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9/12【Fortune KK】熱血“小橋教室"がエクササイズで開講 協栄スイミンググループで『小橋建太 プロレス・エクササイズチャレンジ』がスタート(写真あり)

 小橋建太さんが『協栄スイミンググループ』(若林敏朗社長)と共同して“プロレス流エクササイズ"に挑戦することになった。12日に神奈川・横浜の『協栄スイミングクラブ十日市場』で開かれた会見で発表された。

 鉄人の“熱血指導"が一般向けにも開かれる。とあるスポーツセミナーで若林社長が小橋さんと知り合い、「小橋さんとは同世代。同世代の英雄と是非一緒に仕事をしてみたかった」と“プロレス流"のエクササイズ開講をオファー。『小橋建太 プロレス・エクササイズチャレンジ』がスタートすることになった。10月11日に『協栄スイミングクラブ十日市場』で無料体験会が開かれる。

 会見で小橋さんは「自分がプロレスのトレーニングで積み重ねてきたものを一般向けにアレンジした“エクササイズ・チャレンジ"に挑戦することになりました。自分は『がんの子どもを守る会』の支援活動を行っているのですが、協栄グループさんも『学童保育プログラム』に取り組んでいて、子供たちに寄り添えるパートナーとしても役立てれば」と説明した。

 まずは1クラス20人程度の想定し、毎月第2、第4土曜日に『協栄スイミングクラブ十日市場』で小橋教室が開かれる予定。小橋は「プロレス特有のタオルを使ったトレーニングだったり、いわゆる手押し車だったりを取り入れたい。自重を使ったトレーニングが中心になると思う。日常生活では使わない動きだけど、チョップやラリアットの動きを取り入れたエクササイズも考えてます」とのプランを明かした。

 現役時代は厳しく熱い“熱血指導"で知られ、幾多の弟子を鍛え上げた鉄人ではあるが「できる・できないは別にして、みんなで楽しくやっていけたら。何より継続していくことが大事」と柔和な笑顔を見せつつも、「やっていくうちに、いつの間にか熱血指導になってるかも。せっかく来ていただけるなら、一緒に熱くやろうよ!という気持ちです」と、やはり“闘志"を燃やした。

 最初は成人が対象となるが、いずれは子どもや親子連れ、プロレスラーを目指す若者にも門戸を広げたい意向もある。「今、子供達からプロレスという言葉が離れてしまっている。エクササイズを通じて子供たちにプロレスを広める手伝いができればいいし、レスラーになりたい子供たちが出てきたら、その力にもなりたい。具体的にレスラーを目指す若者にも来てもらったら、どういうトレーニングや心構えであるべきか、アドバイスもできると思う。そのうえで色んな団体に送り出せるようになったら面白い」との展望を語った。

 いずれは協栄スイミンググループ内での多店舗展開を目指し、「運動不足解消コース」や「子ども向けコース」「プロレスラー養成コース」とコース分けするプランにも「そうなったら面白いね」と興味を示した。

 引退後も日々のトレーニングは欠かしておらず、レスラー並の肉体をキープ。「自分自身がトレーニングしていないのに、エクササイズを開いていたら、みんな『どうなんだ』と思うやろ?」と、トレーニングを継続する格好の“理由"(?)もできた。ともあれ、小橋さんとしても、一般向けの“トレーナー"となるのは初めての経験。「どうなるのか見当もつかない部分もあるけど、とにかく全力を尽くしてやれば、何かが見えてくると思います」。引退後の“第2の青春"を探し続ける小橋さんが、また一つ、新たな“挑戦"に踏み出す。

プロ格 情報局