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12/25【WRESTLE-1】1・10後楽園でクルーザー王座戦 アンディ「自分を高めるために戦う」、大和「ベルト獲りで612名の署名に恩返し」誓う(写真あり)

 1・10後楽園大会でWRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップが決まったアンディ・ウー、大和ヒロシが25日、東京・北千住シアター1010稽古場で会見。4度目の防衛戦となるアンディは大和を挑戦者として認めていないものの、「自分を高めるために戦う」と宣言。612名分の署名を集めて挑戦を認めさせた大和は「ベルトを獲って皆様に恩返しをさせて頂きたい」と誓った。

 12・24後楽園大会でアンディは吉岡世起を退け、クルーザー王座3度目の防衛に成功。試合後、大和が612名分集まった署名を手に挑戦をアピールし、アンディも「その612人のためにやりましょう」と受けて立った。

 だが、「今の大和さんを見ているとさびしい気持ちはあります」と不満を漏らしたように、タイトルマッチが決まった今なお、アンディは大和を挑戦者として認めていない。それでも受諾したのは署名した612名のファンの気持ちを無視できないから。「相手が誰でも自分を高めるために戦いたい」と前向きに話したアンディは、「このベルトを通じて、さらにもっともっと自分を高めていくような試合をしていって、W-1を盛り上げていきます」と2016年へ向けて誓いを立てた。

 一方、執念を実らせて挑戦を決めた大和は燃えに燃えている。「新しい時代を作るのに、いくら口で言っても結果がついてこなければ誰もついてきてはくれないですし、何も残せない。まずはリングの頂点、クルーザーの頂点を獲って新しい時代を切り開いていきたい」と覚悟を示し、「全てはW-1という団体のため」と団体愛も口にした。

 それを実行していくためにも2016年初戦でクルーザー王座獲りを果たすしかない。署名に協力してくれた612人のファンに感謝した大和は「皆さんの思いを背負って戦ってチャンピオンからベルトを獲ることが最善の恩返しだと思います。ぜひベルトを獲って皆様に恩返しをさせて頂きたい」と誓っていた。

【会見におけるアンディ、大和】
▼アンディ「昨日、吉岡選手から勝利して3度目の防衛に成功し、試合後に大和さんから挑戦表明を受けて、署名が612名集まったということで、僕はその612名のために試合をします」

▼大和「まずはこのタイトルマッチに挑戦するに当たりまして、前回の後楽園ホール大会で私、署名活動を行うことを宣言させていただきました。改めて署名活動の結果、612名の署名を集めることができました。ご協力くださいました皆様ありがとうございました。皆様のおかげで昨日こうやってチャンピオンに署名を持って挑戦を表明したところ、受諾してもらうことができました。皆さんへのご恩をお返しする最良の方法は、思いを背負って戦ってチャンピオンからベルトを獲ることが最善の恩返しだと思います。ぜひベルトを獲って皆様に恩返しをさせて頂きたいと思います」

――以前の大和なら受けると発言していたが、署名だけ受ける理由?

▼アンディ「そうですね。今の大和さんを見ているとさびしい気持ちはあります。でも相手が誰でも自分を高めるために戦いたいと思います」

▼大和「非常に残念ですね。そうやって過去ばかりを振り返ってる男に新しい時代は作れないんじゃないかなと思います。過去の私が署名活動を行った場合、たった1ヵ月ぐらいの期間で612名の署名を集められたかというと難しかったと思うんですね。今までいろいろ積み重ねてきたものの結果が612名の署名につながったと思いますので。うわべでしか見れてない人間にはタイトルマッチで612名プラス私、613名分の気持ちを込めて、ぶつけて勝ちたいと思います」

――何がクルーザー王座挑戦に駆り立てている?

▼大和「さっき時代を切り開くということを言ったんですけど、チャンピオンというのは団体のクルーザーの中の頂点なんですけど、我々は頂点を目指しているわけじゃないですか。頂点を目指した後にどこを目指していくか。頂点を獲った人が新しい時代を作る。そういうものを目指していかないといけない。私、プロモーター活動とかリングを離れたら音楽活動をやったり、自分なりの新しい時代を作ろうとしていますが、リングで新しい時代を作るのに、いくら口で言っても結果がついてこなければ誰もついてきてはくれないですし、何も残せない。まずはリングの頂点、クルーザーの頂点を獲って新しい時代を切り開いていきたい。全てはW-1という団体のためになるんですかね。はい」

――8・11横浜大会も決まったが、2016年の抱負は?

▼アンディ「自分はこのベルトを通じて、さらにもっともっと自分を高めていくような試合をしていって、W-1を盛り上げていきます」

▼大和「来年の抱負と言ってしまうとなかなか実は難しいんですよ。僕は日々、本当に毎日挑戦を続けていると思いますので。そこは変わらず365日挑戦し続ける。その中に横浜文化体育館の大会があったりしますけど、全てに全力投球です」

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