1/28【NOAH】仙台へ拳王がワグナーJr.絞殺! 大荒れ挑戦者に「トランキーロ、あっせんなよ!」
『SUNNY VOYAGE 2024』エディオンアリーナ大阪第2競技場(2024年1月28日)
○拳王&大原はじめvsダガ&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.×
2・4仙台大会のGHCヘビー級王座戦に向けた前哨戦で、王者・拳王が挑戦者・ワグナーJr.を直接絞殺。「タップしてない」と大荒れの挑戦者を「トランキーロ、あっせんなよ!」と、どこかで聞いたことのあるセリフで徹底挑発した。
決戦1週間前となったこの日は大阪で3度目の前哨戦。1・23横浜大会ではワグナーJr.が拳王を試合後に襲撃KOしており、この日は序盤から両雄感情的な場外戦を繰り広げてヒートアップした。
同じく仙台へのジュニア王座前哨戦となった王者ダガと挑戦者・大原も激しい火花を散らしたが、終盤には拳王とワグナーJr.の一騎打ち状態に。ワグナーJr.が旋回式の垂直落下式ブレーンバスターなどで拳王を追い込んだものの、追撃は大原が飛び込んで阻止。救われた拳王も上段後ろ回し蹴りでワグナーJr.の側頭部を撃ち抜くや、PFSを投下だ。肩を上げられても拳王スペシャルで絞めに絞め上げる。
ワグナーJr.も「ギブアップ」を徹底拒絶。それでも反応がなくなったところで危険と判断したレフェリーが試合を止めた。
“直接絞殺"で横浜前哨戦の借りを返し、仙台防衛へ加速した拳王は、動かないワグナーJr.を踏みつけながらベルトを掲げ「カブロン!」とこれみよがしに罵倒。目を覚ましたワグナーJr.も、レフェリーの胸ぐらをつかんで「タップしてない」と猛抗議した。
荒れる挑戦者めがけてマイクを握った拳王は「カブロン! 今日は俺の勝ちだ! なにレフェリーに詰め寄ってんだ? 今日は俺の勝ちだ。いや、今日も俺の勝ちだ」と勝ち誇るや、「おい、決戦は来週2・4仙台だ。負けるのが怖いワグナーに一言だけ言ってやる。トランキーロ! あっせんなよ」と某ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンばりに胸板を叩いてから拳を突き上げ、そしてそのまま下ろして拳王ポーズをキメてみせた。
ワグナーJr.は悔しさをあらわにしながら退場。ここに来て一気に“炎上"してきた仙台決戦。残る前哨戦は2・3春日部大会のみだ。
【拳王の話】「おい! ワグナー。トランキーロ! あっ…せんなよ」
【大原の話】「おい、ダガ。お前が最高で最強のチャンピオンなのはよくわかってんだよ。3分? 3分でやってみろよ。俺はな、もうお前の攻略みえてきてるぞ。必ず俺がベルトを獲る!」
【ダガの話】「大原、お前にリングの中央で俺からピンフォールを奪うなんて無理なんだよ。わかってるのか? 3分、お前には3分しかないんだぞ」