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4/15【ドラディション】会見における藤波、鈴木、LEONAの詳細コメント(後編)

※前編からの続きとなります

▼藤波「今まで船木選手とのデビュー戦から、自分の息子だからという気持ちじゃなく、自分が走りすぎてそういうカードを組んできた部分もあるんでね。練習量にしろ、場数にしろ、通常の団体に所属してる選手よりかなり劣ってると思う。1回1回の試合に負担をかけすぎというか、反対に言えば親心だけど厳しい部分から入ってる。本人がどういう気持ちで練習に取り組んでるかわからないけど、この1年そこそこのキャリアの中で鈴木君に当たるのは無謀な部分もあると思う。それは覚悟のうえでね。これからリングで向かい合うLEONAの方が感じてると思うけど。すべてがリング上で現れてくる。誰しもが一回は通る。早いか遅いか。本人がレスラーとしてやっていく中で早いに越したことはない。覚悟はしてもらいたいですね」

――LEONA選手は鈴木選手の師匠カール・ゴッチさんと同じキャッチ・アズ・キャッチ・キャンの技術を学んでいるが、その姿勢に感じるものは?

▼鈴木「人間のタイプ、種類だから。いっぱいいるうちのひとつの種類でしかないでしょ。それを目指してる人間はそれが正しいと思ってやってるし、メキシコでやってる奴はそれが正しいと思ってるし、アメリカでやってる奴はそれが正しいと思ってる。だから何を選択するのも本人だし、何をみつけるのかるのも本人。別にいいんじゃないの。当日、何をチョイスするかは当日の俺の気分で決める」

――アメリカで得たものは?

▼LEONA「レスラーになった以上、そういう形で大舞台を見て、どういう形であれ、自分の力にする気持ちがなければ嘘だと思うし、細かい部分で二世がどう戦ってるか、どういう気持ちで大舞台に立ってるのかという気持ちでみてきましたし、ありとあらゆる側面で影響を受けて帰ってきて一回目の試合になりますけど、気持ちの変化をもって試合に臨めると思います」

――船木に鈴木対策を授かる?

▼LEONA「もちろん練習でお世話になってますし、試合までの残り日数を自分の少ない技術でやるよりは、どんな恥をかいてもいいんで全力で戦う。技術ももちろんですけど、気持ちの部分を大きく持って戦いたいと思います」

――当日、WWE殿堂入りをファンに何らかの形で報告する?

▼藤波「今回の大会が決まったのが自分が海外のそういう事情の前に決まったものですから。冒頭であいさつできるチャンスがあればね。その中で報告ぐらいはしたいですね。ネットとか報道で知ってるでしょうけど。記念大会とかそういう部分ではないですね」

※写真撮影後
▼鈴木「弱そうだな。やれんの?」

▼LEONA「やります!」

▼鈴木「風邪引いたとか、捻挫したとか言うんじゃないの? お前が想像するより俺は強いぞ」

▼LEONA「逃げないです」

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