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9/11【ZERO1】船木からの世界ヘビー奪還へ耕平豪語「攻略できる部分みつけた」(写真あり)

 9・19後楽園大会で船木誠勝の世界ヘビー級王座に挑戦する佐藤耕平が11日、都内・ZERO1道場で会見。「僕がZERO1の砦だと思ってる」と言い切る耕平は、「いろいろ攻略できる部分は見つけた」と船木からの至宝ベルト奪還に自信をみせた。

 WRESTLE-1の9・6大阪大会に大谷晋二郎が乗り込み、世界ヘビー奪還に挑んだものの、王者・船木が返り討ち。船木から次期挑戦者の早期提示を要求され、名乗りを上げたのは前王者・耕平だった。

 耕平はW-1の7・6両国大会で船木の軍門に下り、世界ヘビー級王座から陥落。ZERO1の至宝流出を招いてしまった。「自分が落としたベルトなんで、自分が取り返さないと気が済まない」との思いから、2ヶ月越しのリマッチに出陣することを決めた。

 もし船木に連敗を喫するようなことがあれば、耕平はZERO1にとって戦犯となりかねない。後がない状況は本人も自覚し、「僕がZERO1の砦だと思ってるんで、逆にそれぐらいの気持ちで行かないと獲れない相手」と気を引き締めるばかり。「船木vs大谷」をセコンドとしてリングサイドから観戦し、「自分なりに穴ってわけではないけど、いろいろ攻略できる部分は見つけた」と自信を得た。具体的には明かさなかったものの、「打撃からグラウンドに移行する部分であったりとか、サブミッションからスタンドに移行する部分だとか、そういったつなぎ」の際に付け入るスキがあると確信し、「打撃、グラウンド以外の投げとか、そういった部分では慣れてないのかなという感覚があるので、そのへんを突きたい」と得意のジャーマンやパイルドライバーに活路を求める構えをみせた。

 船木は今月21日に開幕するWRESTLE-1初代王者決定トーナメントに世界ヘビーをかけ、統一戦とする構えもみせていたが、耕平はその2日前に至宝ベルトを奪還して食い止めるつもり。「今度の後楽園で自分がキチっと獲るんで、向こうがチャンピオンになった上で統一戦やろうっていうのであればそれは受けます」と初代W-1王者誕生後にダブルタイトルマッチを受ける構えを今からみせていた。

【会見における耕平】
▼耕平「田中さんもベルトに行くようなコメントを聞いていまして、(9・6)大阪の試合の後に田中さんも一緒にリングに上がってきたんですけど、実際チャンピオンはずっと僕の方を見てたんで。どっちがきてもいいということを言ってたけど、自分が落としたベルトなんで、自分が取り返さないと気が済まない。向こうのリングで社長が挑戦して負けたと。社長が砦みたいなこと言ってましたけど、僕の中では大谷晋二郎はZERO1の象徴だと思ってます。なので決して砦という捉え方をしていただきたくないなと思ってましたし、(船木と)一度やってみて、負けましたけど、この間、社長とやった試合はセコンドでしっかり見た中で、自分なりに穴ってわけではないけど、いろいろ攻略できる部分は見つけたんで、必ずZERO1の後楽園でZERO1のベルトを獲り返したいなと思います」

――船木の警戒点は?

▼耕平「打撃にしろ、グラウンドにしろ、サブミッションにしろ、スキはないと思ったんですけど、その中で打撃からグラウンドに移行する部分であったりとか、サブミッションからスタンドに移行する部分だとか、そういったつなぎというかスキですよね。そこであったり、前回、負けてこういうのもなんですけど、打撃、グラウンド以外の投げとか、そういった部分では慣れてないのかなという感覚があるので、そのへんを突きたいなと思います」

――ジャーマン、パイルドライバーあたりが有効になりそうだが?

▼耕平「前にチャンピオンが言ってましたけど、向こうにもハイブリッドブラスターという強烈な技を持ってます。そういった技をどこで出すかが勝負の分かれ目になると思います」

――2連敗が許されない、あとがない状況といえるが?

▼耕平「それこそ自分が言うのもなんですけど、砦っていう部分では僕がZERO1の砦だと思ってるんで、逆にそれぐらいの気持ちで行かないと獲れない相手だと思ってます」

――船木はベルト統一を視野に入れているが?

▼耕平「統一っていう話が出た時に、向こうのベルトが新設されるっていうことでしたよね。その現物を見てないですし、どういった面子でとかも自分の中では情報が入ってきてないので分からない。ウチのベルトに関して言えば、今まで数々の選手が巻いてきた一番のベルトだと思ってるので、それを統一って言った時点でイラっときたけど、今度の後楽園で自分がキチっと獲るんで、向こうがチャンピオンになった上で統一戦やろうっていうのであればそれは受けます」

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