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5/13【全日本】DKの扱いに不満あらわ KENSOが5月シリーズでのタイトル挑戦を要求、5・25千葉ではK-DOJO・永井査定も(写真あり)

 DK(ダークキングダム)総帥・KENSOが13日、都内・全日本事務所で5月シリーズ『2014スーパーパワー・シリーズ』へ向けて会見。「全日本プロレスの対応には憤りを感じてしまう。少しおかしいんじゃないか」とDKのカード編成に不満をあらわにし、シリーズ中にタイトル挑戦を組むよう全日本側に要求した。

 KENSO率いるDKはこの春、一気に勢力を拡大。すでにメンバーだった長井満也、南野タケシに加え、新たに真霜拳號、新井健一郎、ベアー福田も加入。総勢6人の大所帯となった。中でもK-DOJOのトップレスラーでもある真霜にかける期待は大きい。「自分が見た感じだと実力がかなりある」と評したKENSOは、「背中をポンと押す何かを僕ができれば、彼はあっという間にこの全日本プロレスのトップに上がっていく男」と全面バックアップを約束した。

 新生・DKの本格始動となるのが5月シリーズ『2014スーパーパワー・シリーズ』。すでに6大会の全カードが出揃ったが、KENSOには不満しかない。この日、会見を開き、「まず始めにDKとして言いたいことが一つ」と切り出すと、「全日本プロレスの対応には憤りを感じてしまう。少しおかしいんじゃないか。そういうふうに思ってます。それは他のメンバーも同じ」と全日本側への怒りを口にした。

 DKからの要求はただ一つ。「可能なベルト全てDKで挑戦したい」というものだ。至宝・三冠ヘビー級王座は王者・曙が欠場中とあって早期実現が難しいものの、「世界タッグならKENSO&真霜、アジアはミスター長井&南野もしくはベアー福田。ジュニアは新井健一郎は今回出てないけど、新井か南野。三冠はKENSOか真霜」とすでにKENSOの脳裏にはタイトル挑戦プランも出来上がっている。「全日本が恐れているのではないか。俺たちに勢いがつくのが怖いんじゃないか」。そう指摘したKENSOは5月シリーズ中にDKメンバーによるベルト挑戦を組むよう全日本側に要求した。

 また、5・25千葉大会では新メンバー候補としてK-DOJO・タンク永井を査定する。同大会で永井は真霜と組んでEvolution・諏訪魔&佐藤光留と対戦する。真霜からのリクエストで組まれたカードで、KENSOは「千葉といえばハッキリ言えば俺のホームタウン、そこで査定しようじゃないか」と宣言。永井の戦いぶりいかんでDKメンバーとして迎え入れるつもりだ。

 狙うはDKによるベルト総獲り。「俺たちの勢いは止まらない」と言い切ったKENSO率いるDKの猛威が春の全日マットを襲う。

【会見におけるKENSO】
▼KENSO「まず始めにDKとして言いたいことが一つ。DKに対する俺の熱情というのは全く一寸の曇りもなく、熱く燃えている。しかし全日本プロレスの対応には憤りを感じてしまう。少しおかしいんじゃないか。そういうふうに思ってます。それは他のメンバーも同じ。俺たちとしては可能なチャンピオンシップに挑戦したい。三冠は曙が今ああいう状況だから、それ以外で可能なベルト全てDKで挑戦したい。それがDKの代表としての意見です」

――5・25千葉で永井が真霜と組むが?

▼KENSO「これは基本的に真霜からのリクエストで、じゃあ査定をしようと。タンク永井を査定という形で千葉Blue Field。千葉といえばハッキリ言えば俺のホームタウン、そこで査定しようじゃないか。そういう感じです」

――全日本の対応に対する憤りとは?

▼KENSO「タイミングとしては俺たちが現在可能であるアジアタッグもそうだし、世界タッグもそうなんだけど、俺たちをなぜ出さないんだと。それは全日本が恐れているのではないか。俺たちに勢いがつくのが怖いんじゃないか。そういうことを考えると憤りを感じてしまいますね。チャンスは自分で作るものだと思ってます。どうかこの訴えを広めてほしい。俺たちの勢力を逆に恐れている証拠だよと。そういうことを言いたいですね。そして俺たちの勢いは止まらないよということです」

――ベルト獲りの具体的なプランは?

▼KENSO「世界タッグならKENSO&真霜、アジアはミスター長井&南野もしくはベアー福田。ジュニアは新井健一郎は今回出てないけど、新井か南野。三冠はKENSOか真霜」

――5月シリーズで最低でも一つはタイトルマッチをやりたい?

▼KENSO「そうですね。組まないのがおかしいんじゃないかなと思います」

――新メンバー・真霜に期待するところは?

▼KENSO「自分が見た感じだと実力がかなりある。ただ世に引き出す、背中をポンと押す何かを僕ができれば、彼はあっという間にこの全日本プロレスのトップに上がっていく男だと思います。その背中を押す何かをDKの長としてしたい。そしてそれがまた全日本プロレスのためでもあるし、プロレス界のためでもある。そう思ってます」

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