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9/16【新日本】調印式におけるファレ、中邑の詳細コメント(写真あり)

 16日、都内・新日本事務所で行われたIWGPインターコンチネンタル選手権試合調印式におけるバッドラック・ファレ、中邑真輔の詳細コメントは以下の通り。

【調印式におけるファレ、中邑】
▼中邑「ベルトを落としたのが(6・21)大阪、ファレと最後に対戦したのがG1(8・8)横浜。それからずいぶん月日が流れたように感じます。ファレがとても凄い選手に育っていったことも自分は凄ぇ思ってる。リスペクトに値するほどの破壊力、怖さを持った選手であることも知ってます。ただ、白いベルト、インターコンチのベルトを持って何をしたいか分かりません。ベルトというのはそこにどういう主張を打ち出していくかが重要になるんですが、タイトルマッチが決まった以上、それをさせるまでもなく自分がまた白いベルトを巻きたいと思います」

▼ファレ「中邑との対戦は前回のG1も非常に大きいものだった。神戸の試合は俺が大爆発してみせる。今、中邑は『何をしたいのか分からない』と言ったが、それはこれから俺がみせていくし、非常に大きなことをやっていく。俺は凄いパワーと技術を持ったレスラーであることをみせつけ、神戸で中邑からフォールを獲ってみせる」

――今年4回目のシングルで、ファレが大きくなっているが?

▼中邑「過去3回やるたびにでかくなってます、この怪物は。今シリーズ、9月初旬の後楽園から始まり、日々日々でかくなってます。もう4回目ですよ。なんだろうなぁ。棚橋かってぐらい。どういう受け取り方をしていいのか分かりませんが、それだけ特別な対戦相手であることは確実だと思います」

▼ファレ「確かに俺は大きくなっているが、それ以上のパワーを見せるのは簡単なことではない。今度、中邑を相手により大きくなったチャンピオンであることを証明してみせる」

――中邑と3回戦って、自分が成長できた面はある?

▼ファレ「リング上で戦うたびに俺はそれまでと同じようなことはしていない。常に変化しながら戦っている」

――ファレを育ててしまった感覚はある?

▼中邑「それこそ、ごくまれでしょうから。年にこの頻度でシングルマッチで戦うということは。例えばNJCの決勝すら初めてのシングルだったけど、簡単じゃなかった。次4度目でしょ。ファレの成長するスピードが速いわけですよ、自分が感じる中では。それこそ毎日重くなってるんじゃないかというぐらいですから。棚橋とは最終的に戦いの中でコンディションを感じるしかない戦法でいきましたが、ファレはサイズ感があり、まだ定め切れていませんが、総力戦になるんじゃないかなと、とりあえず言っておきます。試合が始まって変える可能性もあります」

――下半期、ドームへ向けたプランは?

▼中邑「全くプランニングもしてなければ、ましてやベルトも巻いていない。ただ、大きなチャンスが一つ巡ってきたのは確実で、インターコンチは自由なベルトですから、自分が思うがままにリング上、新日本プロレスの世界を描けると思うんですが、そういう意思を持った人間が挑戦してくると思います。自分が勝ったにしても、ファレが勝ったにしても、そうなると思いたいですね」

――自分以外のチャンピオンには何もさせたくない?

▼中邑「それはないですよ。それこそファレがトンガに帰った時、防衛戦を開こうと思えばできたわけでしょ。G1も全部防衛戦にしてもよかった。たまたまそういうチャンスが自分に巡ってきただけというか。自分のものという意識? ないです」

――1月に落とし、4月に取り返し、6月に再び落とし、ベルトを持っている期間が短いがベルトに見放されている感覚はある?

▼中邑「インターコンチの価値はある種、作り上げられたとは思うんですね。あとは巻いた人間がどう扱うか。高い位置をキープしてるとは思うんですけど、自分にとってこの不安定さは自分らしいかなというところで落ち着かせておいてほしいですね。ただ、不安定な時こそバランスを取ろうとするというか、自分は今そうしようとしてるところだから、この神戸の一戦が上半期というなら上半期だろうし、今後と言えば今後だろうし、自分の指針、それですべて決まってくるんじゃないかなと思いますね」

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