【NOAH】王者ヒロムが「新技・トラウマ」で挑発も…Eita動じず「NOAH背負う」 両国GHCジュニア戦調印式 2025/10/2

 10・11両国大会のGHCジュニア王座戦「(王者)高橋ヒロムvsEita(挑戦者)」に向けた調印式が2日、都内で開かれた。

 ヒロムが新日本マットで石森との防衛戦を強行したことで、一時は“消滅危機"にあったGHCジュニア王座戦だが、ヒロムが初防衛に成功したことで改めて決行が正式に決定。決戦9日前のこの日は調印式が開かれ、ともに調印書へのサインも済ませた。

 ノアジュニアと新日本ジュニアの“顔"対決。まず口を開いたEitaは「このGHCジュニアのベルトはNOAHのものだ。この闘い、俺はノアジュニア…そしてNOAHを背負ってリングに立ちます。このGHCジュニアのベルト、高橋ヒロムからではなく新日本プロレスから奪い返します。“ノアジュニアの顔"が約束します」とNOAH自体を背負う覚悟を短い言葉に込めた。

 Eitaの言葉を聞いたヒロムは「このメインディッシュとの防衛戦を最後に、短くはありましたけど“ノアジュニアを味わう"ということをやめないといけなくなるかもしれません。ノアジュニアの顔であるEitaさんを倒してしまったら、『あ、そっか。俺がノアジュニアの顔になっちゃうんだ』と。つまり味わうっていう言葉はちょっとおかしくなってくる。ノアジュニアの顔として、GHCジュニアヘビー級チャンピオンとして、もっと緊張感をもっていかないといけないのかなと思ってしまったというところがありますね」と話した。

 物議を醸した石森との初防衛戦では、Eitaの得意技『トラウマ』そっくりの一撃で勝利を呼び寄せた。ところがヒロムは「石森選手との試合の時に“Eita戦で出そうと思ってた新必殺技"を出してしまったんですね。パンプハンドルから相手を回転させて、相手の顔面にヒザを入れるっていう自分のオリジナルの新技」と白々しく主張すると、「この技、トラウマっていう技名でいこうと思ってるんで。皆さん、そのトラウマも含めて両国、ぜひ注目してください」と揺さぶりをかけた。

 Eitaもあえて反論せずに多くを語らず。ヒロムペースに巻き込まれることなく、フォトセッションの段では、ヒロムではなくGHCジュニアのベルトを見つめ続けて“NOAHへの奪還"を無言のうちにアピールした。

【会見の模様】

▼Eita「まず、このGHCジュニアのベルトはNOAHのものだ。この戦い、俺はノアジュニア、そしてNOAHを背負ってリングに立ちます。このGHCジュニアのベルト、高橋ヒロムからではなく、新日本プロレスから奪い返します。ノアジュニアの顔が約束します」

▼ヒロム「新日本プロレスの高橋ヒロムです。うーん、このメインディッシュとの防衛戦を最後に、短くはありましたけど、ノアジュニアを味わうということをやめないといけなくなるかもしれません。なぜかというとノアジュニアの顔を、ノアジュニアの顔であるEitaさんを倒してしまったら、『あ、そっか。俺がノアジュニアの顔になっちゃうんだ』と。ベルトももちろんありますしね。(自分が)ノアジュニアの顔と言っても、これはおかしくないのかなと。ノアジュニアの顔である。つまり味わうっていう言葉はちょっとおかしくなってくるのかなと。ノアジュニアの顔として、GHCジュニアヘビー級チャンピオンとして、もっと緊張感をもっていかないといけないのかなと思ってしまったというところがありますね。そしてね、お気づきの方もいるかもしれないんですけど、こないだの9月28日の石森選手との試合の時にですね。Eita戦で出そうと思ってた必殺技を出してしまったんですね。パンプハンドルから相手を回転させて、相手の顔面にヒザを入れるっていうね。自分のオリジナルの新技、こちらをちょっとね、Eita戦の前に出してしまったんでね。必殺技を一つみせてしまったなっていうのがちょっとあるんですけど。この技をトラウマっていう技名でいこうと思ってるんで。皆さん、そのトラウマも含めて両国、ぜひ注目してください。よろしくお願いします」