10/31【全日本】会見における青木の詳細コメント(写真あり)
31日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見した青木篤志の詳細コメントは以下の通り。
【会見における青木】
▼青木「タッグリーグ優勝して、そのままパートナーの佐藤選手とタイトルマッチやりましたけど、予想以上にハードだったと思います。それは彼がベルトを獲りたい気持ちが強かったからだと思います。二人でタイトルマッチやろうぜじゃなく、このベルトを巡って争うことが大事。それができたのはよかったと思うし、その上でベルトを守れたことも自分にとってよかったと思います」
――ジュニアの色を出したかったと思うが?
▼青木「色を出すというか、とにかくジュニアヘビー級もみんな頑張ってますんで、それを証明したかったなと思います。自分と佐藤選手が戦ったらどんな試合になるか、ある程度わかってたし、その中でいかに駆け引きしていくかも自分にとっては楽しいものだったので、タイトルをかけてそういう試合ができるのは凄くいいことだなと思います」
――佐藤への印象は変わった?
▼青木「彼は彼で全日本のジュニアを盛り上げたいっていうか、もっとちゃんとしたものにしたいというのを持ってると思うし、それは自分も同じ。やり方なり考え方なり違う部分もあるんだけど、この世界ジュニアのベルトを盛り上げていきたいというのがあるんで、少しはわかり合える部分があるかなと思います」
――今度は二人で組んで最強タッグに出場するが?
▼青木「仲良しみたいだけど、全然仲良しじゃないから。結局、今年の後半のほとんどはジュニアに関しては自分と佐藤光留しか目立たなかったかなという印象はありますね。あのタッグリーグで優勝したら最強タッグに出れるというふうに予選会みたいな、ジュニアの中で最強タッグ出れるチーム決めようぜという雰囲気があったけど、俺は全然そんなつもりないし、そんなふうに言われるなら出たくなかったし、その気持ちは今も変わってない。だったら予選会みたいな扱いしないでヘビー級だけでやってればいいと思ってる。そういう意味では別にジュニアがヘビーとどう戦うかとか気にしてないし、俺と佐藤光留なら俺らにしかできない対ヘビーの戦いができる。自分にできることをしっかりやって挑んではいきたいと思います」
――鼓太郎がEvolutionからのアジアタッグ挑戦者を募っていたが興味は?
▼青木「ない。俺は世界ジュニアで精一杯だもん。ジュニアを盛り上げたいし、いわゆる彼なりの挑発でしょ。彼なりの挑発といっても本人が二つベルト持っていても全然中途半端。言ってることもやってることも。俺、そうなりたくないんだよね。世界ジュニア獲って思ったけど、ベルト一つ持っても大変。特にシングルはね。そう感じてるわけだから、他のベルトに興味があるかと言ったら正直ない。だってないがしろにできないじゃない、自分が必死になって獲ったベルトをさ。このベルトを足がかりに違うことをやりたいと言って獲ったのなら別だけど、俺は本当にほしくてこのベルトを獲った。このベルトを守るのが第一だし他に浮気してる場合じゃない。挑発するのはいいけど、自分の本分をもっと考えた方がいいと俺は思う」
――最強タッグ優勝チームが新世界タッグ王者となるが興味はないと?
▼青木「結局、そこにエントリーされてる時点で優勝を目指さなきゃいけないし、優勝したら世界タッグが手に入るという状況でしょ。そこを目指すのが一番だけど、俺は世界タッグがほしくて優勝を目指すんじゃない。自分たちがやってきたことと強いということを証明するために勝ちを狙ってやっていきたい。ただそこだけ」
――鼓太郎は青木選手の世界ジュニア戦線追放宣言を受けて「挑戦を受けざるを得ない状況に持っていく」と話していたが?
▼青木「頑張ってくれ。その状況まで持っていくのは自分次第。彼がやるというんだったらやればいい。やり方がおかしいと思ったら言うこと言うけど、彼が真剣に世界ジュニアを目指すために俺が引けない状況を作るというなら受けて立つから。それまでは好きにやってくれ。それまでは絡まなくていいから。でも、よく言えたよね。『Evolution次アジアタッグ出てこい』って。ほぼ最近、全敗みたいな感じじゃない。あそこ(秋山&渕)に防衛してるかもしれないけど、対Evolutionに関して彼らは分が悪いと思う。彼らが挑戦してこいじゃなく、もう少し言い方を変えてほしい。お前らそこまで凄くないよと。基本的に鈴木鼓太郎って正直じゃないんだよね、言い方、言い回しが。もうちょっと素直になればいいなと思う。かっこつけてないでさ。かっこつけてるところがかっこ悪いよ」
