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11/5【WRESTLE-1】征矢がV逸なら「ヒゲで一筆」宣言、年内2冠チャンスの真田は「リーグ戦に集中」 初代タッグ王者決定リーグ戦会見(写真あり)

 『First Tag League Greatest〜初代タッグ王者決定リーグ戦〜』(11月15日開幕)についての会見が5日、都内・WRESTLE-1事務所で行われ、船木誠勝&黒潮“イケメン"二郎、中之上靖文(パートナーは太陽ケア)、真田聖也&大和ヒロシ、AKIRA&征矢学が出席。「タッグチームごとに何かをかけて臨まなければいけない」と主張する征矢が「このヒゲを墨汁に浸して1文字書く」と宣言。12・22後楽園大会でWRESTLE-1王座挑戦を控え、年内に2冠王のチャンスとなる真田は「タッグの方が先なので、タッグリーグに集中したい」との構えをみせた。

 シングル王座に続き、WRESTLE-1タッグチャンピオンシップがこの11月に新設される。10チーム参加によるリーグ戦で争われ、11・30後楽園大会で初代王者チームが誕生する。

 この日、4チームが出席しての会見が行われた。口火を切ったのはAKIRAとのニュー・ワイルド・オーダーで出場する征矢だ。W-1広報の進行を無視して口を開くと、「このタッグリーグはタッグチームごとに何かをかけて臨まなければいけない」と主張。「何かをかけるって聞いてない」と船木が指摘してもお構いなしで、「私はこのヒゲを墨汁に浸して1文字書く」と勝手に優勝を逸した時の条件を設定した。

 他チームが拒否したように、これから権威を作っていくタッグ王座の初代王者を決めるリーグ戦に向け、ほかに何かをかける必要はないといってもいい。が、唯一、パートナーのAKIRAが賛同。「例えば飲み会でジャンケンで負けた奴がテキーラ飲むとか、ケツを出すとか、そういった罰ゲーム的なものを決めておくとジャンケンの熱が上がるし、勝負に対する執着心が上がる。モチベーションを上げるためにリスクをかけて戦おう。こいつはそういうことを言いたかったんですよ」と征矢の真意を解釈し、「俺が筆のようにお前を抱え挙げて白い半紙に今年1年を象徴する言葉を殴り書きする。それぐらいのことしてやるよ」と同調した。

 大和との同期タッグで出場する真田は12・22後楽園大会でW-1王者・武藤敬司への挑戦が決まり、年内にシングル&タッグ2冠王のチャンスとなる。この日の会見では大和と色違いのタンクトップで登場し、「KAI&浜は友情でくっついたけど、俺らにはそれ以上のものがある気がする」と話したように意思の疎通はバッチリ。大和が「我々はもともと強い結びつきがあります。同期、そして二人とも世界を相手に戦っている。それだけだとお互いがつながっているだけ。我々二人とも足りないものを補い合える。そんなタッグチームなんです」と強調すると、真田もうなずいて呼応。暮れの大一番を前に「まずタッグの方が先なので、タッグリーグに集中したいですね、今は」とまずは初代タッグ王者君臨にまい進する構えをみせていた。
※会見における7選手のコメントは別項に掲載します

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