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11/14【FMW】12・22後楽園で復活6人タッグ王座かけてFMW軍とW★ING軍モンスター軍が最終決着戦へ 新木場大会(写真あり)

 初進出となる12・22後楽園に向け、遺恨深まるFMW軍とW★ING軍モンスター軍が、11・14新木場でストリートファイト有刺鉄線ボード10人タッグデスマッチ「大仁田厚&田中将斗&保坂秀樹&リッキー・フジ&KIKUZAWA対雷神矢口&W★ING金村&橋本友彦&バッファロー&ギャングスター」で激突した。

 試合はリング内外で10人が入り乱れ、大乱激戦を展開。10分過ぎ、大仁田はバッファローをサンダーファイアーパワーボムで投げて、勝負を決めに出たがカウント2。KIKUZAWAを捕獲した矢口が、雷神(ジーザスボンバー)、サンダーストラックとたたみかけて、3カウントを奪取した。

 試合後、矢口が「大仁田! 12・22後楽園、楽しみにしてろ! オマエを絶対に潰してやる」と叫ぶと、金村は「後楽園でFMWとW★ING、すべての権利を懸けてやるぞ。覚悟しとけ!」と通告した。

 控室に戻っても、矢口の“口撃"は続いた。「FMW、今危うい状態だろ。こっちの方が勢いがある。今日はNOSAWA論外がいなかったけど、このメンバーで勝った。後楽園では前代未聞の株式を懸けてやる。本当の意味でカネの雨を降らしてやるよ。後楽園では俺らが必ず勝って、FMWの文字を消してやる」と意気盛んに語った。

 一方、大仁田はリング上で「FMWを旗揚げして25年になります。この間、FMWの旗を見たら、やっぱり好きなんだなぁと思った。俺はFMWを守りたいと思ってる。FMWは絶対に潰さん!」と高らかに宣言。試合後のサイン会を終え、控室に戻った大仁田は「最終決着ということで、W★INGと79%の株式を懸けてやります。新設する6人タッグのベルトを発注しました。後楽園でお披露目できると思います。その選手権、それがW★INGになるのか…。あとはアイツらが本気で獲りにくるかどうか。俺は逃げも隠れもしない。こっちは大仁田&田中&保坂でいくつもり。後日、調印式を開きます」と宣言した。

 新木場大会では、山近義幸オーナーが旧FMWの世界ストリートファイト6人タッグ王座(ボブワイヤー・ストリートファイト6人タッグ王座)の復活を発表。それを今回、リニューアルする形で、王座が新設される。名称はブラスナックルまたは、ストリートファイト・ハードコア6人タッグ王座になる見込み。同王座とFMWの79%の株式を懸け、12・22後楽園でFMW軍が、W★ING軍モンスター軍と激突する予定だ。

 また、大仁田は11・15両国国技館大会で引退する天龍源一郎についても言及。「あなたがいなければ、大仁田厚という存在はここにはなかったと思います。あなたが電流爆破のリングに立ってくれた。心から尊敬します。ありがとうございました。ご苦労様でした」と敬意を表した。

 “女ハヤブサ"Rayは「試練の7番勝負第5戦」で、Leon(JWP)とパートナー対決。試合は一進一退の攻防となったが、最後はRayがハヤブサから伝授されたファルコンアローでLeonを仕留めた。実に8度目の一騎打ちで、Leonから初勝利を挙げたRayは「8回目でやっと勝つことができて感無量です。今後末広がりという意味で、もう1度、ボラドーラスL×Rを復活させましょう」とアピール。Leonは「初めて負けて悔しい。“女ハヤブサ"としてのRayと初めて闘って、今までで一番熱いものを感じました。2人でタッグを組んで頂点を目指していこう」と返し、ボラドーラスL×Rの継続を誓い合った。

 また、Rayは12・22後楽園での「試練の7番勝負最終戦」で、かねて熱望していた浜田文子との対戦が決まった。文子と2度目のシングル戦となるRayは「デビュー当初から憧れていた存在。女子プロ界の中心のような選手なので、倒して私がトップに立ちたい。年末なので、勝って今年を締めくくりたい」と気合を入れていた。

 12・22後楽園にプエルトリコ軍のメンバーとして、FMWでも活躍したザ・ヘッドハンターズ(ヘッドハンターA&B)の参戦が決まった。ヘッドハンターズの来日は、07年のハッスル以来8年ぶり。2人は“復活"ブリーフ・ブラザーズの金村&BADBOY非道と対戦する。(※記事・写真提供:超戦闘プロレスFMW改めW★INGモンスター軍)

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