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8/10【WRESTLE-1】W-1GP準決勝へ征矢と黒潮が対抗意識むき出しのイケメン&ワイルド論争、「負け役卒業」宣言のKAZMAに近藤は「準決勝が一番ラク」(写真あり)

 8・30後楽園大会で行われる『WRESTLE-1 GRAND PRIX 2015』準決勝に進出した黒潮“イケメン"二郎、征矢学、KAZMA SAKAMOTO、近藤修司が10日、WRESTLE-1事務所で会見。黒潮と征矢が対抗意識むき出しにイケメン&ワイルド論争を展開すれば、「負け役卒業」を強調するKAZMAに対し、近藤は「準決勝が一番ラクなんじゃないか」と自信をみせた。

 W-1最強を決めるW-1GPもいよいよ佳境。8・8新宿大会でベスト4が出揃い、8・30後楽園大会で準決勝、決勝戦が行われる。この日はベスト4進出者4人が会見し、意気込みを語った。

 優勝候補と目される近藤は準々決勝で田中稔との激闘を制して駒を進め、すでにトーナメント制覇の先にW-1王座獲り、チーム246の盟友カズ・ハヤシとの防衛戦の青写真も描いている。準決勝の相手はそのカズを破ったKAZMAに決定。「そこだけは予想外」だった近藤だが、「デスペラードはもともと多勢に無勢で今現在二人しかいないという状況の中で、断然有利」と確信。「俺の中で準決勝が一番ラクなんじゃないか」とまで言ってのけ、決勝進出に自信をのぞかせた。

 対するKAZMAは改めて「負け役卒業」を宣言した。同席した土肥孝司をみやりながら「次の近藤修司との戦い、デスペラードらしく正々堂々やらせてもらう」とセコンド介入を示唆したKAZMAは近藤有利の声も想定内。「後楽園のお客さんは絶対になんだかんだでSAKAMOTOが負けると思ってる。その下馬評をひっくり返す。それだけ」と246連破を見据えた。

 もう一つの準決勝は黒潮vs征矢の人気者対決となった。2回戦でW-1王者・KAIを破る番狂わせをやってのけた黒潮は、8・8新宿大会での準々決勝で師匠・TAJIRI超えも成就。完全に追い風に乗った感があり、「次、征矢さんに勝って近藤さんかKAZMAさんを倒して、テッペンに上るというイケメンワールドをお見せしたい。フィニッシュ」と頂点獲りを視野に入れた。

 対する征矢はW-1タッグ次期挑戦者であるはずのAKIRA&熊ゴローにベルトを持たせて会見に出席。「今まで現W-1チャンピオンのKAIとTAJIRIさんに勝ってきてはいると思いますけど、そう簡単には先輩として後輩に負けるわけにいかないと。だからワイルドワールドで俺が最後倒してやる。フィニッシュ」と黒潮の発言を逆手にとって返り討ちを宣言した。

 さらに征矢が「俺の方がイケメンだからな。私はイケメンでありワイルドだ。ルックスでも勝ち、人気でも勝ち、試合でも勝つ」と発言したのに端を発し、二人の間でイケメン&ワイルド論争が展開された。黒潮が負けじと「私生活は絶対俺の方がワイルドですからね。お風呂入りませんから」と自慢にならないことをアピールすれば、征矢は「私は生まれながらにして3歳、2歳ぐらいの時から女子高生にちやほやされてました」とのエピソードを披露した。

 その後も黒潮が「女の子が重いもの持ってたら絶対持ちますからね。高校の時から」と胸を張れば、征矢も「俺は荷物もそうだし、女の子自体担ぐから」と譲らず。「要するに見た目イケメンなんですよ。心からイケメンさが出てないんですよ、まだ。中身の心のイケメンが足りてない」と決めつけた。

 ああ言えばこう言う。不毛なイケメン&ワイルド論争は延々と続き、写真撮影の際には身長差を競い合うなど負けん気をあらわに。ともかく準決勝で征矢と黒潮が対抗意識むき出しに激突することだけは間違いなさそうだ。

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