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11/4【NOAH】HAYATA陥落!ダガがGHCジュニア奪取 近藤が「NOAHジュニアの顔」宣言で挑戦表明

『DEMOLITION STAGE 2023 in NIIGATA』新潟市体育館(2023年11月4日)
GHCジュニアヘビー級選手権試合 ○ダガvsHAYATA×

 NOAH新潟ビッグマッチのメインを飾ったGHCジュニア王座戦で、挑戦者ダガが“絶対王者"HAYATA攻略に成功。初挑戦・初戴冠を成し遂げ、初防衛戦での近藤修司迎撃が決定的となった。

 今年初頭の復帰以降、再びNOAHジュニアで安定政権を築いてきたHAYATA。そのHAYATAを9・24名古屋大会で襲撃して挑戦を決めたのが、AAAやImpactを渡り歩いてきた35歳の実力者・ダガだった。

 前哨戦を通じては場外締め出しのリングアウト勝ちや、相次ぐ反則狂言で王者HAYATAを翻ろう。それでもHAYATAは「挑戦者はセコいだけ、芸術的に防衛したる」と言い切り、防衛のその先に“海外"も見据えながら新潟決戦を迎えた。

 のっけからハイレベルな読み合いや切り返し合戦が続いたものの、パワーで勝るダガが攻勢。HAYATAも必殺ディアブロウイングスだけは打たせずに切り抜けるや、前哨戦で3カウントを奪った“交互法則性を崩したクロスフィックス"で技あり勝利を狙った。

 今回はダガもクリア。逆に左ラリアットをぶっ放して今度こそのディアブロウイングスを狙う。HAYATAも次は高角度前方回転エビ固めで切り返し、キックアウトされても飛びつきスイングDDTをズバリ。続けざまにムーンサルトプレスを投下だ。剣山で撃墜されても、カウンター式のヘデックでダガをコーナーに突っ込ませると、必殺の403インパクト発射で勝負あり…かと思われた。

 しかし、ダガはキックアウト。ならばとヘデックを狙うHAYATAをカウンターのスピアーで撃ち抜くや、シットダウン式のパワーボムで急降下だ。HAYATAも何とかキックアウトしたが、続けざまについに必殺ディアブロウイングスを完璧に決めて3カウントをもぎ取った。

 盤石王者を真っ向から攻略したダガがGHCジュニア王座初挑戦・初戴冠に成功。ダガが金色のベルトを受け取ると、HAYATAのセコンドに就いていたEitaが立ちふさがった。

 だが、Eitaが「ダガ!! 次は……」と言いかけたところで近藤修司のテーマ曲が鳴り響く。戸惑うEitaが「近藤、おま…」と言いかけたところで、近藤は問答無用のキングコングラリアットでEitaをKOした。

 “挑戦者決定戦"に勝った?形となった近藤は「Eita、お前が行ったより、俺が行ったほうが面白いだろ?」と不敵に笑うと、「Eita、NOAHジュニアの顔は俺だ」と宣言。キビスを返してダガとにらみ合い「お前も、俺でいいんだろ?」と確認するや、ダガも「これは俺のベルトだ。OK」と地声で応じ、両雄による王座戦が決定的となった。

 バックステージでは「1年足らずで俺は2つのベルトを獲った。ここにはあと2人チャンピオンがいるよな? 拳王、ジャック。俺がジュニアだとか関係ない。お前らにその気があるならベルトを懸けようじゃないか」とGHCヘビー級王者とナショナル王者にも真っ向から喧嘩を売ったダガ。ともあれ、頭一つ抜けていたHAYATAを真っ向から破る存在が出現。NOAHジュニアはおろか、NOAH自体の勢力図を大きく塗り替えてみせるか――。

【ダガの話】「ついにHAYATAを仕留めた俺が最強、ライオン・キング。ここは俺の王国、ジュニア最強はこの俺。この後は寿司か肉でも食べてビールやハイボールだな。だけどそれだけで俺は満足しない。1年足らずで俺は2つのベルトを獲った。ここにはあと2人チャンピオンがいるよな? 拳王、ジャック。俺がジュニアだとか関係ない。お前らにその気があるならベルトを懸けようじゃないか」

【近藤の話】「まあ、一言だけだ。宮脇に背中見せねえとな。俺も結果出すぞ」

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