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10/14【新日本】会見における棚橋、オカダの詳細コメント(写真あり)

 14日、東京・テレビ朝日で行われた1・4東京ドーム大会第1弾カード発表会見における棚橋弘至、オカダ・カズチカの詳細コメントは以下の通り。

【会見における棚橋、オカダ】
▼オカダ「ちょうど1年前、両国で棚橋さんと完全決着戦をやりました。そのあと棚橋さんは『さらばIWGP』と言ってましたけど、まさかこういう形で再会するとは思ってませんでしたし、東京ドームで挑戦するとも思ってませんでした。僕は完璧にAJだと思ってました。去年、棚橋さんは挑戦して負けてますし、今年の1・4も僕がチャンピオンでしたけど、結局はメインイベントじゃなかった。今回はメインでベルトをしっかり獲って、くすんだ太陽には沈んでもらいます」

▼棚橋「100年に一人の逸材・棚橋弘至です。ありがとうございます。チャンピオン戻ってきました。オカダにしたらAJにベルトを獲られて、獲り返せずという中で、きっと自分で獲り返したかったと思うんですけど、そうはうまくいかない。棚橋はしつこいと。今オカダが言ったように、オカダの中では自分で獲り返せなかったものとか、去年メインを奪われたこととか、戦う理由はいろいろあると。じゃあ俺は何か。昨日でIWGP7回目、連続最多防衛11回、通算防衛27回…IWGPの全ての記録を俺が作りました。オカダはいいレスラーですけど、この数字、そして新日本マット界の現状…俺が言いたいのは今、2014年、俺がベストです。以上です」

――棚橋がIWGP全ての記録を作り、IWGPに愛されてると評されているが?

▼オカダ「今、気になったのが最多戴冠記録7回。ということは6回負けてる。7回目負けますので。最多記録は僕が軽く抜きますし、通算防衛も僕がどんどん防衛していけばいいだけ。僕がしっかり新日本プロレスを照らしていきます」

――棚橋に対する支持は感じた?

▼オカダ「それは僕に対しての反応ということですか? 棚橋さんの方が反応はあったんじゃないですかね。それは昨日チャンピオンになって、その反応があっただけ。東京ドームに向けて時間が経つにつれて反応が変わってくると思うので、皆さん楽しみにしておいて下さい」

――ファンから「お帰り」とIWGP返り咲きを歓迎されたが?

▼棚橋「ファンの方が棚橋というプロレスラーの生き方を見てきてくれたんだなとグッときました。俺って結構、浮き沈みが…結果が出なかったりとか、いろんなところでレスラー人生において浮き沈みがあって、そういった中でファンの皆さんが自分と人生だったりを重ねてみてくれてるというか。レスラーとして生きていく中でそういうところが凄ぇ喜びだし、昨日の声援も凄く、改めて言いますけど感動しました」

――オカダに負けていない点は?

▼棚橋「うーん、オカダが凱旋して俺からベルトを獲って、常に高い位置で走り続けてる。もちろんファンの支持もあるし、会社の期待もあると思う。高い位置で走り続けてる。それが普通に出てしまう彼のポテンシャルも凄ぇんですけど…長々としゃべりながら勝ってるところを考えてたんですけど、これは本当にあきらめず生きてる点だけは負けてないですね。いろんなところの能力で…例えば1個1個の能力で全て負けてるとしても、結果負けるとは限らないし、そういう生き方も素敵だなと思います」

――相手のことをどうとらえている?

▼オカダ「棚橋さんはただの先輩の一人です」

▼棚橋「そういう何かを当てはめてくくるには年齢が離れすぎてるんですよね。11個違うと。この間、イギリス、ドイツに行ってきて、いろんな若い選手を見て話して、そういう若い選手に『お前たちは未来だよ』って先輩風吹かせて話しかけてきたんですけど、未来が約束されてるんですよ。その中で同じ時代に生まれて現在進行形で生きてる。これからというか、どっちが新日本の顔なんだと、はっきりさせてくれよという部分が一番大事なんじゃないかなと思います」

――棚橋選手は「新日本を世界一の会社にする」と発言していたが、1・4ドーム大会をどのように位置づけている?

▼オカダ「まぁ正直ドームに関してはあまりいい思い出がないので、今年はいい東京ドームにして、またしっかり…カードとしては相手が誰であれ、僕がいるだけで十分だと思います」

▼棚橋「昨日リング上でマイクを持ってしゃべろうと思ったら、たまたま俺の前に木谷会長が来られて、そういうタイミングもあったし、世界一にしたい気持ちは嘘じゃないです。来年の東京ドームは何と日曜日開催です。7年に一度の東京ドーム。うるう年があるので変わってきますけど、日程にも恵まれてますし、これで東京ドーム5年連続メインなんでね。会社からの期待はきっとあるだろうし、ベルトを持ってるタイミングでドームを迎えるという俺の運もあるだろうし、そういう中での来年ドームなので、プロレス界どんどん盛り上がってるので勢いを止めないように、さらに盛り上げます」

――棚橋が5年連続ドームのメインと豪語しているが、新しい時代を見せる使命感はある?

▼オカダ「しっかり東京ドームで勝って、新日本プロレス・イコール・オカダというよりもプロレス・イコール・オカダにしたいと思ってますので、しっかり勝って外道さんのマイクで…いや、僕のマイクで締めたいと思いますね」

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