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12/12【レジェンド】長州が大仁田と11年半ぶり対決、パートナーは初代タイガー&貴闘力 1・12後楽園全カード決定(写真あり)

 レジェンドは12日、都内・興義館で会見し、1・12後楽園大会の全カードを発表。スペシャル6人タッグマッチ「長州力&初代タイガーマスク&貴闘力vs大仁田厚&矢口壹琅&保坂秀樹」など全6試合が決まった。大仁田の挑発を受け、11年半ぶりの対決に乗り出すことになった長州は貴闘力と初合体。「もっとしんどい倍返しをしないといけない」と邪道病院送りも辞さない構えをみせた。

 レジェンドの2015年第1弾興行となる1・12後楽園大会。新春早々、過去と現在の遺恨が交錯する豪華な一戦がメインに組まれた。長州と貴闘力が初代タイガーを加えたトリオで初合体を果たし、大仁田率いる邪道軍と激突するのだ。長州と大仁田は2000年7月30日、横浜アリーナで電流爆破デスマッチで対決した因縁がある。一方、貴闘力も今年4月のプロレスデビュー以来、大仁田と抗争を展開中。2度タッグで対戦し、未だ決着はついていない。

 ダブル遺恨マッチ実現のきっかけは大仁田からの挑発だった。1・12後楽園大会殴り込みを宣言した邪道は「初代タイガーマスクならびに貴闘力、ついでに長州力の相手をしてやるから、カードを組んで待っておけ」と要求。レジェンド側も前夜、緊急会議を開き、邪道迎撃を決めた。

 長州と大仁田が対決するのは2003年6月29日、WJ札幌大会(長州&越中詩郎vs天龍源一郎&大仁田)以来、実に11年半ぶり。久々となる邪道との遭遇にも長州は「上がってしまえば一緒」と特別な感情を抱いていないようだが、大仁田からの挑発を黙って聞き逃すつもりはない。

 大仁田は「どこへ行っても長州さんを見かけないので、芸能活動が多忙でプロレスは廃業したものとばかり思っていました」と皮肉ってきた。確かに今、長州は試合数を絞ってはいるものの、日々のトレーニングは欠かさず。「プロレスに関しては俺、周りがどう思おうがリングに立ったらプライド高いからね」と“天下の長州力"の誇りを持ち続けている。「何を言われてもやるとなったら、一言で言えば倍返し」と邪道制裁を見据えた長州は、「俺、倍返しって言ったら半端じゃないよ。だから心してリングに上がらないと」と大仁田に勧告。「後楽園に救急車でも呼んどかないとぐらいの気持ちで僕はやりますよ」と病院送りも辞さない構えすらみせた。

 一方で貴闘力との初タッグには胸を躍らせている。かねてから親交を深めてきた間柄だが、同じコーナーに立つのはもちろん初めて。「貴闘力でやってる頃の相撲が好きでしたね。土俵に上がってる時の貴闘力は凄いなと思ってましたね。大関や横綱の相撲よりも」と大相撲時代の貴闘力を評した長州は、「そういう時の貴闘力が横で垣間見えるんじゃないか」と期待。「何の小細工もいらないですよ。本来、プロレスは小細工しない方がいい。貴闘力らしさ、本当の怖さが出るんじゃないですか」とアドバイスを送った。

 長州との初合体が決まり、貴闘力も興奮を隠せない。「今回、佐山さん、長州さんとやらせてもらえるのは大変光栄なことなんで一生懸命やりたい」と先輩二人を横に恐縮しながらも気合十分。「大仁田をいわしていきたいなという気持ち。大仁田は許せん。血だらけにされてるからカタつけておかないとね」と邪道制裁を見据えた。

 「僕と親方顔似てます?」と苦笑した長州だが、確かに二人並ぶと酷似。リングに上がれば闘争心むき出しの鬼の形相となる点も共通している。この新春、共通の敵である大仁田討伐へ、長州と貴闘力がガッチリとスクラムを組む。
※長州、初代タイガー、貴闘力のコメントは別項に掲載します

☆1/12(月・祝)東京・後楽園ホール『LEGEND THE PRO-WRESTLING 2015』11:15開場、12:00開始

▼タッグマッチ
スーパー・タイガー
アレクサンダー大塚
(1/30)
倉島信行
長井満也

▼シングルマッチ
岡林裕二
(1/30)
ベアー福田

▼タッグマッチ
高岩竜一
関本大介
(1/30)
齋藤彰俊
石井智宏

▼タッグマッチ
AKIRA
ヒロ斉藤
(1/30)
カズ・ハヤシ
船木誠勝

▼6人タッグマッチ
FUJITA
MAZADA
NOSAWA論外
(1/45)
LEONA
金本浩二
藤波辰爾

▼スペシャル6人タッグマッチ
保坂秀樹
矢口壹琅
大仁田厚
(1/60)
貴闘力
初代タイガーマスク
長州力

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