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12/25【WRESTLE-1】火野とのW-1王座戦へ征矢が真っ向勝負希望、1年8ヶ月ぶり雪辱戦も「負けた記憶、一切ありません」(写真あり)

 1・10後楽園大会で火野裕士とのWRESTLE-1チャンピオンシップが決まった征矢学が25日、東京・北千住シアター1010稽古場で会見。1年8ヶ月ぶり2度目の対決となる征矢は前回敗れた結果を「負けた記憶、一切ありません」と認めず。火野相手に「体と体のぶつかり合いだけで勝負したい」と真っ向勝負を希望した。

 年内最終興行となった12・24後楽園大会。31歳の誕生日翌日となった征矢は河野真幸にリベンジを遂げ、W-1王座2度目の防衛を飾った。王者としての越年を決めた征矢に火野が挑戦を要求。1・10後楽園大会でのタイトルマッチが決まった。

 火野とはこれが2度目の一騎打ち。前回は昨年5月11日、K-DOJO千葉大会で実現し、18分20秒、世界一のジャーマンスープレックスホールドで敗れ去っている。1年8ヶ月ぶりの再戦にして雪辱戦となるが、征矢は当初「負けてるはずです」と認めながらも、「負けた記憶、一切ありません。私の今の状態だと、プロレスラーになってから一回も負けてないということ」と前言撤回。「僕の記憶っていうのは都合がよくてですね。負けた試合は一切覚えてないんですね。記憶から抹消されてまして、そういうデータが私の脳みそに残っておりません。私の頭には勝利というデータしか残っておりませんので」と言い張った。

 それはともかく火野の「驚異的なパワー」には警戒心を抱いている。リアルデスペラード勢のセコンド介入も懸念されるところだが、それも征矢にとっては想定内。同じパワーファイターとの戦いには自信があるだけに、「体と体のぶつかり合い、1対1でぶつかる。そういう試合で勝ちたい」と真っ向勝負による火野突破を描いた。

 火野とのV3戦へ向け、征矢は今月28日から年始にかけて故郷・長野で山ごもりを敢行することを決意。「昨日の後楽園ホールもお客さんが少なかった部分がありますから。どうしても後楽園ホールを満員にしたい」と2016年の目標を掲げた征矢は、W-1マットをさらに盛り上げていくためにも頂点の座を火野に明け渡すつもりなどさらさらない。

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