6/11【IGF】マザコン扱い、小川への弟子入り要求、担架送りで引退勧告…7・13博多へ藤田が大地をメッタ斬り(写真あり)
7・13博多大会『GENOME 30』(福岡国際センター)で橋本大地との一騎打ちが決まった藤田和之が11日、東京・高円寺のIGF道場で会見。大地をメッタ斬りにしながら「セコンドお母さん」「小川に弟子入り」を要求し、タンカ送りによる“出直し引退"に追い込むことまで視野に入れた。
6月1日付けで電撃入団した大地の“IGFデビュー戦"の相手は藤田に決定。新日本時代、大地の父にあたる故・橋本真也さんの付け人を務めた藤田だが、その大地評は極めて手厳しかった。
まずは「(故・橋本さんの)歴代付け人だったら何人もいる。別に俺じゃなくてもいい。それこそ安田忠夫でも」と不満を口にした藤田は、「(大地は)ナマクラで練習しないらしいね。だから怪我が多くて。練習嫌いでナマクラなんだったら、それこそ安田忠夫さんでちょうどいいじゃん」と切り捨てた。
IGFサイドから“大地の教育役"を暗に依頼されたことも明かしたものの、「俺は橋本さんの付け人をやっててもリングのことなんて何も教わったことはなかったよ。こっちに来るからといって面倒をみる筋合いなんてない」と拒絶。「指導してもらいたいなら、茅ヶ崎の小川のところでも行ってればいい。アイツ(小川)もおしゃべり大好きだから、2時間でも3時間でも藤田対策を話し合ってくればいいよ。そのうえで引退した今は亡き澤田の後を継げばいいんじゃない?」と引退を撤回した澤田敦士を皮肉りながら、大地を小川道場のある茅ヶ崎方面に“押し付け"た。
さらには「あとは何かにつけてお母さん頼り。甘ったれてる感じ。何かにつけてお母さん、お母さん…って、試合のたびにお母さんを連れてくればいい」と大地をマザコン扱い。大地の母・かずみさんのセコンド登場まで要求した。
とにかく胸を貸すつもりは毛頭ない。むしろ叩きつぶす。「リングの上で普通に闘いをみせるだけ。容赦するつもりなんてハナからない。とにかく稽古しないヤツはダメですよ。いっそのこともう一回怪我をすればいいんじゃないかな? 一回引退でもして、体を作り直せばいい」とまで言い切った藤田は、道場にあった担架を片手に記念撮影。デビュー戦で“出直し引退"の危機。「IGFは谷底だ。レスラー、ファイターの墓場だよ。妖怪だらけ。そこでやってくんだから、ダメだったらダメで消えてなくなるだけ」。IGFに足を踏み入れた大地を、早くも非情すぎる“洗礼"が待ち受けている。
【藤田のコメント】
――これまで大地の試合を観たことは?
▼藤田「ないです。デビューしたことすら知らなかった。でも聞いたところによると、俺が橋本さんの付け人をやってたから…っていうのが(対戦相手に選ばれた)理由らしい。歴代の付け人だったら何人もいる。別に俺じゃなくてもいい。それこそ安田忠夫だっていいじゃん」
――印象は?
▼藤田「ナマクラで練習しないらしいね。だから怪我が多くて。練習嫌いでナマクラなんだったら、それこそ安田忠夫さんでちょうどいいじゃん。あとは何かにつけてお母さん頼り。甘ったれてる感じ。何かにつけてお母さん、お母さん…って、試合のたびにお母さんを連れてくればいい。俺の知ってる橋本さんはご両親がいなくても、一人でずっと頑張ってこられた人だったけどね。ちゃんと練習して来ないと怪我するぞ。実は練習で指導してくれなんてことも言われたけど、俺は橋本さんの付け人をやっててもリングのことなんて何も教わったことはなかったよ。リング外では色々と貴重な経験をさせていただいたけどね(笑) だから、こっちに来るからといって面倒をみる筋合いなんてないし。指導してもらいたいなら、茅ヶ崎の小川のところでも行ってればいい。アイツ(小川)もおしゃべり大好きだから、2時間でも3時間でも藤田対策を話し合ってくればいいよ。そのうえで引退した今は亡き澤田の後を継げばいいんじゃない?」
――胸を貸すつもりは毛頭ない?
▼藤田「リングの上で普通に闘いをみせるだけ。容赦するつもりなんてハナからないしね。これまで色んな偉大な先輩レスラーと戦ってきたみたいだけど、皆さん手加減してやってくれたみたいで。みんな“うまかった"から、そこでは怪我をせずに。経験に勝る学びは無いっていうけど、ダメなら辞めていけばいいだけ。とにかく稽古しないヤツはダメですよ。いっそのこともう一回怪我をすればいいんじゃないかな? 一回引退でもして、体を作り直せばいい。ま、獅子はわが子を谷底に突き落とすっていうけど、確かにそうだ。IGFは谷底だ。レスラー、ファイターの墓場だよ。妖怪だらけ。そこでやってくんだから、ダメだったらダメで消えてなくなるだけ。這い上がれるわけがないんだから」
☆7/13(日)福岡国際センター『GENOME 30』16:00開場、17:00開始
▼シングルマッチ
橋本大地
vs
藤田和之
