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10/14【NOAH】先制・拳王が王者ジェイクに猛口撃「目指すのはカーリング場じゃねえ!」 福岡GHC戦へ前哨戦スタート

『SUNNY VOYAGE 2023』横浜ラジアントホール(2023年10月14日)
○拳王&アルファ・ウルフvsジェイク・リー&タダスケ×

 10・28福岡大会のGHCヘビー級王座戦「(王者)ジェイクvs拳王(挑戦者)」に向けた前哨戦がスタート。先制した拳王が北見観光大使に就任したジェイクに「NOAHが連れってって欲しいのはカーリング場じゃねえ! プロレス界の絶景が見える場所へ俺が連れて行く」と“猛口撃"を浴びせた。

 9・24名古屋大会でN-1 VICTORY覇者・潮崎豪の挑戦を退けてV4に成功したジェイクは次期挑戦者に拳王を指名。N-1公式戦でNOAHマットで唯一の黒星をつけられた拳王への雪辱戦を自ら望み、秋の福岡ビッグマッチでの王座戦が決まった。

 最初の前哨戦となったこの日は、序盤から“口撃合戦"も交えて。同じく福岡でのジュニアタッグ王座戦を控える王者・ウルフと挑戦者・タダスケも激しくやり合うなか、終盤にはジェイクが好機をつかむ。ジャイアント・キリングで拳王の動きを止めるや、ウルフをトップロープへのスタンガンで投げ捨て、必殺FBSで仕留めにかかった。

 だが、ウルフも回避。と同時に飛び込んだ拳王が高速ドラゴンスープレックスでジェイクを投げ捨てるや、すかさずウルフがノータッチトペで足止めだ。返す刀で拳王は蹴暴でタダスケを蹴り抜くと、拳王スペシャルでタダスケからギブアップ勝ちをおさめた。

 ジェイクめがけて悠然と勝ち誇ってみせた拳王だったが、マイクを握ると「おい! ジェイク! 北見観光大使、就任おめでとう。一言だけお前に言ってやる。観光大使、めちゃくちゃお似合いだね」と意味深に褒めちぎってみせた。

 確かにジェイクはカーリングの“ロコ・ソラーレ"で有名な地元・北見市の観光大使に就任したばかり。言葉を続けた拳王は「観光大使はめちゃくちゃ似合ってる! だが! GHCヘビーのベルトは全然似合ってねえだろ!?」と本題の猛口撃を開始だ。「あいつがチャンピオンでNOAHの舵を握って、どこに連れて行くんだ? オリンピック選手がたくさんいるカーリング場には連れていけるかもしれないけど、プロレス界の絶景がみえるところまで連れていけるのか? NOAHの舵を握ってカーリング場に連れっててもらっても仕方ないだろ!?」と立て板に水のごとくまくし立て、場内もどっと湧いた。

 そのうえで「10・28福岡で俺があいつを倒してNOAHの舵を握るぞ。プロレス界の絶景が見えるところまでテメーらクソヤローどもを連れてってやるからな!」と改めて公約。「次、ここ横浜に帰ってくる時は、俺がニューGHCヘビー級チャンピオンだ! これからはな、ニューGHCヘビー級チャンピオンになる俺に……………ついてこい!」と最後はたっぷり“溜め"を利かせて締めくくった。

 福岡決戦に向けて、試合でも言葉でもまずは拳王が先制。続く10・20後楽園大会でも前哨戦第2ラウンド「ジェイク&ジャック・モリスvs拳王&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.」が行われる。

【拳王の話】「てめえら、クソヤローども! カーリングかプロレス界の絶景どっちが見たい? そうだよな。もちろん俺も世界トップクラスのカーリング見たいよ。だが、今見たいのは、GHCヘビー級チャンピオンになってみたいのはプロレス界の絶景だ。おい、ジェイク・リー。てめえがベルトを持って、NOAHの舵を握ってどこに連れてきた? 何も見えてねえだろ? 明確なもの何も見えてねえだろ。その集大成がカーリング場か? おい! ナメんじゃねえぞ! 俺はカーリングの景色を見せるんじゃねえよ。プロレス界の絶景を見せてやる。おい、いいか。てめえら、クソヤローども。10・28福岡国際センター、GHCヘビー級選手権。最後に立ってるのはこの俺、拳王だ。そしてNOAHの舵を握って絶景を見せるのもこの俺、拳王だ。てめえら、クソヤローども。これからはな、GHCヘビー級ニューチャンピオン・拳王、俺についてこい」

【ウルフの話】「今日は拳王選手と組んで試合に勝つことができて、すごくうれしく思っている。YO-HEY、タダスケ、お前らにしっかり伝えておくぞ。俺たちはGHCジュニアタッグをずっと持ち続けて最長保持者になるからな」

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