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3/4【WRESTLE-1】W-1提供「Road to Cruiser Divisionインタビュー」(6)大和ヒロシ編

 WRESTLE-1提供の「Road to Cruiser Divisionインタビュー」(6)大和ヒロシ編」は以下の通り。

☆「Road to Cruiser Divisionインタビュー」(6)大和ヒロシ編」

――クルーザーのベルトの新設が決定いたしましたが、改めて今の心境を教えてください。

▼大和「WRESTLE-1は無差別級としてみんなやっていたんですけども、過去を思い出して頂ければわかると思いますが僕は一度も無差別級という言葉を使わなかったんですよね。なぜかと言いますと、無差別級よりは軽い階級でやりたいという気持ちがありましたし、何より僕は一度肉体改造する前に97kgぐらいまで体重が増えていて。ヘビーにいくかジュニアのままでやるかという葛藤があって。本当はヘビーに行きそうになっていたんですけど肉体改造してそれを拒否する形ですよね。肉体改造して体重を落としたらもうヘビーに行くことはないと思いました。その当時は真田がヘビーに行って、KAIもいずれはヘビーに行きたいという意識が見え隠れしていて。そういう中でも僕がもともと憧れた階級というのがジュニアであって、ジュニアに残る決心をして肉体改造したので。もう僕は生涯軽い階級でずっとプロレスをやっていきたいと思っていますね」

――では初めてWRESTLE-1の中で階級としてクルーザーのベルトが出来ることは自身の望む戦いが出来るとお考えですか?

▼大和「自分が闘う新たな目標ができて非常にうれしく思っています。本当にこれからの自分をぶつけられる場所ができましたよね」

――今までジュニアとして闘ってきたと思いますが、改めてクルーザー級というものにはどのようなイメージをお持ちですか?

▼大和「ジュニアっていう階級は、他の団体に目を向けますと100kgとか105kgとかが境になっていますよね。でも最近はヘビー級のレスラーでも100kg前後の方が多くなってきていて。ですからジュニアとヘビーの境が正直わかりづらくなってきているじゃないですか。だからそれよりももう少し軽いというか、完全にヘビーの選手と差別化できる階級ができるということは今プロレス界でジュニアとして闘っている選手にとっても非常に重要なことだと思います」

――規定やルールが決まっていないですが、一般的なジュニアよりも軽い体重の選手が争う階級だということですか?

▼大和「そういうものじゃないですか? そういったものだと僕は捉えています」

――3・8後楽園ホール大会ではRoad to Cruiser Divisionとして田中稔選手とのシングルマッチが組まれていますが、その対戦について今どのような心境でしょうか?

▼大和「もともと言い始めたのがカズ・ハヤシさんで。それに賛同したのが田中稔さんという流れでしたよね。ジュニアヘビーという階級があった頃から軽い階級を盛り上げてきた二人ですよね。で、その二人が新しい世界を作ると。けど結局そういう人たちが中心にいるなら今までと何も変わらない。ですからそこを次の世代の人たちが変えていかなきゃいけないんですよ。ただ、口でいくら言ったところでそんなの誰にも認められないわけですよ。だからとにかく勝つこと。カズ・ハヤシさん、田中稔さん、そういう人たちにしっかり勝って。もう何も文句の言えない、ぐうの音も出ないぐらいに勝つことによって、新たなクルーザーの世界を作っていきたいですね」

――では最後に今後繰り広げられるクルーザー級の闘いについての意気込みをお願いいたします。

▼大和「とにかくWRESATLE-1になってから今までいろんな方向を向いて闘っていました。それは間違っていないと思いますし、これからも続けていこうと思っています。僕の中ではそれしかなかったという思いもありました。ただクルーザーに関しては新しい世界を作らなきゃいけないので。ですからとにかくまず試合に勝つことにこだわりたい。今まではWRESTLE-1の理念に基づき全てのエンターテインメントに勝つ、そういう気持ちで臨んでいたのですが、とにかくこの試合に勝たないことには僕が何を言おうが結局負けていることになってしまう。ですから自分の理想などを発信するためにも、まずこのクルーザーを勝つ。まずは次の3月8日で新しい世界が始まり、それとともに新しい時代が始まるのを皆さんにお見せしなければならないと思っておりますので、そのためにはただ勝つだけではなく誰が見ても明らかな完全勝利を掴みます。完全なる勝利のため私は一度、あらゆるものを捨て去って、覚悟を持ってリングに上がります。田中さんも覚悟して上がってきてください」

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