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8/24【FMW】ターザン後藤肩すかしも…反逆・矢口と内通か 大仁田「必ず連れて来い!」 8・24新宿大会

 超戦闘プロレスFMWによる『大仁田厚デビュー40周年記念試合』第2弾大会が24日、東京・新宿FACEで開かれた。

 メインイベントは大仁田&田中将斗&保坂秀樹&X(FMW軍)vsNOSAWA論外&W★ING金村&雷神矢口(矢口壹琅改め)&橋本友彦(W★INGモンスター軍)のストリートファイト有刺鉄線ボード8人タッグマッチ。

 記念試合開催に当たって、大仁田はかつての“朋友"ターザン後藤に参戦を呼び掛けていたものの、この日は現れず。FMW軍の“X"にはリッキー・フジが入った。


 師である大仁田に弓を引く形で、モンスターレザーのマスクを脱ぎ、リングネームまで変えた矢口は、敵意むき出しで大仁田に突進。大乱戦のなか、W★INGモンスター軍は、骨折している大仁田の左人差し指をカバーするサポーターまで剥ぎ取って攻撃を加えたものの、大仁田も逆襲。論外を捕獲すると、有刺鉄線ボード上へのサンダーファイアー・パワーボムで、トドメを刺し、記念試合を自らの白星で飾った。

 試合後、W★INGモンスター軍が大仁田を袋叩きにすると、矢口は「大仁田、俺様はオマエのナンバー2じゃないんだ。俺は全国の邪道ファンを敵に回したんだ。俺はターザン後藤の代理で来た」と告白。論外は「大仁田! ターザン後藤、呼んでほしいか? 俺たちに頼んでみろ」と迫り、矢口も「大仁田、さぞショックだろ。オマエの命、あと2年ちょっと。いてもたってもいられないんだ」と捨てゼリフを残してW★INGモンスター軍はリングを後に。

 バックステージでも論外は「大仁田! ターザン後藤を呼んでほしけりゃ土下座して頼めよ! 矢口選手にお願いしろ! FMWがある限り、W★INGモンスター軍は潰れないから」と高笑い。矢口は「大仁田の標的はW★INGモンスター軍だろ? それなのにターザン後藤の名を出しやがって、ふざけんなって! ジェラシ―なんだよ! FMWのなかでターザン後藤と一番コネクションあるのは、昔タッグを組んでいたこの俺なんだよ!」と明かし、論外は「なんならFMWでなかで使えるヤツだけ1人ずつ奪っていってもいいよ」とさらなる“引き抜き"まで予告した。

 一方の大仁田は「オイ、矢口! ケンカするなら堂々とやれ! 絶対にターザン後藤をこのリングに連れてこい!」とマイクで絶叫。40周年興行第2弾を「40周年と言いながら、今日がスタートかなって。あと2年2カ月、駆け抜けようかなって思ってます」と振り返ると、「俺は矢口の気持ちも分かります。誰もナンバー2で終わりたくはない。ナンバー1を取りたいんです。だったら、正々堂々と向かってこい! そのかわり次は約束通り、ターザン後藤を連れてこい」と改めて矢口に要求した。

 さらには「敵に回ろうと何しようと、ターザン後藤とリングで会いたい。リング上でしかレスラーは言葉を語れないんです。9月5日(超花火の大阪大会)、爆破王として正々堂々と上がります。今日来てくれた超満員のお客さんに感謝します」と続けた。

 また今大会から“FMW女子部"強化のため、ハヤブサの妹分・Rayの「試練の7番勝負」がスタート。第1戦はダンプ松本との一騎打ちとなったものの、序盤から竹刀でめった打ちにされた、セコンドのギャングスターも介入して追い打ちをかけたダンプが投げ捨てジャーマンからのボディープレスを投下。Rayもロープに足をかけたものの、レフェリーが気づかぬままに3カウントを叩き、無念の黒星発進となった。Rayは「完全にロープに足がかかってた。こんな試合、納得がいかない。必ずダンプにリベンジします」と雪辱を誓った。

 オープニングでは新たにFMWの母体となったダイヤモンドジャパンホールディング代表の山近義幸オーナーがあいさつ。また、ハヤブサも登場し「僕はこれからもリングに戻ることを前提に頑張ってまいります。応援よろしくお願いします」と強調したうえで「お楽しみはこれからだ!」と開会宣言している。

【記事・写真提供=超戦闘プロレスFMW】

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