7/30【NOAH】王者HAYATAが無言の調印式出席、YO-HEYは「今回はひと味もふた味も違う」 8・1広島GHCジュニア戦調印式
8・1広島大会のGHCジュニアヘビー級選手権試合「(王者)HAYATAvsYO-HEY(挑戦者)」に向けた調印式が30日、都内ホテルで開かれ、HAYATAが“異例の"出席。無言ながらもYO-HEY戦への思いの深さを伺わせた。
HAYATAは広島出身で2006年7月30日デビュー。ビッグマッチの広島大会は、ちょうど“デビュー15周年"のタイミングとなる。
その記念日を「最悪の日にする」と名乗りを上げたのがYO-HEYだった。広島を中心とした団体『ダブプロレス』に所属していたHAYATAとYO-HEYは、ノアでもタッグチーム『金髪夫婦』を結成して2度に渡ってGHCジュニアタッグ王座を獲得。現在は敵対関係にあるものの、両者ゆかりの広島の大舞台で相まみえることになった。
調印式の類は欠席するのが通例のHAYATAだが、この日は異例ともいえる出席。やはり無言を貫いたものの、写真撮影の段ではベルトを見せつけ、“出席"という行為のみで一戦への思いの深さがうかがい知れた。
現在は“PERROS DEL MAL DE JAPON"に属するYO-HEYも、「正直…このタイトルマッチに対しては、自分の(個人的な)気持ちっていうのが一番強い」と強調。過去2回実現しているGHCジュニアを懸けての“元金髪夫婦対決"はHAYATAが2連勝中なだけに、「このHAYATAをここノアでは多分自分が一番分かってると思う。こいつとのタイトルマッチは何度かやりましたけど、全部やられちゃってるんで。まぁでも今回のオイラはひと味もふた味も違うし、こいつのことを知ってる分、もっともっと研究を重ねて、対策も練ってるんで」とHAYATA攻略への秘策をチラつかせていた。
【会見の模様】
――試合に向けた意気込みを
▼YO-HEY「8月1日の広島大会でHAYATAのベルトに挑戦することが決まったけど、まぁ、この前の後楽園でも言った通り、その記念すべき15周年、さらにはHAYATAの地元・広島っていうことでね。かなり重要な大会になると思ってるし、そんなかなり重要な大会で最もHAYATAのことを知るオイラYO-HEYがボコボコにして、このベルトをいただきたいと思います」
▼HAYATA「………」
――HAYATA選手は15周年について?
▼HAYATA「………」
――YO-HEY選手はPERROS DEL MAL DE JAPON軍にタイトルをもたらす意味でも重要な一戦になる?
▼YO-HEY「もちろんペロスにとっても、ベルトを獲ることは重要なことだと思うんですけど、正直…このタイトルマッチに対しては、自分の(個人的な)気持ちっていうのが一番強いですね」
――YO-HEY選手もかつてHAYATAとともに広島拠点に活動していたが、その広島の地、サンプラザという大舞台でタイトルマッチを行う日が来る形となるが?
▼YO-HEY「そんな日が来るとは想像してなかったですけど、タイミングにせよ、場所にせよ、これは自分が行くしかないと。そして何よりコイツからベルトを奪ってやる!って気持ちがブシュッと出ましたね」
――HAYATAにとって最悪の日にする…というからには、どんな試合にしてどんな勝ち方を?
▼YO-HEY「今、こいつはSTINGERで、自分はペロス。別々の道を行ってるかもしれないですけど、このHAYATAをここノアでは多分自分が一番分かってると思うんで。そんな中で、こいつとのタイトルマッチは何度かやりましたけど、全部やられちゃってるんで。まぁでも今回のオイラはひと味もふた味も違うし、こいつのことを知ってる分、もっともっと研究を重ねて、対策も練ってるんで。もちろんそれは今は言わないですけど」
――自身にとってHAYATAというのは改めてどんな存在?
▼YO-HEY「…………(※長考の末に)“元"相方ってことですかね。今はそれだけです」