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3/3【WRESTLE-1】「W-1の頂点獲り」宣言 W-1提供・鈴木秀樹インタビュー

 ZERO1の3・1後楽園大会で船木誠勝との一騎打ちを制した鈴木秀樹が「W-1の頂点を狙う」と宣言し、W-1王座に照準を定めた。WRESTLE-1提供の鈴木インタビューは以下の通り。

――3月1日のZERO1後楽園ホール大会で船木誠勝選手との一騎打ちに勝利しましたが、今の気持ちを教えてください。

▼鈴木「まぁ終わった時言ったように、今いい気分です。勝ったからじゃなくていい気分」

――勝ったからではなくとおっしゃいましたが、ではどういった意味でいい気分だと感じられているのでしょうか?

▼鈴木「勝ち負けは結果なので。その時の運とかもあるだろうし。潰しにいってやろうと思っていって。まぁそんなに潰せなかったですけど。でも潰されない船木誠勝がいて。だから前にも言ったように気を遣ったらダメだっていうのが伝わったと思いますよ」

――船木選手の強さが伝わったということでしょうか?

▼鈴木「いやでも僕が勝っていますから。それに船木誠勝が強いっていうのはもともとわかっているので。それを出していない船木誠勝本人が悪いし、情けないってこと。でもこの前でみんなわかったでしょ。本当に強い者同士が、いわゆる今風のプロレスにならなくても、強い者同士、技術のある者同士だったらすごい試合になる。本気で殴りに行っても船木誠勝は避けたし、しかもそのあと腕を獲りにきた。でも当然ですよ。船木誠勝はそれだけの技術、強さを持っている。それに勝ったから気持ちいいんですよ」

――WRESTLE-1のベルトを狙っていくとの発言がありましたが、その真意を教えてください。

▼鈴木「僕はずっとZERO1を中心に上がっていて、最近WRESTLE-1にも上がらせて頂いて。別にZERO1のベルトだけを狙っているわけじゃないし、チャンスがあれば全部のベルトを獲るつもりでいるので。で、前に言いましたけど、みんな船木誠勝を避けて通っている。僕は避けずに通ったので。ということはその権利がある」

――今WRESTLE-1のチャンピオンは武藤敬司選手ですが、武藤選手に対してはどのようなイメージをお持ちですか?

▼鈴木「武藤敬司? うーん…昔から見ていましたからね。船木誠勝と同じように。まぁ船木誠勝とは違う感じですごいなぁとは思っていましたけど、もちろん二人それぞれの人生があるので。僕は新日本プロレスのファンで武藤敬司がIWGPチャンピオンの時から見ていた。ただ、今はどうなのかな、とは思いますね。元気ないように見える。ある意味、船木誠勝と同じ状態なのかもしれないですね。あの人は自分の世界があるので、それを周りが壊し切れていない。船木さんとは違う意味で遠慮しているというか、気を遣っているんだろうなって」

――3・8WRESTLE-1後楽園大会で中之上靖文選手とシングルマッチで闘いますが、中之上選手についてはどう感じていますか?

▼鈴木「ないですね。船木さんとやって、そのあとベルト獲ろうと思って次、中之上ですからね。一回やったことあるかな? その時全く響くものがなかったから。そんな印象ですよ。全く響くものがない。タッグでしたよね? KAI、中之上と俺が耕平さんと組んでやったんですけど全然何もなかった。安心しているんじゃないですかね? 僕もそうだったんですよ。アントニオ猪木っていうみんな知っている超有名人の下でやっていたので。だからどこか甘えていたんです。何もしなくても試合はあったしね。別になんとなくやっていたわけではないですけど、おんぶに抱っこどころか乳母車を押してもらっているくらい。でもフリーになって気付いたんですよ。全部やってもらっていたのだなって。で、WRESATLE-1をみると中之上に限らず“武藤敬司"というスーパースターにのっかってる。“武藤敬司"という名前で飯を食っている。“中之上靖文"で飯食ってないんですよ。そこに緊張感がない。彼だけじゃないけど、それをお客さんが見透かしている。でもそんな中でちょっと違うなと思ったのはイケメンですね。彼は自分の独自の道を歩いている」

――意外な名前がでてきました。

▼鈴木「僕も意外でしたよ。もっとたいしたことないかなって思っていたのですけど、引かなかったですね。僕と殴り合っても。だから僕が直接WRESTL-1でやり合った中だと、稲葉とイケメンはちょっと違うな、と思いましたね」

――では同日にWRESTLE-1チャンピオンシップ、武藤敬司vsKAIがありますが、その勝者に挑戦を表明する気構えでしょうか?

▼鈴木「表明するというか、僕は言っているだけですから。決めるのはWRESTLE-1側なので。逆に何もしなかったらまたとんでもないことするだけですよ。困るのはそちら側ですよ」

――武藤選手もしくはKAI選手がチャンピオンとなりますが、どちらの選手とやりたいなどはありますか?

▼鈴木「ないです。別にその時一番強い奴とやります。で、WRESTLE-1の中でその時一番強い奴がベルトを持っている奴だと思うので。あと俺、UNのベルト持っているんですけど、稲葉、挑戦してくるんじゃなかったのか? 早くこいよ」

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