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11/6【WRESTLE-1】タッグリーグ戦へカズ&近藤、KAI&浜ら4チームが会見 征矢の珍公約実現へ妙な連帯感漂う…(写真あり)

 『First Tag League Greatest〜初代タッグ王者決定リーグ戦〜』(11・15博多大会から開幕)に向けた会見が6日、都内WRESTLE-1事務所で前日に引き続いて開かれ、カズ・ハヤシ&近藤修司組(Aブロック)、KAI&浜亮太組(Bブロック)、田中稔&吉岡世起組(Bブロック)、児玉裕輔&土肥孝司組(Bブロック)の4チームが出席。それぞれが戴冠へのバラバラな思惑を語ったものの、「V逸ならヒゲで一筆」とした征矢学の妙な公約“実現"では一致。妙な連帯感すら生まれた。

 前日に続いて開かれたタッグリーグ戦に向けての会見には、この日も4チームが出席。まずは“チーム246"カズ&近藤組が口を開いた。意外にもタッグタイトルとは無縁なだけに「僕ら246は、WRESTLE-1の唯一のタッグ屋だと思ってます。長年タッグを組んできたので、しっかりベルトを獲りにいきたい」(カズ)、「WRESTLE-1の中で、タッグチームとして機能してるのは愚連隊とウチらくらい。ほかのチームは良く言えば新鮮、悪く言えばクソみたいなチームが揃ってると思うんで、優勝は使命」(近藤)と異口同音。

 また、揃って11・15博多大会の河野真幸&TAJIRI組との初戦をキーポイントとして挙げ、「特にTAJIRI。お互いの歴史をみても、同じ時期にアメリカにいて、まったく関わりがなかった。やっとWRESTLE-1の舞台で、ベルトを争う初戦で戦える。運命的なものを感じる」(カズ)、「個人的には河野に対しては両国で(武藤敬司に)負けてよくぞ時代を逆戻ししてくれたな、と。逆に河野に気合入れてやりたい」(近藤)とそれぞれ話した。

 “友情タッグ"となるKAI&浜組は、KAIが“今度こそ"の初代王座戴冠に執念。「シングルでは初代王者になれなかったので、タッグでは必ず浜ちゃんと初代王者になりたい」と意気込み、「初心にかえる」意味で力士の正装・浴衣姿で現れた浜も「そうそうたるメンバーの中で我々はタッグチームとしてはまだまだ新人、というか1年生。タッグを組んで長いチームは負けられない気持ちが強いと思いますが、僕らは攻めて攻めて攻めまくっていく」と話した。

 稔&吉岡組は246との決勝対決を熱望。「クルーザー級(ジュニア)の純粋な2人はこっちの(B)ブロックの中では僕らしかいない。なので、ぜひ決勝はクルーザー級の凄い戦いを246とやって、かっこよく着こなせそうな2人でベルトを巻きたい」(稔)、「自分もクルーザー級の良い試合をその中に入ってやりたいと思ってるんで、僕も決勝で246と凄い試合をしたうえでベルトを巻きたいと思います」(吉岡)とそれぞれ話した。

 児玉&土肥組は“Novus"の力を知らしめる構え。「Novusとしてやり始めてから勝率がとてもよろしい。今回も勢いそのままに突き進んでいきたい」と児玉が意気込めば、土肥も「リーグ戦では、今まで試合したことない選手ともできますし、そこは楽しみです。ただ、黒潮が船木さんと出るということで、代わりにここに当て込まれた…と思われるのはイヤなので、全力でやっていきたい」と話した。

 4チームの思惑が交錯した会見となったものの、前日の会見で征矢が放った「優勝できなかったらヒゲで一筆書く」との珍公約実現では4チームが一致した。

 征矢&AKIRAの“ニューワイルドオーダー"と初戦で激突する児玉が「想像してください。あの征矢さんのヒゲに墨汁がしみこみ、見事な字が書かれる。めちゃくちゃ見たい。何としてもヒゲで一筆書いてもらいます」と身を乗り出せば、浜も「特にニューワイルドオーダーには負けたくないですね。ヒゲで一筆で書かせてやりたい」とニヤリ。さらには別ブロックの近藤までもが「今はベルトよりも、ストップ・ザ・ニューワイルドオーダーに傾いてきてるかな? 征矢がヒゲなら、野上さんには髪の毛でやってもらいたい。ヒゲで一文字、野上さんの髪の毛で一文字。それを要求したいですね。必ず彼らを止めたいと思います!」と語り、征矢の公約“絶対実現"へ最後は妙な連帯感すら漂っていた…。

※会見における4チームの詳細コメントは容量の都合上、別項に掲載します

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