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6/15【NOAH】破壊力vs耐久力…ハックスリーが調印式でフライドチキン爆食い GHCタッグ戦調印式

 6・17名古屋大会のGHCタッグ選手権試合「(王者)ティモシー・サッチャー&サクソン・ハックスリーvsマサ北宮&稲村愛輝(挑戦者)」に向けた調印式が15日、都内ホテルで開かれた。

 サッチャー&ハックスリーの『REAL』(レアル)コンビに、3度目の同王座挑戦となる『THE TOUGH』北宮&稲村組が挑戦。直前の調印式では王者コンビの非日常性がとにかく際立った。

 常に興奮状態の“モンスター"ハックスリーだが、この日はペンを鷲掴みにして調印書にサイン。さらにはフライドチキンを公然とむさぼりはじめた。

 三度目の正直を狙うタフガイコンビの北宮は「ネバー・サレンダー(絶対に降参しない)、ネバー・ギブアップ(絶対にあきらめない)、ネバー・ダウン(絶対に倒れない)、ネバー・スリープ(絶対に眠らない)、ネバー・ブロークン・ボディ(俺たちの肉体は絶対に壊れない)、ネバー・ブロークン・ハート(俺たちの心は絶対に壊れない)」と英語で訴えかけたが、当のハックスリーはコメントを求められてもムシャムシャと一心不乱に肉に食らいつき続けた。

 サッチャーは「こいつ(ハックスリー)を落ち着かせるためにはチキンが必要」と説明したうえで、「この挑戦者たち、確かにタフだと思う。だが、本当にタフなのかどうか確かめさせてもらおう」と手短に通告。確かにハックスリーは凶暴性、サッチャーは技術で相手を“破壊"するのが身上でもある。名古屋タッグ王座戦を制すのは、王者コンビの破壊力か、それとも挑戦者コンビの耐久力か。調印式を経て、一戦のテーマが改めて浮き彫りとなった。

【会見の模様】
▼稲村「稲村愛輝です。結果を出したい、勝ちたい。その強い気持ちだけで、その強い覚悟を持って今日まで過ごしてきました。6月17日、最後までリングに立っているのは我々THE TOUGHです」

▼北宮「チャンピオン、ストロング・チャンピンチーム。ウィ・アー・ THE TOUGH。ネバー・サレンダー(絶対に降参しない)、ネバー・ギブアップ(絶対にあきらめない)、ネバー・ダウン(絶対に倒れない)、ネバー・スリープ(絶対に眠らない)、ネバー・ブロークン・ボディ(俺たちの肉体は絶対に壊れない)、ネバー・ブロークン・ハート(俺たちの心は絶対に壊れない)。ビコーズ・ウィ・アー(なぜなら俺たちは)THE TOUGH。レディ・トゥ・ウィン(勝つ準備はできている)。デイ・アフター・トゥモロー(あさってまた会おう)」

※ハックスリー&サッチャーはコメントを求められてもフライドチキンをかじりながら無言のまま

――二人の姿に思うところがあれば?

▼稲村「食べたいだけ食べてもらっていいと思います。当日は僕らこの二人の強さ全部食らい尽くすつもりでいきますので、よろしくお願いします」

▼北宮「ひじょうにおいしそうで何よりです」

――チキンを食べているのは何かしらのメッセージが込められているということ?

▼サッチャー「こいつ(ハックスリー)を落ち着かせるためにはチキンが必要なんだ」

――挑戦者チームの印象は?

▼サッチャー「この挑戦者たち、確かにタフだと思う。だが、本当にタフなのかどうか確かめさせてもらおう」

――THE TOUGHとしては3度目の挑戦になるが?

▼稲村「3回目で僕は、僕らTOUGHは最初から一回も負けるつもりで戦ってきたつもりはないんで。3回目だろうが同じ。負けたくない。その気持ちで戦いたいと思います。隣でチキン食べられて、そんなことで引くようなTHE TOUGHじゃないんで、そこはしっかり強さを見せつけたいと思います」

▼北宮「これも一つの巡り合わせだと思うし、今回の選手権にいたったのは稲村がチャンスを見出してくれたからだと思うんで。それは今までなかったパターンだったので、一つ特別な思いもあります」

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