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8/26【NOAH】丸藤が異業種にも挑戦 東京・赤坂『不知火カレー』が28日オープン(写真あり)

 丸藤正道がオーナーを務める『不知火カレー City's Bar 赤坂店』のオープニングレセプション(内覧会)が26日、同店で開かれ、同時に丸藤が社長を務める新会社『キュリオシフト』の設立も正式に発表された。

 ノアでは副社長を務める丸藤だが、このたび自身が社長となる別会社『キュリオシフト』を設立。「プロレスに関しては、ノアで変わらずしっかりやります。ノアのプロレスラーである部分が自分の中では一番」と強調したうえで、「絵を描くのも好きだし、デザインとかもしたい。前から作ってみたかった食器もある。まだ中途半端な才能を、自身の責任のもとで“本物"にしたかった」と新会社設立に至った経緯を説明した。

 設立に伴って登記等の手続きをすべて自ら行い、「ノアでは突然、副社長になった部分があったので、会社がいかにして成り立つかは分からない部分もあった。経営に関して勉強になることばかりだった」と丸藤。社名の由来は、キュリオシティ(好奇心)とシフト(変化、変動)の造語で「プロレスラーの引退後を見据えたセカンドキャリアにおいても、何らかの手本になれれば」(丸藤)との思いもあった。

 その新会社の事業“第1弾"となるのが不知火カレー。知人の店で口にした淡路島名産の玉ねぎを使ったカレーに魅了されたのがきっかけだという。

 「こんなにおいしいカレーがあるのかと思った。このカレーに自分なりのアレンジを加えて提供してみたかった。ちょうど後援会が縁で知り合った、三沢(光晴)さんの同級生である川上智一さんが赤坂でバーを営んでいて、昼のランチタイムにカレーを出してみないか、と話を頂けました。淡路島の農場や工場にも足を運んだし、お米は興行開催を通じて知った会津若松のものを仕入れています。人と人の繋がりが生んだカレーです。ゆくゆくは2店目、3店目も出せれば」(丸藤)

 開店は28日で、ランチタイム(午前11時から午後2時まで)のみの営業。イチオシの“不知火カレー"は、淡路島産玉ねぎを使ったカレーに、フライドオニオン、ピクルス、自身が大好きだというチキンレッグを添えた一品で、価格は1000円(レギュラー) 「まずは玉ねぎの甘さが来て、次にコクとうまみ、辛さが来る。ぜひ一度味わってもらいたいですね」と丸藤はPRした。

 可能な限り店にも顔を出すつもりだが、あくまで“本業"はプロレスラー。「会社を作るにあたって、引退するんじゃないかとか、ノアを辞めるんじゃないか…みたいな噂になってることも聞きましたけど、そんなことは一切無い。“プロレスありき"の僕なので。ただ、あらゆることを通じてノアを、プロレスを知ってもらえる入り口になれれば」と話していた。


☆『不知火カレー City's Bar 赤坂店』
東京都港区赤坂3-12-10 赤坂サンビルB1F

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