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4/2【WRESTLE-1】5・5後楽園でW-1王座初挑戦、浜が鈴木のダブルアーム封殺へ増量宣言「過去最高の体重で挑む」(写真あり)

 5・5後楽園大会でWRESTLE-1王座初挑戦が決まった浜亮太が2日、都内・WRESTLE-1事務所における発表会見に出席。W-1の至宝ベルト奪還に自信満々の浜は王者・鈴木秀樹の十八番・ダブルアームスープレックスを封殺するべく「過去最高の体重で挑めば絶対に投げられない」と増量を宣言した。

 前夜の4・1後楽園大会。KAIが鈴木の軍門に下り、W-1王座から陥落。W-1の至宝が外敵に流出する事態に陥った。その試合後、奪還の名乗りを上げたのがW-1最重量の浜。鈴木は象徴・武藤敬司との戦いを視野に入れていたが、この日、浜のW-1王座初挑戦が正式に決まった。

 浜のシングル王座挑戦は2012年12月9日、大日本・横浜大会で佐々木義人の持つBJW認定世界ストロングヘビー級王座に挑んで以来、2年5ヶ月ぶり。勝利すれば全日本時代の2010年5月、第41代三冠ヘビー級王者から陥落以来、5年ぶりのシングル王座戴冠となる。

 この日の発表会見には前王者・KAIも同席。「言い訳はしません。自分が弱いから負けました。ベルトは失いましたが、W-1を引っ張っていく気持ちは失っていません。これからもまた改めて精進します」とうなだれるばかりのKAIに、浜は「精進するなら今すぐした方がいい。負けた人の一夜明けなんて聞いたことないし、今から練習してこい」と一喝。KAIを痛烈批判し決別を宣言したうえで、「俺が行かなきゃこのベルトは取り戻せないと昨日の試合みて思った」と自信満々に豪語した。

 新王者の鈴木は圧倒的な強さでKAIに完勝したが、浜は「体重でもパワーでも僕の方が上なんで。素振りが生意気な感じだから、僕がカーッときて足すくわれないようにするぐらいじゃないですか」と問題視していない。唯一警戒しているのが必殺のダブルアームスープレックスで、「確かにダブルアームって簡単な技だけど、あれだけの説得力を出せるのは鈴木秀樹しかいない」と認めてはいる。一方で「相撲でも怪力自慢の人がいっぱいいるんだけど、持ち上げられたこと一回もないから全然問題ない」と言い切った。

 それでも浜はダブルアームを完封するべく、念には念を押す意味で増量に着手するつもりだ。現時点で体重は過去最高の225キロを記録。ステーキ3キロを軽く平らげる浜にとって増量はたやすいことで、大相撲時代は3週間で20キロ近く増えたこともある。「過去最高の体重で挑めば絶対に投げられない」と確信している浜は王者にとって未体験となる規格外の体重で立ちはだかる構えだ。

 5年ぶりのシングル王座戴冠を果たす原動力とするのは、前夜の後楽園大会で3年ぶりに解禁したリョウタハマーだ。「伝家の宝刀ですよ。返されたことがないんでね」と絶対の自信を口にした浜は自慢の十八番で鈴木を圧殺し、W-1の至宝を一発で取り返す。
※会見における浜、KAIのコメントは別項に掲載します

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