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7/10【IGF】大地が“写真破壊作戦”で藤田戦へ恐怖心払しょく「早く試合したい」 7・13博多『GENOME30』全カードも決定(写真あり)

 7・13博多大会『GENOME30』で藤田和之を相手に“IGFデビュー戦"を行う橋本大地が10日、東京・高円寺のIGF道場で公開練習。連日の“写真破壊作戦"で恐怖心払しょくに成功し、「今ではワクワクしてる。早く試合がしたい」と話した。

 大地IGFデビュー戦の相手は藤田。いきなり“最強の壁"が現れたことから、小川直也からは「殺されるぞ」と対戦辞退を勧告され、藤田自身からも「練習嫌いのマザコン野郎に容赦はしない。一度引退させる」と戦りつの洗礼を予告されている。

 「藤田さんにそこまで言われる理由が分からない」と話していた大地だが、やはり対戦決定当初は恐怖心があったという。そこで藤田との親交も深い高橋義生コーチが、“写真破壊作戦"を発案。道場内のあらゆる箇所に藤田の顔写真を貼り付け、日々の練習の中で殴ったり、蹴ったりを繰り返してきたという。

 この日の公開練習では一連の“流れ"を説明した。まずは玄関口。「道場に着いたら、まず一発こうやって殴ります」と写真にパンチを見舞った大地は、そのままサンドバックに移動。今度は写真ごとサンドバック蹴り飛ばし、仕上げにリング上で“写真つき人形"めがけて容赦なくハンマーを振り下ろした。

 高橋コーチが用意した写真120枚も、すでに残りわずか。連日藤田の“顔面"に一撃を加え続けた結果、最近になって恐怖心が消えたという。「ビビったら負け。こうして気持ちを作ってきた。今ではワクワクしています。早く試合がしたい」と今では藤田戦を待ち望んでいる。

 すでに高橋コーチとともに試合のイメージも進んでおり、「今は言えない」としたものの、あらゆる局面を想定。「喧嘩に勝つのに必要なのは、熱いハートとクールな頭脳。理性も保ちながら相手を攻略していきたい。KOか3カウントを取りたい」と話した。

 ZERO1からIGFに移籍し、“鬼教官"高橋コーチのもとで汗を流す日々。生活も練習の質も変わった。自身の“変化"については「何を言っても自己評価になってしまう」と殊勝に語ったが、「どれだけできるのかは未知数ですけど、技術的にも精神的にも以前とは違うものを日々吸収してる。一回試合をしてみないと分からない。だから試合がしたい」と大地。新生・破壊王子の披露興行。“処刑台"に上がる気は、本人には毛頭ない。

 また、IGFではこの日、同大会の追加カードを発表。「5代目ブラックタイガーvsエディ・フレンチ」「原学vs岩本煌史」のGENOMEルール戦2試合が新たに決まり、同大会の全カードが出そろった。なお、当日券は15時から販売される。同大会の全カードは以下の通り。


☆7/13(日)福岡国際センター『GENOME 30』16:00開場、17:00開始
※IGFルール=IGF流総合格闘技ルール、GENOMEルール=IGF流プロレスルール

▼オープニングマッチ/IGFルール
SHUNYA
vs
アイアンホース田中

▼オープニングマッチ/IGFルール
拓也
vs
上田将竜
※オープニングマッチ2試合は16:20開始

▼シングルマッチ/GENOMEルール
岩本煌史
vs
原学

▼シングルマッチ/GENOMEルール
エディ・フレンチ
vs
5代目ブラックタイガー

▼シングルマッチ/GENOMEルール
奥田啓介
vs
澤田敦士

▼将軍岡本九州凱旋マッチ/GENOMEルール
ワン・ビン
vs
将軍岡本

▼シングルマッチ/GENOMEルール
クラッシャー川口
vs
鈴川真一

▼シングルマッチ/GENOMEルール
橋本大地
vs
藤田和之

▼IGFスペシャルタッグマッチ/GENOMEルール
天田ヒロミ
ジェロム・レ・バンナ
vs
ミノワマン
小川直也

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