プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

6/10【NOAH】全日本・宮原が電撃来場、青柳との世界タッグ挑戦を表明 拳王も即諾「NOAHのリングで」

『SUNNY VOYAGE 2023』横浜ラジアントホール(2023年6月10日)
○拳王vsHi69×

 全日本の宮原健斗がNOAH横浜大会に電撃来場。青柳優馬と組んでの世界タッグ王座挑戦を表明し、王者の拳王&征矢学組も「NOAHのリングでやってやる」と即諾した。

 ALL TOGETHER翌日に行われたNOAH横浜大会。メインに据えられたのは、反骨集団『金剛』を脱退したHi69と、金剛を率いる拳王との“ケジメの一騎打ち"だった。やはり拳王が「自分を変えたい」というHi69の覚悟をただしながら手厳しく猛攻。Hi69も必死に食い下がり続けて見せ場を作ったものの、最後は拳王がPFSでねじ伏せた。

 Hi69の“信念"を感じ取った様子の拳王は、改めてエールのマイクを展開……しようとしたその時だった。花道奥からスーツ姿の宮原が電撃来場。場内が騒然とするなか、マイクを握る。

 「スーパースター宮原健斗が横浜にやってきたぞ! 今日ここに来た理由は世界タッグベルトだ」と切り出すと、慌てて拳王の相棒・征矢にリングに飛び込む。

 言葉を続けた宮原は「昨日のALL TOGETHER AGAIN、それを見て俺は思ったよ。今のプロレスリング・ノアの顔は拳王…あんただ。全日本プロレスの顔、宮原健斗とプロレスリング・ノアの顔・宮原健斗がガッツリと絡むところが、そろそろプロレスファンはみたいんじゃないのか? 次、青柳優馬とその世界タッグベルトに挑戦させてくれよ」と挑戦を表明し、「わざわざここまで俺が来たんだ。今ここで良い返事聞かせてくれよ」と即答を迫った。

 拳王も「今から一言返事を言ってやろう。宮原! …なげーよ」とやって場内をどっと沸かせたが、「だが、わざわざNOAHのリングに来たことは認めてやるよ。この世界タッグのベルト、挑戦させてやる。ただし、NOAHのリングでな」と条件付きで承諾。異論なしとばかりに宮原も拳王&征矢とにらみ合い、「次は俺と青柳優馬だ!」と地声で叫んで姿を消した。

 最後は改めて拳王が「Hi69も“強い信念"を持って変わろうと思って金剛を抜けたんだ。てっぺん目指して進んでいくと思うから、Hi69の応援もしてやってくれ」とHi69に潔くエール。拳王あっぱれとばかりの大拍手が横浜を包むなか「だがな、NOAHの中心にいるのは、俺たち金剛だ! そして世界タッグをNOAHのリングで防衛するのも俺たち金剛だ! 今日は超満員、たくさん来てくれた横浜ラジアントホールのクソヤローども、NOAHを日本プロレス界の頂点に持っていく拳王、そして俺たち金剛に…ついてこい!」と立て板に水のごとく誓いを立て、さらなる大拍手のなかで横浜大会を締めくくってみせた。

【試合後の拳王&征矢】

▼拳王「全日本プロレス、宮原健斗。今日NOAH横浜大会、参戦表明にしに来たことは認めてやるよ。だからな、テメーの挑戦受けてやるよ。おい、宮原! そしてもう1人、誰だったっけ?」

▼征矢「青柳優馬」

▼拳王「宮原と青柳か」

▼征矢「拳王さん、明日俺、青柳優馬とシングルマッチやるんだ。俺が青柳をぶっ倒すところを観に来てください」

▼拳王「観に来る? お前、どこでやるんだよ?」

▼征矢「郡山です」

▼拳王「郡山? 福島か」

▼征矢「はい」

▼拳王「行けたら行ってやるよ。おい、明日、お前が世界タッグに挑戦してくる青柳とやるのか。絶対倒して来いよ」

▼征矢「ぶっ倒してやりますよ」

▼拳王「おい、宮原。そして明日、征矢が倒す青柳か。いいぞ、いつでもやってやるよ。いつでもNOAHのリングでやってやるよ。おい、宮原、そして明日倒す青柳。お前らを倒すのは俺と征矢学だ」

▼征矢「やってやりましょう!」

▼拳王「ああ」

【宮原の話】「拳王、宮原健斗がわざわざここまでやって来たぞ。おい、このスーパースター宮原健斗が次の世界タッグのベルトに挑戦表明だ。パートナーは青柳優馬だ。NOAHのリングでやる? おお、俺はスーパースターで寛大だからNOAHのリングでやってやってもいいぞ。拳王、征矢、世界タッグ宮原健斗&青柳優馬、挑戦決定でいいんだよな? わざわざ明日、全日本プロレス郡山大会があるにもかかわらず、ここに来たんだ。拳王、征矢、楽しみにしてるよ」

プロ格 情報局