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10/12【新日本】IWGP挑戦権利証争奪戦調印式におけるオカダ、内藤の詳細コメント

 12日に東京ドームシティラクーアアガーデンステージで開かれた東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦の調印式における、権利証保持者オカダ・カズチカと挑戦者・内藤哲也のコメントは以下の通り。

【調印式の模様】
――決戦を控えた今の気持ちは?

▼内藤「明日に迫った両国大会ですけど、彼はとある取材でこう答えました。『内藤さんが主役になったら、新日本プロレスは潰れてしまう』。彼の発言が正しいのであれば、明日は全力で私を倒しに来てください。じゃないと、新日本プロレスが潰れてしまう…らしいので。彼の発言に共感する方は、明日は全力で彼を応援してあげてください。じゃないと、新日本プロレスが潰れてしまう…らしいので。それでも私を応援してくれる方、私が彼に勝つ姿を見たいという方は、明日全力で私を応援してください。私が彼を…俺がオカダをキッチリ黙らせてみせます。そして、東京ドームのメインイベントに進みたいと思います。明日両国国技館でお会いしましょう」

▼オカダ「明日は新日本プロレスを潰さないように頑張りたいと思います。僕は正直、明日の試合というよりも、2015年1月4日、東京ドームのメインイベントを見ています。なので明日はどうでもいいです。ただ、意味があるとしたら、新日本プロレスを潰さないように頑張ります」

――今年3度目のオカダ戦となるが、1勝1敗という結果を受けての決着戦となる?

▼内藤「もちろん東京ドームの借りを忘れてないですし、仙台で勝ったという彼が言う“ミラクル"もしっかり覚えているので。それがミラクルだというなら、明日またミラクルをもう一度起こしてやります」

――G1では内藤選手に取りこぼしがあったが、それについてはどう捉えている?

▼オカダ「僕はミラクルだったということを証明したいと思います。ただ明日はミラクルは起きません」

――明日の勝者が東京ドームのメインに出場することになる。AJスタイルズ選手、棚橋弘至選手、どちらに挑戦したい?

▼内藤「東京ドームの相手が明日のメインイベントで決まるわけで、試合結果もそうだし、試合もこの目でキッチリ見たいと思います。ただ、相手はどっちでも構わないです。それよりも俺が気になるのは、確か今年の東京ドームで、メインイベントとセミファイナルをファン投票で決めたと。果たしてあの意味はなんだったんだろうなって。来年も俺がメインイベントに立つとなった時に、新日本プロレスはファン投票をしっかりやってくれるんだろうなと。俺はそこに一番注目しています」

▼オカダ「ちょっと前まではAJにこだわってましたけど、今はどちらでも構いません」

――互いに相手を知り尽くしていると思うが、特に注意する部分は?

▼内藤「新日本プロレスを潰さないために、明日は100%のオカダ・カズチカでおそらく俺の前に立ってくれると思うので。今まではどうだったかしらないけど、今現在の100%のオカダ・カズチカを明日はしっかりと感じたいなと。注意する点は、ブーイングがどれぐらい来るか。それぐらいですね」

▼オカダ「特にありません」

――過去2年、権利証は移動せずにG1優勝者が東京ドームでIWGPに挑戦しているが、内藤選手はどう思う?

▼内藤「一昨年からG1優勝者に挑戦権利証を与えられるようになって、今まで1回もこの権利証が動いたことはないと。果たしてこれを懸けて戦う意味ってなんなんだろうとちょっと思い始めています。この権利証を懸けた戦いがなぜあるのか? 明日俺が『権利証が動くこともあるんだよ』というのを皆さんにしっかりお見せしたいと思います。3年間一度も動いていないのであれば、俺が明日動かしてみせます。ミラクルを起こしてみせます」

プロ格 情報局