2/15【NOAH/LIMIT BREAK】異次元対決…桜庭vs関本実現 15分ドローも“化学反応"に拍手喝采
『ザ・リーヴPresents LIMIT BREAK.1 〜Starting Over〜』後楽園ホール(2024年2月15日)
△桜庭和志vs関本大介△
桜庭と関本による異次元対決がNOAHの新ブランド興行『LIMIT BREAK』を熱く染め上げた。
“柔vs剛"“技vsパワー"な一騎打ちが、NOAH新ブランド興行『LIMIT BREAK』で実現。しかも3カウントフォールなしの15分1本勝負で行われた。
やはり桜庭が絞め技、関節技にこだわり、関本が三角絞めを持ち上げるなどパワーで突破しにかかる展開。桜庭の足関節に苦もんした関本もラリアットをぶっ放して反射的にカバーしてしまう一幕もあった。
終盤には絡みつく桜庭を持ち上げた関本がアルゼンチンバックブリーカーに変化して場内も熱を帯びたものの、桜庭もギブアップはせず。ならばと関本が逆エビ固めで絞め上げたところで15分時間切れのゴングが打ち鳴らされた。
意外な“化学反応"に場内は拍手喝采で、試合後にはノーサイドで握手。桜庭は「体重が違いすぎる。違いすぎるから足いったんですけど、足も力が違う」とヘロヘロで青息吐息だったものの、関本は「世界の壁は高いですね。技術を上回るパワーをつけたいと思います」と“再戦"に前向きだった。
【試合後の桜庭】
▼桜庭「ありがとうございました。体重が違いすぎる。違いすぎるから足いったんですけど、足も力が違う」
――アルゼンチンバックブリーカーを決められたが?
▼桜庭「でもちょっと普通の人よりは体が柔らかいと思うんで、少しは耐えれたんですけど、ずっと体重かかってるのはきつかったと思います。シューズ履いてるから足関いけそうだったんですけどね。エスケープあるから難しい。足の太さが違いすぎました」
――引き分けに終わったが再戦は?
▼桜庭「でも体重が違いすぎる。でかいの倒すのは面白いですけどね」
【試合後の関本】
▼関本「ああ、チクショー。やばかった。クソ。悔しいな。思うように全然いかなかった。クソ、悔しいな。思うようにいかなかった、全然。全部力を封じられたね。クソ。上手いなあ。さすが百戦錬磨ですね。クソ。世界の壁は高いですね、やっぱり。まあ、もっとしっかり技術を練習して、さらにパワーをもっとつけて。技術を上回るパワーをつけたいと思います」
――再戦については?
▼関本「もちろんいい経験になりました。またぜひお願いしますよ。桜庭さん、お願いします」
――プロレスの強さを出そうとした?
▼関本「でも、あくまでも桜庭さんはプロレスラーですから。やっぱり強かったですね、IQレスラーは。凄いな。まったく歯が叩かなかった。チクショー、もっと練習します」