7/5【WRESTLE-1】7・6両国前日会見における武藤、真田、KAI、河野の詳細コメント(写真あり)
5日、都内・日テレタワーで行われた7・6両国大会前日会見における武藤敬司、真田聖也、KAI、河野真幸の詳細コメントは以下の通り。
【会見におけるKAI、河野】
▼KAI「WRESTLE-1のリングにもうデスペラードは必要ありません。河野! 戦いから逃げるんじゃねぇぞ。明日セコンドも乱入してくると思うけど、それもすべて受け止めて、俺が勝って、ぐうの音も出させずデスペラードを解散させます」
▼河野「明日は特にないですね。解散かかってるんで、WRESTLE-1が始まってから俺がやってきたデスペラードの存在意義が問われるんで、どんな手を使っても負けません。自称エースが言ってることとやってることがおかしいので、坊主になって反省して下さい、ファンの皆さんにも謝罪して下さいという意味を込めて。覚悟決めてんだろ。ハサミでもバリカンでもどっちでもいいよと。背負ってるもの自体は僕の方がでかいんじゃないですかね。そっちは軽いものしか積んでない。濃さ、重さでは僕の方が上ですよ」
▼KAI「前回負けてるし、両国で負けられない。俺はWRESTLE-1のファンの気持ちを背負ってるんで負けられないです。明日、試合で勝つのみです」
――前回はメインで今回はセミだが?
▼KAI「そこは置いといて、河野に集中しなきゃこの試合絶対に勝てないんで。今は河野しか見てないですね」
――河野はどんな手を使ってでもと予告しているが?
▼KAI「どうぞお好きに。その上で俺が勝つんで。そしたらぐうの音も出ないんで。そして解散させます」
▼河野「最後に一言? 僕は明日、辻さんに解説してもらうことがうれしいんで頑張ります」
▼辻「残念ながら僕、しゃべることができません。実況したいんですけど、いろいろな事情でこのお二人の実況は僕じゃない方が…」
▼河野「俄然やる気がなくなりましたね。勝って次回デスペラードの実況は辻さんで」
▼辻「その機会があるかどうか…」
▼河野「あります。その時はあのTシャツ着てもらいます」
▼KAI「ありません。自分の実況をしてもらいます」
▼河野「お疲れ様でした(と写真撮影を拒否して退場)」
▼KAI「お前逃げんのか!? 明日そうやって逃げんじゃねぇぞ!」
【会見における真田、武藤】
▼真田「まずXディビジョンのタイトルマッチを期待されていた皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも今の自分とグレート・ムタの試合でタイトルマッチに頼らないで純粋にいい試合をやって、自分がもうワンステップ上に行くために勝ちたいと思います。この間、(TNA6・25)ニューヨークにグレート・ムタが来たんですけど、自分に自信がつき始めた頃だったけど、ムタの方が全然人気あって、自信とジェラシーが半分交じり合った状態で反撃しました。でも今、自分も自信あるので。やっぱりグレート・ムタが凄すぎて、あそこで素直にいてもお客さんに何もインパクト残らないなと思って、一発バーンとやってしまいました。研究はしてます。ムタって何するか分からない。今の自分も何するかわからないので、皆さん期待しててください」
▼武藤「真田が言ったニューヨークの試合でグレート・ムタも参戦してたんですけど、逆にムタさんも真田選手が非常にまぶしく輝いて見えてたと。ただムタの住む魔界には時間というものは存在しない。その中で日米を股にかけたトップはいまだにグレート・ムタだといってました。さっき真田がいい試合するとか言ってったけど、ムタはいい試合とか考えない。でも存在だけは残してる。真田選手はその存在というものが消えないように頑張ってほしいですね」
――ニューヨークで真田に襲われたが?
▼武藤「あんなことはムタの歴史、経験の中で普通にあること。今回あいにくチャンピオンシップじゃなくなったけど、何でタイトルマッチに臨んだかというとアメリカに行くベルトというパスポートがほしかった。でもニューヨークに行ったら国賓級の扱いだったからね。ベルトとか必要ない。プライドをかけた男と男の闘いをしましょうとグレート・ムタは言ってました。現状、(真田が)視界に入ってるから今のうちに芽を摘んでおかないといけないと言ってました」
――ムタは上から目線だが?
▼真田「そろそろグレート・ムタの存在を超えなきゃ明るい未来が見えないんじゃないですかね、WRESTLE-1も。ワンステップ上に行けるかなと。凄くいい近道かなと思ってます」
――3ヶ月のアメリカ遠征で得たものは?
▼真田「精神面で凄く鍛えられたというか。リング上に表れるんじゃないでしょうかね、いい意味で」
――日米を股にかけてきて、ムタの存在を超える手応えはつかめた?
▼真田「まだ試合やってみないとわからないけど、それは試合後に出る答えなのかなと思います」
――メインへの期待は?
▼武藤「正直、真田にも期待してますけど、これを高い壁というか、変に優しく踏み台にしたら、本当にいい真田は作られないような気がします。ここは本当に潰しにいこうかなと思ってるんじゃないかな、ムタさんも」
――武藤代理人の発言を受けて?
▼真田「何しゃべるか忘れた(苦笑)」
▼武藤「しゃべり聞いてると変わってないように見えるけど、リング上はまぶしかった。明日はきっとまぶしい真田を見せてくれると思いますよ」
