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11/29【ZERO1】大仁田と風林火山タッグT出場 青柳が初戦突破確信、2回戦・田中&杉浦戦を「電流爆破に」(写真あり)

 ZERO1は29日、大仁田厚と組んで風林火山2014タッグトーナメントに出場する青柳政司のコメントを発表。今から1回戦突破を確信する青柳は、2回戦で待ち受ける田中将斗&杉浦貴戦を電流爆破マッチとするよう提案し、有刺鉄線電流爆破レガース投入を示唆した。

 空手家の青柳がプロレス界に身を投じるきっかけとなったのが89年7月の『格闘技の祭典』。大仁田と異種格闘技戦を行い、その遺恨が同年10月のFMW旗揚げに飛び火する形で抗争を繰り広げた。

 25年の歳月が経過し、二人が恩讐を超えてタッグを結成。風林火山タッグトーナメントに出場する。「間違いなく俺の人生を変えた男だよね。でも、俺もアイツの人生を変えた」と大仁田との関係を自己分析した青柳は、今年8月の『しゃちほこ大花火』での再会対決を経て、「全て分かち合えた」と見えない絆を実感している。

 トーナメント1回戦は12・14田原大会で、KAMIKAZE&デーモン植田と対戦する。「勝てば水戸、準決勝と決勝は後楽園でしょ。誰がどう見ても、高齢な俺達が、後楽園のリングに立ってたら、それこそ『ドリーム』でしょ」と優勝に色気たっぷりの青柳は、「KAMIKAZEは、あいつの新人時代に泣くまで鍛えてやったし、もう一人はお笑いでしょ。余裕です」と初戦突破を確信している。

 12・19水戸大会での2回戦に勝ち上がれば、田中&杉浦の弾丸ヤンキースと対決することになる。「水戸(19日)は電流爆破の大会なんでしょ。だったら、その試合を電流爆破にしちまえばいい」と今から提案した青柳は、「俺の『有刺鉄線電流爆破レガース』をお見舞いしてやりますよ」と独自凶器の投入を見据えた。詳細は以下の通り。

【青柳のコメント】「俺と大仁田。27年前ですか。『格闘技の祭典』で、出会ってしまった(笑) そう、あのころ俺は空手一筋で、『空手』で一生を終えると思っていた。でも、こうしてプロレスのリングでプロレスをして生きてきている。アイツ(大仁田)がいたからこの道がある。間違いなく俺の人生を変えた男だよね。でも、俺もアイツの人生を変えた。FMWも、あの頃の新日、全日と同じプロレスをしていても、No.1にはなれなかった。そして、アイツは異種格闘技やデスマッチでオンリー1を手に入れた。そうでしょ。『あなたのおかげで人生が変わった』なんて一方的なのはよくあっても、お互いの人生を変え合うなんてのは、夫婦以外、そうそう居るもんじゃない。俺も今までアイツにこんなこと言ったことはない。でも8月の電流爆破(2014年8月1日しゃちほこ大花火)で全て分かち合えた。本当に。昭和の『馬場&猪木』。平成は間違いなく『大仁田』だよ。アイツは、間違いなく『馬場&猪木』を超えた。光の輝きが違う。空手でいう『流派』とかの違いはあっても、世の中に打って出ようとする、その『光り方』が誰もやってないことだよね。抽象的で申し訳ないけど、皆もわかるでしょ。だって、あんな人間、いませんよ。プロレスでいえば、ついに全日本だって、14年ぶりにとはいえ、手を出した。NOAHだって爆破したでしょ。新日本なんて、その勢いで長州まで復帰させた。タイガーマスクだって、全盛期はおそらく『バカ』にしてたと思う。顔じゃないって。でも、皆、手を出さざるをえない。それほど、あの男には魅力があるってこと。参議院は経験したから、また市政にでも出た方が良い。まだまだ光り輝くバイタリティーの持ち主なんだから。大仁田とのタッグは、俺の記憶が正しければ、『初』じゃないかな。何人かと組んでってのは、あったかもしれないけど、2人きりは『初』だと記憶してます。スタート場所は愛知県の田原という小さな市ですけど、それが俺達っぽくて逆に良いかもね。だって、最初の格闘技の祭典の大仁田vs青柳なんて、プロレスファンはほとんど知らなかったんじゃないかな。勝てば水戸、準決勝と決勝は後楽園でしょ。誰がどう見ても、高齢な俺達が、後楽園のリングに立ってたら、それこそ『ドリーム』でしょ。でも、俺達は立ちますよ。だって踏んできた場数が違う。人生が厚いよね。(19日水戸大会は田中&杉浦の現王者チームだが)杉浦のことは、NOAHでよく知ってるし、今、大仁田と抗争してるのも知ってる。水戸(19日)は電流爆破の大会なんでしょ。だったら、その試合を電流爆破にしちまえばいい。俺の『有刺鉄線電流爆破レガース』をお見舞いしてやりますよ。まずは、その前にKAMIKAZEともう一人は誰? デーモン? KAMIKAZEは、あいつの新人時代に泣くまで鍛えてやったし、もう一人はお笑いでしょ。余裕です。試合形式も、有刺鉄線バットでも何でも持ってこいって」

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