる」、「どんな気持ちになるのかちょっとわからないですけど、楽しみと不安と入り混じってます」と意識した。

 対する望月は今回のリーグ戦出場にあたってキャリアの浅いシュン・スカイウォーカーをパートナーに抜擢した。「これをステップアップ、いろんなものをDRAGON GATEに持ち帰って、あいつ自身も一気にトップ戦線に食い込んでほしい」との狙いもあってのこと。7・29大阪大会では華麗かつダイナミックな空中殺法で存在感を示し、望月も「僕の打撃とシュン・スカイウォーカーの立体的な動きと、その二つが重ねればね、結果以外でも、存在感でもすべて、このリーグ戦持っていきたい」と好感触をつかんだ。

 そして望月もやはり「10何年ぶりに当たる奴がいるんで。僕個人的にはそこと当たるのが一番楽しみ」とあえて具体名を伏せつつ近藤との再会対決を意識している。近藤のドラゲー退団後の試合はみていないというものの、「一緒にいた頃から結構バチバチ僕は当たってたんで実力は十二分に知ってますし、その通りのキャリアを積んでいったなという印象」とその活躍は認識。「この10何年ぶりの再会でガツンと叩いてやったら、また僕ももう一元気、年取りましたけど、まだまだやれるかなというところを見せられるかな」との構えをみせた。

 中島洋平&ブラック・タイガーVIIは中島がリーグ戦ボイコット宣言をするなど空中分解寸前だったが、この日、ブラックVIIが新たなパートナーを連れてきた。ブラックめんそーれだ。一見めんそーれ親父に酷似したマスクとコスチュームだが、全身黒ずくめで、頭にはソーキソバではなく、沖縄の蛇・ハブが乗っている。「中島洋平は頭がおかしくなってどっかいっちゃったんで、今シリーズからジュニアタッグリーグはもちろん、全試合ブラックめんそーれが出場する」と宣言したブラックめんそーれは「世界で一番俺が信頼している最高のパートナー」とブラックVIIの肩に手を置くなど馴れ馴れしさを全開させた。

 だが、ブラックVIIは「全然ブラックじゃない。普通すぎるな」と厳しく指摘。新パートナーには不安しかないが、大森隆男取締役のポケットマネーから優勝賞金を用意するよう要求したうえで、「推定1億の大森隆男の年収をもらうために本気でジュニアタッグリーグ優勝したい」とやる気を振り絞った。

 昨年優勝チームの丸山敦&竹田誠志は連覇を狙う。昨年の優勝後、二人のタッグは凍結されてきたが、丸山いわく「狙われることを避けるためにあえて別々に活動してまして。最近のタッグチームは組んでるとだんだんよくなるとか、そういうのは初級レベルだと。我々ぐらいになると組まない方が逆に。世の中の達人、本当の達人は人前に出て試合しないんですよ。なぜなら技を盗まれるから」とのこと。丸山は「僕らが今一番有利なんじゃないかなと。僕らマークしようがないと思うんですね」と持論を説いて自信満々で、「2連覇したら、ひそかに思ってるのは3連覇を狙おうかなと」と今から1年後を見据えた。一方、竹田は久々の全日マット参戦でリーグ戦出場となる。「メンツ凄いですね。面白いと思います。初対決の人も何人かいるんで。ちょっと興味ある人いっぱいいる」と高ぶりを隠さず。連覇達成後の青写真として「贅沢言えば全日本でデスマッチを組んでもらおうかな、ぐらいのことは言っておきます」と描いていた。

【会見における青木&佐藤】
▼青木「リーグ戦、今回5回目ですかね。ずっと一貫して同じチームで出てるのはこの二人だけなので。やっぱり、そういった強さというものもしっかり出して挑んでいきたいなと思います」

▼佐藤「このリーグ戦が、ジュニアタッグリーグ戦が、シングルのリーグ戦が今、全日本ジュニアに与えられた唯一の主役のスポットライトが当たる場所だと思ってます。王道トーナメントにジュニアの選手のエントリーがなくなるぐらいヘビー級天国。ジュニアは今、地獄を見てますから。地獄を見た数は佐藤光留と青木篤志、間違いなく今の全日本プロレスでたくさん地獄をみてますので、今回も地獄から生還しようと思ってます。そのために毎日、打撃の練習に行ってますので、全員の肉も骨も心もへし折って優勝したいと思います」

――昨年は4連覇を阻まれているだけに、今年優勝にかける思いは強いのでは?

▼青木「4連覇を阻まれたという言い方もアレですけど、実際、3連覇をしてたんでね。実力というものに関しては別に僕らがどうのこうの言うところじゃないと思うけど、自分自身は全日本のジュニアヘビー級というものをどんどん盛り上げていきたい気持ちがあるんで、直前になってボイコットをするとかっていう、わけのわかんないこと言い出した奴がいるんでね。そういう奴が僕は許せないので、それなりに自分自身の気持ちにもいろんな感情がまた芽生えてきてるので、それはそれとしてリーグ戦には挑みたいなと思ってます」

▼佐藤「何で我々が勝ち続けたかっていうのは、絶対それは変化し続けたからだと思うんですよ。3連覇って結構やばいんです。チャンピオンは何よりもチャンピオンであり続けることが難しい。それを体験しましたし、去年4連覇を阻まれて、今年リベンジと言われることがチャンピオンの証明だと思ってます。そういう意味じゃパートナーとか、出場メンバーが変化し続けている中、佐藤光留と青木篤志、顔ぶれだけは変化しなかった、このまま生き続けてきたという部分で勝負したいと思います」

――マークするチームは?

▼青木「全員マークはマークなんですけどね。この間、大阪大会を見て分かるように、一番最年長である望月選手なんかは年齢を感じさせないぐらい元気だし、パートナーのシュン・スカイウォーカーも凄い身のこなしが軽くて、ウチの全日本ジュニアにいないタイプなんで、あそこは気をつけるというか、気になりますね」

▼佐藤「僕もシュンスカですね。ああいう身体能力とか、ああいう選手山ほどいるんですよ。何で望月さんが選んだのか、この間の大阪大会でよくわかりました。今、身体能力とか体がかっこいいとか本当に山ほどいるんですよ。奴は危ない。シュン・スカイウォーカー、絶対ジュン・スカイ・ウォーカーズですよ。でもジュンスカ世代じゃないじゃないですか。もしそれが元ネタじゃないとしたら、それはそれで危険な奴ですし。最終的にはなぜか僕、同じチームなのにケブラーダを食らいましたし。何の躊躇もなく。そういう危険思想を持ってる奴って一番怖い。これはもうボイコットするしないってバカにされてた奴より全然危ないですよ。ホント、そっちの方が。当たる舞台が後楽園ですか。よし」

――青木選手は8・26流山で岩本との世界ジュニア戦が決まったが気持ちの切り替えは問題ない?

▼青木「まぁ、そうですね。もう1個のシリーズとして考えて、僕は。タッグリーグプラスそこというものも考えていけば、別に難しいことじゃないと思います。実際、タイトルマッチはいつ組まれるかもわからないですし、それはベルトを持ってる以上、組まれたら全力で防衛するのが使命だと僕は思ってるんで。別にいつ組まれようが僕には何も影響ないですね。むしろ挑戦者側の方がそういうのに慣れてないんで難しいんじゃないかなと思います」


【会見における岩本&TAJIRI】
▼岩本「3日から開幕ってことですけど、開幕する前からもうすでに自分らが主役になってるのはみんなわかると思うんで。本番も僕らが主役をかっさらいたいと思います」

▼TAJIRI「僕はそんなリーダーをサポートさせてもらうだけです」

――これまで何度か組んできて手応えはあると思うが?

▼岩本「手応えはもうありますとしか言いようがないですね」

▼TAJIRI「なければ辞退してます」

――この夏限りのタッグと定めて出場するが、優勝への思いもなおさら強い?

▼岩本「そうですね。優勝しなきゃ意味ないと思ってるんで、このタッグはそれだけ貴重な意味のあるチームだと思うんで」

▼TAJIRI「やっぱ子供の時もそうだったと思うけど、夏休みは非常に貴重な体験をできる期間。僕らにとってもそういう期間になるんじゃないかなと」

――マークするチームは?

▼岩本「マスクメロン(笑) 唯一、今日いないですからね」

▼TAJIRI「さっき駅の前で喫茶店でみたんだよ(笑)」

▼岩本「マスクメロンだけいないんですよね」

▼TAJIRI「出荷されちゃったかもしれない」

▼岩本「(笑) マスクメロンが気になりますね」

――7・29大阪で戦ったからこそシュン・スカイウォーカー選手が気になる?

▼TAJIRI「正直言ってビジュアルだけ(笑)」

▼岩本「(笑)」

――岩本選手は当初このリーグ戦優勝の実績を残して世界ジュニア挑戦と見据えていたが、8・26流山での挑戦が決まったことについては?

▼岩本「世界ジュニアは世界ジュニア、タッググリーグはタッグリーグとしっかり分けて考えてるんで、このジュニアタッグリーグはジュニアタッグリーグとしてしっかりTAJIRIさんと組んでやっていきたい。そこは世界ジュニアというものを間に入れずブレさせずに、僕はこのジュニアタッグリーグはしっかり岩本&TAJIRI組でやって、そのあと切り替えて世界ジュニアに臨みたい。そう思います」

▼TAJIRI「じゃあ、もし岩本君が世界ジュニアを獲ったら、世界ジュニア、GAORA TV、ジュニアタッグ、全日本プロレスの宝がこの二人に半分集中すると。凄いね」

▼岩本「そうなれば、このひと夏の僕らのタッグはより価値が高くなってくるということですね」

▼TAJIRIそれでひと夏で消滅するのは最高だね」

▼岩本「最高ですね」

――岩本選手とのタッグは今回限りだと?

▼TAJIRI「(岩本が)チームに入ってて、今回特例で組むことになった。そういう流れだったんで、だから自然とそうなっちゃうんじゃないですかね」

――分けて考えるとのことだったが、当然このリーグ戦に優勝して世界ジュニアにいい流れで持っていきたいのでは?

▼岩本「そうですね。ただ、おとついの大阪もそうですけど、流れとか勢いとかはもう違うと僕は思ってるんで。実力で獲ったものだと思ってるんで、大阪も。ジュニアタッグリーグも実力で獲るつもりですし、もちろん世界ジュニアも実力で獲るつもりでいるので。勢いとかっていうのは見てる人はそう思うかもしれないけど、僕の中では全然考えてないですね」


【会見における梶&旭】
▼梶「はい、どうも、みなさん、はじめまして! ハイテンション、梶トマトでーす!! 今回このタッグリーグ参戦ということで、前回、僕3年前ぐらいですかね。ジュニアのシングルのリーグ戦ですね、出たんですけど。その時もハイテンションだったんですけど、今回はさらにハイテンションになってますので、今回タッグリーグ皆さんご期待ください。そして僕なんとね、入場でトマトダンスも踊りますので、そのへんもご注目下さい!」

▼旭「全日本プロレスさんに参戦するのはおそらく13年ぶりぐらいになります。非常に久々の参戦ということでとても楽しみにしています。僕の役割は何かなと考えたんですけど、隣の梶君のハイテンションをいかにコントロールするか、セーブできるかで勝敗につながってくると思ってるんで。彼のハイテンションをどれだけコントロールできるかが僕の仕事だと思って、そういう試合を心掛けたいと思います」

――旭選手は当時とは様変わりした今の全日本の印象は?

▼梶「当時はまだ若手の頃で僕はホントにペーペーの状態で参戦させてもらってたんで、全日本さんの状況が変わったというよりは自分の立ち位置が変わってると思ってるんで。当時13年前、若手の時に参戦していた旭志織ではなく、中堅になってる、ベテランに片足突っ込んでるような旭志織として全日本にどれだけ爪痕を残すか考えてますので」

――梶選手は4年前のシングルリーグ戦で結果を残せず期するものがある?

▼梶「前回のシングルリーグ戦は1勝3敗ぐらいでほぼほぼ結果は全然残せなかったんですけど、今回はタッグということで。前回よりも僕ハイテンションになってるんで、ハイテンションになって、そして心強い旭さんがいるんで。僕の、梶トマトの生みの親でもある旭志織さんがいるんで。ある意味、師弟タッグですね。そんな感じでいきたいと思います」

――開幕戦で昨年優勝チームの丸山&竹田と当たるが?

▼旭「一番いいんじゃないですかね。勢いに乗るためのステップとして一番いい相手じゃないかなと思うんで。梶君が3年ぶり? こっちが13年ぶりですし。全日本プロレスのファンのみなさんにしてみれば、僕らなんて初めてみるような、よくわかんない二人組だと思うんで、PRするには一番いい舞台かなと、そして一番いい相手だと思います」

▼梶「初戦、前回の優勝チーム。勝てばいい波に乗れるんで、勝っていい波に乗って、リーグ戦優勝目指してハイテンションで頑張っていきましょう! いきましょう!」

――このチームの強みはどこにある?

▼旭「役割分担ができているところだと思うんですけど。俗にいうジュニアのような動きというのは彼に担当してもらってます。で、僕はそういう動きが得意かと言えば対して得意ではないんですけど、そこではないことに秀でてると自分では思ってますので、その自分で利点だと、長所だと思ってる部分で僕は戦っていきたい。なので二通りの攻め方ができるチームだと思ってます。梶君のジュニアでもいけますし、僕なりの戦い方もできると思ってますので」

――他に気になるチームは?

▼梶「僕は次、上越で当たる青木さんと佐藤光留さんのチーム。やっぱりそこが気になりますね。何が気になるって、その二人のタッグチーム凄い魅力的で強いというのがありますけど、今、青木さん世界ジュニアのベルト持ってるんで。僕一回挑戦してるんですけど、まだまだあきらめてるつもりはないんで、やっぱり結果を残してまた挑戦をしたいですね」

▼旭「自分はTAJIRI選手と岩本選手のチームが。さっき梶君が千葉の師弟タッグチームだと言いましたけど、TAJIRIさんと岩本選手もおそらくそのような関係のチームなんだろうなという印象がありますね。師弟タッグ同士の戦いということで、そこは楽しみだなと感じます」


【会見における近藤&鼓太郎】
▼近藤「タッグといっても鼓太郎選手とはガッチリ組んだことはないんですが、そこは結局キャリア的なところが大きいと思うんでね。たぶん何を言わずとしても各々が各々の仕事をすれば問題ないのかなと。メンツを後から見て知ったんですけど、一人ちょっと気になる、気にならざるを得ない人間がいます。望月成晃。新木場で当たるのかな。そこは感情的に…どんな気持ちになるのかちょっとわからないですけど、楽しみと不安と入り混じってます」

▼鼓太郎「近藤選手が言った通りコンビとして組むのは初なので、ちょっと未知数な部分が多いかなとは思いますけど、普通にこの二人が組めば優勝かなと思います。個人的には組むより戦いたい相手なんですが、パートナーとしては頼もしい限りですね」

――優勝した先に見据えるものは?

▼近藤「もちろん世界ジュニア、アジア、世界タッグ、このへんは狙うって言ったって別におかしくないんじゃない? この二人なら。まぁ結果が出たら」

▼鼓太郎「このチームだったら、どのベルト狙っても文句は言われないんじゃないかなと思いますね」

――気になるチームは?

▼近藤「さっきも言ったけど、やっぱりDRAGON GATE勢。まぁ望月さん、やりますけどね。そもそも別に感情的に嫌いじゃないんで。ただ10年以上は当たってない中で、プラス今、僕の周りでいろんなことが動いている中で、ここで当たるというのは凄く気になる」

▼鼓太郎「チームとして熟練してるのは変態自衛隊かなと。気になるのは望月組ですね。あと個人的にはブラックタイガーが何かやらかすのが怖いですね」

――初合体でも二人の実力とキャリアがあれば問題ないと?

▼鼓太郎「お互いキャリアありますからね。合わせられるでしょう」

【シュン・スカイウォーカーのコメント】「大阪の8人タッグを終えて、ワクワクが止まらない。あの試合で『俺ならやれる』と自信がついたよ。望月さんもこの戦いをかなり楽しみにしてると思う。蹴撃王の望月成晃と、Mr.スカイウォークのシュン・スカイウォーカーがこのJr.タッグリーグを優勝します」

【会見における望月】
▼望月「今回このようなチャンスをいただいて、シュン・スカイウォーカーはまだ2年目ですけど、このようなチャンスをいただいたことをありがたく思ってます。本人が言ってるように、おとといの大阪大会は誰が敵で誰が味方かわからない、めちゃくちゃな試合でしたけど、そんな中、シュン・スカイウォーカーが非常に存在感を示せられたと思うんで、いい宣伝にはなったと思うんで、あの大会場で。リーグ戦では結果を獲りにいきたいなと思います」

――3チームが会見を終えて、望月&シュン組を気になるチームに挙げているチームが多かったが、大阪で手応えをつかめたと?

▼望月「もちろんね、大阪でいい宣伝できたと思いますし、一番言えるのはこの全日本ジュニア、そんなに僕も見た回数が多いわけじゃないですけど、間違いなく全日本ジュニアにない色のチームだと思うんで。僕の印象的にはグラウンドの強い人が多いなというのが全日本ジュニアなんですけど。言わせてもらえたら、立体的なものとか、派手さが少ないなと思うんで、僕の打撃とシュン・スカイウォーカーの立体的な動きと、その二つが重ねればね、結果以外でも、存在感でもすべて、このリーグ戦持っていきたいなと、それぐらい思ってます。当然、マークは覚悟でやりたいなと思いますね」

――キャリアの浅いシュン選手をパートナーに抜擢した一番の理由は?

▼望月「僕はDRAGON GATEに帰ったらドン・フジイとか同じキャリアの人もいるんですけど、それでいっても面白くないですし、キャリアの浅い奴を連れてって優勝するからこそ、スカイウォーカーもDRAGON GATEの中で飛び級というかね。わかりやすく言えば。そういう刺激もDRAGON GATEのリングに持ち帰りたいんで。本当にこれをステップアップ、いろんなものを持ち帰って、あいつ自身も一気にトップ戦線に食い込んでほしいなと。そういう狙いも含めての今回抜擢ですね」

――マークするチームは?

▼望月「まぁ大阪でね、当たった中では正直、いけるなと。他の6チームは。存在感も結果もいけるんじゃないかなというとこはあるんですけど。あとKAIENTAI DOJOさんと、もう1チーム10何年ぶりに当たる奴がいるんで。僕個人的にはそこと当たるのが一番楽しみではあるんですけど。チームとしての実績あるのかわからないですけど、個人の実力的には抜けたチームだと思うんで、自分の心の中でマーク、プラス当たるのが楽しみなチームですね」

――具体名を出していない、その選手も望月選手との対戦を「気になる」と言っていたが?

▼望月「僕も楽しみ。一番楽しみにしてますね、そこは」

――最近、その選手の試合は見ている?

▼望月「全然見てないですね。離れてからは見た記憶はないですけど、ただ一緒にいた頃から結構バチバチ僕は当たってたんで実力は十二分に知ってますし、その通りのキャリアを積んでいったなという印象なんで。逆を言えば、この10何年ぶりの再会でガツンと叩いてやったら、また僕ももう一元気、年取りましたけど、まだまだやれるかなというところを見せられるかなと思いますね」


【会見におけるブラックめんそーれ&ブラックVII】
▼奥田リングアナ「中島選手は?」

▼ブラックVII「大阪大会でバカにしてんのかってボイコット宣言されたんで。だからパートナーをいろいろね、俺の中身の相方、MAZADAとかFUJITAとかお願いしたんだけど、急すぎると。で、無宿の「赤虎」のクソヤローなんかよ、連絡すら、困ってる俺を助けにこない。いったいどうなってんだ? これも全部、全日本プロレスに渦巻いてる陰謀のせいだよ。そもそもこのタッグリーグ優勝したら何がもらえるの?」

▼奥田リングアナ「まだ特に決まってないです」

▼ブラックVII「じゃあタッグリーグ優勝したら大森取締役のポケットマネーで賞金出せと。これが条件。それを飲んでもらえないんだったら、俺もボイコットしていい?」

▼奥田リングアナ「いやぁ、日程も出てますので」

▼ブラックVII「出た方がいい?」

▼奥田リングアナ「出ていただければ…」

▼ブラックVII「でもパートナーが本当に探してもいない。東スポの平塚さんが俺のパートナーになってくれれば。体重何キロかわからないけど、体重制限とかあるの?」

▼奥田リングアナ「ございます。105キロ以下です」

▼ブラックVII「不摂生だから105超えてそうだから無理か。というわけで出ないといろいろ経済制裁食らいたくないんで、全日本プロレスがWRESTLE-1よりも僕のライフラインであるために、仕方なくパートナーを一応呼んできてるんで。全然、期待も何もないパートナー、とりあえず出ないと秋山社長に申し訳ない。大森のヤローは自分だけアジアタッグ挑戦しやがって。どうなってんだ? 俺そっちの方が許せねぇよ。俺と一緒に組んでアジア挑戦するって約束したじゃねぇか。チクショー。まぁいいや。呼んでるんで」

▼奥田リングアナ「パートナーの方いらっしゃいますか?」

※ブラックめんそーれがゆっくりと現れる

▼ブラックVII「寒い空気だな」

▼ブラックめんそーれ「どうも、ブラックめんそーれです。世界で一番俺が信頼している最高のパートナー、ブラック・タイガーVIIのパートナーとしてジュニアタッグリーグ、エントリーします。中島洋平は頭がおかしくなってどっかいっちゃったんで、今シリーズからジュニアタッグリーグはもちろん、全試合ブラックめんそーれが出場する。最高のパートナーとしてよろしくお願いします」

※ブラックめんそ~れがブラックVIIの肩に手を置くと

▼ブラックVII「俺は最高のパートナーは大森隆男さん」

▼ブラックめんそーれ「こんなこと言ってますけど、ブラック・タイガーVII、最高のパートナー。ブラック・タイガーVII&ブラックめんそーれ組でJr.TAG BATTLE OF GLORYは参戦します」

▼ブラックVII「大丈夫か俺たちのチーム? 俺のパートナー、こいつで大丈夫か?」

――ブラックVII選手、呼んだのはこの選手で間違いない?

▼ブラックめんそーれ「何それ? バカにしてんだろ!? オイ、ブラック・タイガーVIIもこんな困ってんだろ。そんな質問してんじゃねぇ。バカにしてんだろ!?」

▼ブラックVII「NOSAWA論外呼んできた方がよかった。俺のパートナー、NOSAWA論外を呼んできた方がよかった。でも仕方がない。出るからには大森取締役のポケットマネーをもらうためだけに出たいよね。とりあえずしょうがない。出ないと。年収全部よこせ。年収もってこいって。それぐらい払えるだろ? 貯金いっぱいあるんだろ大森隆男は? 取締役だろ? 年収いくらなんだ?」

▼奥田リングアナ「1億以上はあるかと」

▼ブラックVII「やる気が出てきたよ。推定1億の大森隆男の年収をもらうために本気でジュニアタッグリーグ優勝したいなと。1億円獲ったらとりあえず家を買う」

――ブラックめんそーれ選手はかつて存在しためんそーれ親父とは別人?

▼ブラックめんそーれ「全く関係ない。ブラックめんそーれはブラックめんそーれ」

▼ブラックVII「全然ブラックじゃない。普通すぎるな。大丈夫かオイ? 1億かかってんだぞ1億」

▼ブラックめんそーれ「よし、高級外車」

▼ブラックVII「はぁ……これ、やる意味ある? どうせないだろ聞きたいことなんか? 大森隆男の年収が本当はいくらなのか、そっちの方がみんな聞きたいだろ? 俺は知りたい(笑)」

――気になるチームは?

▼ブラックVII「丸山のヤローだけは許さねぇぞ、あのヤロー。丸山だけは許さない。あいつだけは仕掛けてやるから。チクショー、あのヤロー。悪意しか感じないんだ、あいつは。チクショー」

――どのへんに悪意を感じる?

▼ブラックVII「悪意感じるだろ? あんまり言えねぇよ。大森隆男の年収ぐらい言えねぇよ。逆に大森隆男の年収はいくらもらってると思うんだ?」

――想像もつかないが?

▼ブラックVII「いい暮らししてるよな。いつもパーキングでカレーばかり食いやがって。一人で食ってんだぞ。たまにカツが乗っていて。その差は何なんだ? そっちの方が気になってしょうがない。(ブラックめんそーれに向かって)お前もっと面白いこと言えよ」

▼ブラックめんそーれ「気になるのは近藤、鼓太郎。バカにしてるでしょ? 強い者同士がいきなり組んでエントリーして。ねぇ?(とブラックVIIの肩に手をかける)」

▼ブラックVII「だから俺に触るな。自分の力で頑張ってくれ」

――強い者同士で組むのは間違いないと思うが?

▼ブラックめんそーれ「間違ってないよ。それでどうなるのって話。タッグだから。俺とブラック・タイガーVIIが組んだら、どうなるか想像もつかないでしょ?」

▼ブラックVII「いや、みんなわかってるだろ? お前が俺のことバカにしてんだろ? いいから、もう。俺はいいよ。あとはこいつに聞いた方がいいよ。やっべーな、ホント。丸山のせいだな、これ」

※ブラックVIIは先に退席


【会見における丸山&竹田】
▼丸山「よろしくお願いしまーす!」

▼竹田「「お願いします!」

※優勝トロフィーが用意されて

▼丸山「前年度優勝チームですからね。これ我々のもんですから。こっちが僕じゃないですか? こだわってるんで。僕だいたいわかるんで。どうぞ」

――意気込みのコメントを

▼丸山「我々が前年度優勝チームですんで、今年も我々が優勝して、世の中を丸く、みんな仲良くしていきたいんで。そのためには地球のあれもありますから。温暖化の問題もありますんで、皆さんも今のうちに水分摂っておいた方がいいと思うんですね。温暖化が激しくなって、そのうち水がなくなると思うんですよ。今のうちに飲んでおいた方がいいですよ」

▼竹田「お久しぶりです。全日本プロレスに久しぶりに出れるということで、タケマルと言われてますけど、世界平和ですか? 世界平和を、我々が優勝した方が世界が丸く収まると。そして温暖化が進む地球を救うのも私たちだと思います。なので脱水症状に気をつけて、水を無駄遣いせず戦っていきたいなと思います。どうぞよろしくお願いします」

――ディフェンディングチャンピオンチームということで狙われることになりそうだが?

▼丸山「狙われると思ったからこそ、我々ですね、実は優勝したあの日以来一回も組んでないんですよ」

▼竹田「そうだ」

▼丸山「これ狙われることを避けるためにあえて別々に活動してまして。最近のタッグチームは組んでるとだんだんよくなるとか、そういうのは初級レベルだと。我々ぐらいになると組まない方が逆に。世の中の達人、本当の達人は人前に出て試合しないんですよ。なぜなら技を盗まれるからです。我々はそれを恐れてあえて組まなかったんで。他のチームはみんないろんなところで組んでると思うんで、逆に僕らが今一番有利なんじゃないかなと。僕らマークしようがないと思うんですね」

▼竹田「盗むところもなければ、チャックするところもない…チェックするところもない。全く見当たらない」

▼丸山「特に連係もなかった我々ですから。逆にあるかもしれない」

▼竹田「何もないかもしれない」

▼丸山「メディアの凄い社会ですから、会わなくてもコミュニケーションは取れるわけですよ。動画とかもあるから。何が出るかわからないですよ我々」

▼竹田「SNSもありますし、活動はよくみてますよ」

▼丸山「竹田さんはね、大活躍されて、もうホント最高ですね」

▼竹田「ありがとうございます」

▼丸山「ありがとうございます。こんな感じですよ」

――二人がマークするチームは?

▼竹田「いますか?」

▼丸山「ベタですけど、全チームが今回は恐ろしい連中なんで。ねぇ?」

▼竹田「メンツ凄いですね。面白いと思います。初対決の人も何人かいるんで。ちょっと興味ある人いっぱいいるんですけど」

▼丸山「この前、シュン・スカイウォーカーという人ですか、初めてみたんですけど凄いですね。ようみたことないでしょ?」

▼竹田「ないです」

▼丸山「宇宙人かっていうぐらい飛んでましたね」

▼竹田「えぇ、ホントですか? うわー、ちょっと苦手なタイプですね」

▼丸山「あれはホント凄いですね。びっくりしました。シュン・スカイウォーカーというからには、やっぱりジュンスカで出てくるんですかね? 僕もジュン・スカイウォーカーのCDを2枚ぐらい持ってたんで、そのへんは譲れないところありますね」

▼竹田「2枚ぐらい?」

▼丸山「はい。2枚持ってたんで。(小声で)借りパクで。友達のを20年ぐらい借りてるCDが2枚ぐらいあって」

▼竹田「もう時効だと思いますね」

▼丸山「侮れないチーム揃いなんで。竹田さん的に何かありますか?」

▼竹田「シュン・スカイウォーカーもそうですけど、望月さんが気になりますね。お年と言っちゃ失礼ですけど、大ベテランであの色気と強さを兼ね備えてるというか。やっぱバチバチやってみたいなという気持ちがありますね」

▼丸山「全くお互い気にするチームとかの話をしてないのに、二人同じチームを気にしてるという」

▼竹田「本当に何も言ってないですよ」

▼丸山「これが本当のタッグチームですね。どうぞ」

▼竹田「他にありますか?」

――優勝したら2連覇を達成するが、その先に目指しているものはある?

▼竹田「贅沢言えば全日本でデスマッチを組んでもらおうかな、ぐらいのことは言っておきます。2連覇っていうぐらいなんで。あんまり連覇とかしたことないんで。小学生、中学生の時に」

▼丸山「ぶっちゃけ僕もしたことないですね」

▼竹田「不吉な予感がしますね」

▼丸山「僕の場合は2連覇したら、ひそかに思ってるのは3連覇を狙おうかなと」

▼竹田「おぉ、上には上がいますね。さすが考えてることが違いますね」

▼丸山「2連覇できたらですよ。そうしないと狙えないものなので」

▼竹田「いいこと言いますね」

――小鹿会長からは何か言われた?

▼竹田「基本的にしゃべりません。何も言われてないですね。僕にあんまり興味ないと思います。おじいちゃんなんで」

▼丸山「小鹿会長からしても突っ込むところがなくなったほどの完全体という感じでしょうね。僕、大日本さんに参戦してた時も小鹿会長にだいぶ言われましたからね。完全体なんでしょうね。小鹿社長ですら弱点が見当たらない。そんな感じです」

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